2009/4/2
不定形なジャズビートと弦楽器による奔放な自由詩
昨日は中野のレコミンツで
ヴァン モリソンの新作『アストラル ウィークス
ライヴ』を購入しました
ご存知のように実質的なソロ デビュー作である
68年の『アストラル ウィークス』をおよそ40年
ぶりにライヴの場で再現したもので
オリジナルのシークエンスをやや変更しつつ
また幾つかの補足曲を加えながら
ステージは進行していきます
”不定形なジャズビートと弦楽器に彩られた自由詩”
『アストラル』の音楽をひと言で言い表すとしたら
こんな表現はどうでしょうか
ヴァイオリン、ヴィオラ、セロといった楽器が
アップライト ベースとともに たおやかな流れを
作っていく様を 今回はライヴという場だけに
より鮮やかに実感することが出来ました
まさに『星のような週間』の訪れです
むろんオリジナルでは若く高かったヴァンの声が
ここでは年齢相応の落ち着いたものへと変化して
いますが そうした歳月こそは<再訪>に相応しい
響きをもたらせています
さあ、あのサイプラス アヴェニューに帰るんだ!
静寂との共鳴 再生への願い そして自己探求
これらはヴァンの音楽に欠かせない主題ですが
こうした要素がほぼ『アストラル』の時点で
現れていたことも いま演奏し直す動機としても
十分でしょう
ひと通り『アストラル』全曲が終わると
歓喜の波に包まれつつ
あの雄大な「リッスン トウ ザ ライオン」
そして「コモン ワン」が始まります
その流れはまるで大河のようです
主人公はどんどん川を下っていきます
ヴァン モリソンという人物がひとつの音楽ならば
彼の人生が一曲の長い交響曲のようなものかも
しれないですね そんな意味では
時を経て 場所を変えながら選ばれていく曲は
その時々の変奏曲のようなものではないでしょうか
ふと そんなことを思いました
ヴァン モリソンの新作『アストラル ウィークス
ライヴ』を購入しました
ご存知のように実質的なソロ デビュー作である
68年の『アストラル ウィークス』をおよそ40年
ぶりにライヴの場で再現したもので
オリジナルのシークエンスをやや変更しつつ
また幾つかの補足曲を加えながら
ステージは進行していきます
”不定形なジャズビートと弦楽器に彩られた自由詩”
『アストラル』の音楽をひと言で言い表すとしたら
こんな表現はどうでしょうか
ヴァイオリン、ヴィオラ、セロといった楽器が
アップライト ベースとともに たおやかな流れを
作っていく様を 今回はライヴという場だけに
より鮮やかに実感することが出来ました
まさに『星のような週間』の訪れです
むろんオリジナルでは若く高かったヴァンの声が
ここでは年齢相応の落ち着いたものへと変化して
いますが そうした歳月こそは<再訪>に相応しい
響きをもたらせています
さあ、あのサイプラス アヴェニューに帰るんだ!
静寂との共鳴 再生への願い そして自己探求
これらはヴァンの音楽に欠かせない主題ですが
こうした要素がほぼ『アストラル』の時点で
現れていたことも いま演奏し直す動機としても
十分でしょう
ひと通り『アストラル』全曲が終わると
歓喜の波に包まれつつ
あの雄大な「リッスン トウ ザ ライオン」
そして「コモン ワン」が始まります
その流れはまるで大河のようです
主人公はどんどん川を下っていきます
ヴァン モリソンという人物がひとつの音楽ならば
彼の人生が一曲の長い交響曲のようなものかも
しれないですね そんな意味では
時を経て 場所を変えながら選ばれていく曲は
その時々の変奏曲のようなものではないでしょうか
ふと そんなことを思いました