東京ローカル・ホンクの木下弦二さんから初めて電話をもらったのは もう二年ほどまえの夏だったろうか その時にどういう会話をしたのかは忘れてしまったが 僕たちのバンドを知って欲しい 聞いてみて欲しいという彼の気持ちだけはまっすぐに伝わってきた これも何かの縁(えにし)かと思いその後の僕は彼らのライヴに幾度となく足を運び またこれからも もっとライヴに行ってみようという思いは募るばかりだ 東京ローカル・ホンクの良さをどう表現すればいいのかはよく解らないのだが 今日もまた僕と同じように東京の空を眺め 同じような街並を歩き 戸惑いながらも呼吸をしていることは間違いなかった そんな風に自分の側にいるという親しみを持てるバンドに出会ったことに奇跡にも近いような感慨を抱いた まるで広告代理店が書いたような気取った歌詞や 見せかけのポーズや虚勢 あるいは英雄的な態度に終始しがちな日本の音楽シーンのなかで 彼らはいつもの商店街を行き交う人々を観察し 各駅停車の窓から流れる雲を追いかけたりしていた 彼らの織りなすサウンドスケープもまた大向こうを張るのではなく 微妙な感情や陰影そして日向の匂いをデリケートに運び込んできた ときには伊豆半島まで遠出したり草の燃える匂いを嗅ぎながら 結論を急がない心のありようみたいなものは形になりにくい でも僕は東京ローカル・ホンクの答えとか結論を求めない音楽のあり方に惹かれ続けている そうまるで池に投げられた小石のように (小尾隆 2009年6月23日:記)

2008/4/5

本日の収穫  

昨日、一昨日とカナダ人のディーラーに200枚抜かれたという
高円寺の店にて それでも以下の盤をゲット

◎Georgie Fame / A Portrait Of Chet (Four Leaf FLC5108)

89年のスウェーデン原盤によるチェット ベイカー集
                         謝辞欄にはきちんとジョー ヘンドリクス キング プレジャー
エディ ジェファソンなどの名前が記されている
律儀な人である
フェイムの技巧に走らないヴォーカルが素晴らしい
先日の来日公演でも歌った「バッド ノット フォー ミー」
も収録

◎Sunnyland Slim/ Slims Got His Thing Goin On (World Pacific 21890)

60年代後半のスリム  ジョージ スミスがハープ
ブルースブレイカーズを脱退したばかりのミック テイラーが
強力なギターを弾いている!

◎Mckinley Mitchell/The Town I Live In  (one-derful! ) *7s

オーティス クレイでお馴染みのワンダフル発
チカーノ ロック好きにはシーミッドナイターズ〜
ロス ロボスでもお馴染みのバラードです

 



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ