東京ローカル・ホンクの木下弦二さんから初めて電話をもらったのは もう二年ほどまえの夏だったろうか その時にどういう会話をしたのかは忘れてしまったが 僕たちのバンドを知って欲しい 聞いてみて欲しいという彼の気持ちだけはまっすぐに伝わってきた これも何かの縁(えにし)かと思いその後の僕は彼らのライヴに幾度となく足を運び またこれからも もっとライヴに行ってみようという思いは募るばかりだ 東京ローカル・ホンクの良さをどう表現すればいいのかはよく解らないのだが 今日もまた僕と同じように東京の空を眺め 同じような街並を歩き 戸惑いながらも呼吸をしていることは間違いなかった そんな風に自分の側にいるという親しみを持てるバンドに出会ったことに奇跡にも近いような感慨を抱いた まるで広告代理店が書いたような気取った歌詞や 見せかけのポーズや虚勢 あるいは英雄的な態度に終始しがちな日本の音楽シーンのなかで 彼らはいつもの商店街を行き交う人々を観察し 各駅停車の窓から流れる雲を追いかけたりしていた 彼らの織りなすサウンドスケープもまた大向こうを張るのではなく 微妙な感情や陰影そして日向の匂いをデリケートに運び込んできた ときには伊豆半島まで遠出したり草の燃える匂いを嗅ぎながら 結論を急がない心のありようみたいなものは形になりにくい でも僕は東京ローカル・ホンクの答えとか結論を求めない音楽のあり方に惹かれ続けている そうまるで池に投げられた小石のように (小尾隆 2009年6月23日:記)

2008/8/18

環境保護団体、なれの果て  

南極海で日本の調査捕鯨船に 米国の環境団体シーシェパード(SS)が
過激な妨害行動を繰り返した問題で 警視庁公安部は18日 SSのメンバー
の米国人と英国人の男計3人を 威力業務妨害の疑いで逮捕状を請求した
一連の妨害のうち 昨年2月に日本鯨類研究所の海幸丸が発煙筒などを投げ
つけられるなどした事件が対象 公安部は「組織的で危険性が高く悪質だ」
と判断し 立件に踏み切った

SSは海幸丸の甲版などに発煙筒18発を投げ込み 係留用のロープを流して
スクリューに絡ませ 同船の業務を妨害した疑いがある また酪酸とみられる
液体入りの瓶を投げ込むなどしたことに関しても 映像の解析などで調査を
進めている

町村官房長官は18日の記者会見で「犯罪の事実ありと判断して逮捕状を請求
するのは当たり前 いかなる主張があるにしても 物理的な妨害で関係する人
たちが怪我をしたり生命の危機に脅かされたりする事態は許されるべきではない」
と語った

なお街頭インタビューで練馬区在住の小尾隆さん(49)は以下のようにコメント
し  怒りをマイクにぶつけた                                               「欧米人のヒステリックな反捕鯨運動には本当にうんざりしています
今回の暴力的な事件にしても 彼らの行動原理や ”よすが ” というものが破綻
していることを計らずとも示すものではないでしょうか 鯨が果たす海洋学的 
生命体的な位置付けや 漁業的な立場を無視してクジラが可哀想という主張だけで
は到底納得出来ません」

また小尾さんは 音楽の素晴らしさとその人の社会的な発言とは必ずしもイコール
ではないとしながらも こう続けた「西洋の音楽家たちがクジラを救おうとするメ
ッセージは70年代からありましたし なんとなくそれに同調する風潮も僕らには
ありました しかし自分なりに勉強していくと矛盾に気が付いたんです 結局
西欧人というのは免罪府というか隠れ蓑を欲しているんじゃないかって ありていに
言えば 他の魚や植物や肉食動物の問題はどうする? っていうことです」

単に捕鯨賛成の立場からの発言というだけでなく
文明史的な見地から考えても 小尾さんのコメントは重い










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