2009/10/4
Traffic/On The Road〜デヴィッド フッド来日記念!
ドニー フリッツ&ザ ディーコイズの興奮さめやまぬ
なか 折りにふれて聞いてるのがトラフィック73年の
ライヴアルバム『オン ザ ロード』のリマスターCD
ウィンウッドにとってマスル ショールズとの出会いは
前二作(『ロウ スパーク』と『シュート アウト』)
に溯るけれども マスルのバリー(kbd) フッド(b)
ホウキンス(ds)のリズム セクションを率いて実際のヨ
ーロッパ ツアーに出向き そのなかの西ドイツ公演を
収録したのが『オン ザ ロード』だ
思えばビートルズのビリー プレストンとの出会い
ストーンズのライ クーダーとのセッション
ジョー コッカーのレオン ラッセルとのツアーなど
60年代末から70年代にかけては英米の音楽家による
異種交配がもっとも積極的に行われた時代かもしれない
それだけの野心というか音楽的な裾野の広がりを自らの
手で手繰り寄せようとする熱意が迸っている作品は数知
れない
『オン ザ ロード』も まさにそんなスリリングな
”ミクスチュア ロック”の悠然とした記録だろう
トラフィックの長尺でインプロヴァイズしていく自由度
の高い世界を マスルの懐の深いリズム隊が包み込むよ
うにサポートしていく様が とにかく素晴らしい
とくにこの時期のトラフィックは ナイジェリア出身の
パーカッション奏者であるリーボップ クワバがメン
バーに加わっていただけに よりリズムに対して関心を
払っていたことは確信出来る
恐らく細かい約束ごとはなかったのだろう コンパクト
な決めで曲を構成していくのとはまるで逆の 自由気ま
ままにフロウしていくその音楽は マスルの柔軟なビー
トを背にして じわりじわりと 波のように押し寄せて
くる
圧巻はやはり「グラッド」〜「フリーダム ライダー」
の流れや「ロウ スパーク」だろうか
あと一枚のスタジオ アルバムを最後に解散してしまう
トラフィックだったが それからウィンウッドは感動的
な名作『スティーヴ ウィンウッド』(77年)へと
突き進んでいった
そして僕のなかで その流れはウィンウッドの大傑作
『ナイン ライヴス』(08年)へと しっかりと繋が
っていく
なか 折りにふれて聞いてるのがトラフィック73年の
ライヴアルバム『オン ザ ロード』のリマスターCD
ウィンウッドにとってマスル ショールズとの出会いは
前二作(『ロウ スパーク』と『シュート アウト』)
に溯るけれども マスルのバリー(kbd) フッド(b)
ホウキンス(ds)のリズム セクションを率いて実際のヨ
ーロッパ ツアーに出向き そのなかの西ドイツ公演を
収録したのが『オン ザ ロード』だ
思えばビートルズのビリー プレストンとの出会い
ストーンズのライ クーダーとのセッション
ジョー コッカーのレオン ラッセルとのツアーなど
60年代末から70年代にかけては英米の音楽家による
異種交配がもっとも積極的に行われた時代かもしれない
それだけの野心というか音楽的な裾野の広がりを自らの
手で手繰り寄せようとする熱意が迸っている作品は数知
れない
『オン ザ ロード』も まさにそんなスリリングな
”ミクスチュア ロック”の悠然とした記録だろう
トラフィックの長尺でインプロヴァイズしていく自由度
の高い世界を マスルの懐の深いリズム隊が包み込むよ
うにサポートしていく様が とにかく素晴らしい
とくにこの時期のトラフィックは ナイジェリア出身の
パーカッション奏者であるリーボップ クワバがメン
バーに加わっていただけに よりリズムに対して関心を
払っていたことは確信出来る
恐らく細かい約束ごとはなかったのだろう コンパクト
な決めで曲を構成していくのとはまるで逆の 自由気ま
ままにフロウしていくその音楽は マスルの柔軟なビー
トを背にして じわりじわりと 波のように押し寄せて
くる
圧巻はやはり「グラッド」〜「フリーダム ライダー」
の流れや「ロウ スパーク」だろうか
あと一枚のスタジオ アルバムを最後に解散してしまう
トラフィックだったが それからウィンウッドは感動的
な名作『スティーヴ ウィンウッド』(77年)へと
突き進んでいった
そして僕のなかで その流れはウィンウッドの大傑作
『ナイン ライヴス』(08年)へと しっかりと繋が
っていく