2007/7/24
ニルスの不思議な旅
ときどき人から「どんな音楽が一番お好きなんですか?」と
尋ねられることがある
簡単な答えをすぐに出しても 理解してはくれないだろうし
一晩かけて説明するというのも 野暮というものだろう
だいいち 人と人とが そんなに簡単に了解し合えるものだとは
僕は思っていない
同じような服装のセンス 同じような音楽の趣味
あるいは同じような価値観
そんな親しげな空間に身を預けた途端に
息苦しくなってしまう瞬間が僕にはある
そんな時は 無性にひとりぽっちになりたくなる
ニルス ロフグレンの歌やギターを聞きたくなるのは
きまって そんな時だ
溌剌としているけれど 威張ってはいない
早弾きもするけれど 曲芸に終わらない
飄々としながらも照れ屋みたいな部分がすごく感じられて
きっと いい人なんだろうなと
しみじみ思わせる
キャロル キングがジェリー ゴフィンと作った
「ゴーイング バック ホーム」をニルスが歌うと
切迫感が増す
けっして力量のある声の持ち主ではないのだが
本当に家に帰りたいと思っているように
ニルスは歌うのだ
尋ねられることがある
簡単な答えをすぐに出しても 理解してはくれないだろうし
一晩かけて説明するというのも 野暮というものだろう
だいいち 人と人とが そんなに簡単に了解し合えるものだとは
僕は思っていない
同じような服装のセンス 同じような音楽の趣味
あるいは同じような価値観
そんな親しげな空間に身を預けた途端に
息苦しくなってしまう瞬間が僕にはある
そんな時は 無性にひとりぽっちになりたくなる
ニルス ロフグレンの歌やギターを聞きたくなるのは
きまって そんな時だ
溌剌としているけれど 威張ってはいない
早弾きもするけれど 曲芸に終わらない
飄々としながらも照れ屋みたいな部分がすごく感じられて
きっと いい人なんだろうなと
しみじみ思わせる
キャロル キングがジェリー ゴフィンと作った
「ゴーイング バック ホーム」をニルスが歌うと
切迫感が増す
けっして力量のある声の持ち主ではないのだが
本当に家に帰りたいと思っているように
ニルスは歌うのだ
2007/7/24
価値あるもののために#2 Rock N Roll
小尾が最も信頼を寄せる音楽家、佐野元春のHPにて
小尾の著作が紹介されています
way to go→ http://www.moto.co.jp
なお 同ページでは 佐野本『ロックンロールとセンチメンタリズムの間に』
について 小尾が「佐野元春〜ラジカルな知性」というテキストを
佐野の新作アルバム『COYOTE』に関して 「曇り空の彼方に描かれた一筋の光」
という評論文を寄せています
よろしければ読んでみてください
小尾の著作が紹介されています
way to go→ http://www.moto.co.jp
なお 同ページでは 佐野本『ロックンロールとセンチメンタリズムの間に』
について 小尾が「佐野元春〜ラジカルな知性」というテキストを
佐野の新作アルバム『COYOTE』に関して 「曇り空の彼方に描かれた一筋の光」
という評論文を寄せています
よろしければ読んでみてください