2009/4/7
lose again
本日 ディスクユニオンの川田さんから
メールを頂きました
いささか衝撃的なニュースであると思い
ますが ディスクユニオン新宿本館の5F
にあるルーツ&トラディショナル館が5月
下旬をめどに閉店されるとのことです
川田さんをはじめとするスタッフの皆さん
による見識ある品揃え ときには音楽家本人
とコンタクトを取りつつCDを取り寄せる
地味で熱心な努力など 多くの支持者を得てきた
この店舗 私自身もお茶の水時代から大変
お世話になってきて つい先日もヘンリー
マックロウとヨーマ コウコネンそれぞれ
の新作をここで購入したばかり ジェシ
ウィンチェスターの新作も楽しみでした
CDの店舗(対面)販売が厳しい環境に置か
れている現実があるとはいえ 少数派の要望にも
応えてくれた愛すべきレコード屋さんが
またひとつ消えていくかと思うと 何とも
言えない感慨に襲われてしまいます
月並みではありますが 川田さんやユニオンさん
の今後の展開に 望みを託したい気持ちです
長い間お疲れ様でした
ありがとうございました
小尾
メールを頂きました
いささか衝撃的なニュースであると思い
ますが ディスクユニオン新宿本館の5F
にあるルーツ&トラディショナル館が5月
下旬をめどに閉店されるとのことです
川田さんをはじめとするスタッフの皆さん
による見識ある品揃え ときには音楽家本人
とコンタクトを取りつつCDを取り寄せる
地味で熱心な努力など 多くの支持者を得てきた
この店舗 私自身もお茶の水時代から大変
お世話になってきて つい先日もヘンリー
マックロウとヨーマ コウコネンそれぞれ
の新作をここで購入したばかり ジェシ
ウィンチェスターの新作も楽しみでした
CDの店舗(対面)販売が厳しい環境に置か
れている現実があるとはいえ 少数派の要望にも
応えてくれた愛すべきレコード屋さんが
またひとつ消えていくかと思うと 何とも
言えない感慨に襲われてしまいます
月並みではありますが 川田さんやユニオンさん
の今後の展開に 望みを託したい気持ちです
長い間お疲れ様でした
ありがとうございました
小尾
2009/4/7
doctor, my eyes
パキスタンの宗教音楽家、ヌスラットのことは
ピーター ゲイブリエルとの交流などでロック
ファンにも広く知られたと思うが 彼の音楽が
ジェイムズ ブラウンのそれに似ているという
指摘に 思わず納得してしまった
フェラ クティにしてもそうだが JBにしても
ヌスラットにしても 曲という時間軸よりは
集団音楽としてグルーヴを持続させていくこと
を主眼としている訳で マッシヴアタックが
ヌスラットをサンプリングしたという話にも
合点が行く 私は晩年のヌスラットのライヴ
盤『スワンソング』しか持っていないが この
97年作でさえ トランス感はもの凄い!
全盛期のレコーディングも今度 聞いてみよう
正確な名前は ヌスラット フェテ アリ
カーン
* * *
女性ジャズ歌手に惹かれたことは殆どないが
カサンドラ ウイルソンはブルースの素養がある
興味深いシンガーだ 幾らか知的に処理された
サウンド プロダクションが気になるのは 私が
黒人音楽愛好家だからだろうか そんなことを思い
ながら 02年作『ベリー オブ ザ サン』を
聞いた
* * *
キューバ音楽の日溜まりのような匂いが好きで
ときどき聞くのが イブライム フェレールの
ワールド サーキット盤 ちなみに制作はライ クー
ダーで すぐ彼と解るギターも聞こえてくる
ライのキューバ音楽へのアプローチに文句を言う
人もいるようだが まずは彼がキューバへと向かった
柔らかな心の流れを考えてみるべきではないだろうか?
* * *
ロック音楽への教条的な言説にうんざりさせられるのは
今日に始まったことではないが 自分や時代を検証する
こともなく 空疎な言葉ばかりを振りかざしている人に
は さすがに 気分が悪くなってしまう 「こいつ、
言っていることと やっていることが全然違うじゃん!」
と 書店である本を見て 思わず苦笑されられた
ピーター ゲイブリエルとの交流などでロック
ファンにも広く知られたと思うが 彼の音楽が
ジェイムズ ブラウンのそれに似ているという
指摘に 思わず納得してしまった
フェラ クティにしてもそうだが JBにしても
ヌスラットにしても 曲という時間軸よりは
集団音楽としてグルーヴを持続させていくこと
を主眼としている訳で マッシヴアタックが
ヌスラットをサンプリングしたという話にも
合点が行く 私は晩年のヌスラットのライヴ
盤『スワンソング』しか持っていないが この
97年作でさえ トランス感はもの凄い!
全盛期のレコーディングも今度 聞いてみよう
正確な名前は ヌスラット フェテ アリ
カーン
* * *
女性ジャズ歌手に惹かれたことは殆どないが
カサンドラ ウイルソンはブルースの素養がある
興味深いシンガーだ 幾らか知的に処理された
サウンド プロダクションが気になるのは 私が
黒人音楽愛好家だからだろうか そんなことを思い
ながら 02年作『ベリー オブ ザ サン』を
聞いた
* * *
キューバ音楽の日溜まりのような匂いが好きで
ときどき聞くのが イブライム フェレールの
ワールド サーキット盤 ちなみに制作はライ クー
ダーで すぐ彼と解るギターも聞こえてくる
ライのキューバ音楽へのアプローチに文句を言う
人もいるようだが まずは彼がキューバへと向かった
柔らかな心の流れを考えてみるべきではないだろうか?
* * *
ロック音楽への教条的な言説にうんざりさせられるのは
今日に始まったことではないが 自分や時代を検証する
こともなく 空疎な言葉ばかりを振りかざしている人に
は さすがに 気分が悪くなってしまう 「こいつ、
言っていることと やっていることが全然違うじゃん!」
と 書店である本を見て 思わず苦笑されられた