東京ローカル・ホンクの木下弦二さんから初めて電話をもらったのは もう二年ほどまえの夏だったろうか その時にどういう会話をしたのかは忘れてしまったが 僕たちのバンドを知って欲しい 聞いてみて欲しいという彼の気持ちだけはまっすぐに伝わってきた これも何かの縁(えにし)かと思いその後の僕は彼らのライヴに幾度となく足を運び またこれからも もっとライヴに行ってみようという思いは募るばかりだ 東京ローカル・ホンクの良さをどう表現すればいいのかはよく解らないのだが 今日もまた僕と同じように東京の空を眺め 同じような街並を歩き 戸惑いながらも呼吸をしていることは間違いなかった そんな風に自分の側にいるという親しみを持てるバンドに出会ったことに奇跡にも近いような感慨を抱いた まるで広告代理店が書いたような気取った歌詞や 見せかけのポーズや虚勢 あるいは英雄的な態度に終始しがちな日本の音楽シーンのなかで 彼らはいつもの商店街を行き交う人々を観察し 各駅停車の窓から流れる雲を追いかけたりしていた 彼らの織りなすサウンドスケープもまた大向こうを張るのではなく 微妙な感情や陰影そして日向の匂いをデリケートに運び込んできた ときには伊豆半島まで遠出したり草の燃える匂いを嗅ぎながら 結論を急がない心のありようみたいなものは形になりにくい でも僕は東京ローカル・ホンクの答えとか結論を求めない音楽のあり方に惹かれ続けている そうまるで池に投げられた小石のように (小尾隆 2009年6月23日:記)

2009/12/21

また明日  

トップにも貼っていますが 明日は中目黒の
バードソング カフェで
http://blog.livedoor.jp/birdsongcafe/
http://30min.jp/place/270117/map/
年内最後のDJです
題して コテコテ音楽のすべて(笑)
真冬に汗が飛び散るような夜にしたいと思います

DJ陣は文屋 章さん 新井嵩嗣さん 
http://boon-log.cocolog-nifty.com/blog/
ブラックミュージックがお好きな方ならおなじみの
文筆家 翻訳家の方です
ぼくはお二人の胸を借りるつもりで臨みます(笑)

文屋さんとは80年代からの付き合い
あの懐かしい渋谷のメルリ堂で 互いに
レコードをいっぱい買っていました
(あれが基礎体力だったなあ〜しみじみ)
新井さんはメンフィスでの暮らしも長かった方で
数年前ブンちゃんに紹介していただきました

もしお時間があれば ぜひ遊びにきてください
まじ 楽しいっすよ^0^





2009/12/20

12月19日、20日〜66号線を下って  

川上弘美の短編連作集『どこから行っても遠い町』
http://book.asahi.com/review/TKY200902100134.html
が あまりにも素晴らしい
小さな町の商店街を行き交う老若男女が
ふとしたきっかけで交差したり しなかったり
そんな人どおしのさざ波がそれぞれの物語を補完
し合っている
だから 遅ればせながら『センセイの鞄』も読み
始めてしまった

19日のサドルズ@狭山ふぃがろは
ロック音楽や8ビートの永遠を激しく訴えかける
ような すがすがしい演奏っぷりだった
まさにフォー ピース バンドならではバウンス!
リハ代わりに演奏した「ルート66」も さりげなく
ロック音楽に対する彼らの思いを伝えていたと思
う http://saddlestheband.net/ 

ちなみにソングライティング担当の山本累さんは
いわゆるREM以降 本格的に音楽を志したらしい
ぼくが高校2年の時に彼は産声を上げている
そんな彼らがまるでクレイジー ホースのような
ぶきっちょで熱を孕んだ音楽をやっているんだもの
ぼくが共感しないわけないでしょ(笑)

多分 今年最後の原稿となる『アメリカン ビュー
ティ プロジェクト:ライヴ2007』
http://diskunion.net/rock/ct/detail/07C1455
(デッド ファンはぜひ買ってね^0^)
のライナーノーツをラフ取りしてから
20日は@吉祥寺ベッシーカフェで
中村まりと武蔵野ミニーのジョイント ライヴを
楽しむ

ライヴでは初共演らしいこの二人だが
根っ子に生やしている音楽は案外共通しているのかも
それは土埃舞うような片田舎の 温もりのある音楽だ
ミニーさんによって歌われた「ウーマン ビー ワイ
ズ」には ボニー レイットはむろん
原作者のシッピー ウォレスさえ微笑みかけただろう
中村まり自作のブルーズに武蔵野ミニーがリゾネイター
で当意即妙していく場面も ぼくに音楽を聞いていて
(ときに書いてきて)良かったなあ と思わせてくれた

こんな小さなハコで こんないい演奏を聞けるなんて
本当に幸せだね なんて昨夜お会いしたばかりの
「ふぃがろ」の店主、多加谷先輩と少し話をしたり
帰り道で 中村まりの「Night owls」(今日はフィン
ガーピッキングに終盤珍しくストロークも!)を反芻
したり

そういえばサドルズが演奏した「ルート66」を
武蔵野ミニーも 今夜歌っていたなあ
ナット キング コールからストーンズまで
そしてサドルズから武蔵野ミニーまで

それはぼくに温かい気持ちを運び込んでいく














2009/12/14

12月14日  

自分探しの迷宮に入ってしまうことと
世界の成り立ちにそっと耳を傾けることとは
やはり全然違うことだと思う

http://diamond.jp/series/amadeus/10097/

http://www.youtube.com/watch?v=zCUwrZAglIY&NR=1

http://www.magazuro.com/img_maga/okano/okano01.pdf




2009/12/14

12月13日〜響き合うもの  

性格が好みを決めるのか それとも
好きなものが自分の性格へと投影されるのか
恐らくそのどちらでもあるのだろうが
音楽にせよ小説にせよ はたまた対人関係にせよ
馬が合う合わない 相性が良い悪いというのは
確実に存在する

どれだけ言葉を尽くしても平行線をたどる関係
もあれば
逆に多くを語らなくても理解し合えるような
”同じ匂いがする”人もいる
同じ人間なのに こればかりは神の采配なのか
もしれない

毎日新聞に掲載された”2009年「この3册」”を
読んでいたら 作家の高樹のぶ子さんが
小川洋子『猫を抱いて象と泳ぐ』(文藝春秋)
を選ばれていて 思わず嬉しくなってしまった

高樹さんはこう記している
「小川さんは小さきものを愛でることで大きな
小説にする」
まったく偶然にもぼくがホンクの音楽に感じて
いることと共通する認識だったので驚いてしまった

共通するもの 響き合うもの
そんな些細な喜びの発見は
案外大きなものだったりして


http://www.yomiuri.co.jp/book/column/pickup/20060530bk02.htm

http://www.webdoku.jp/rensai/sakka/michi29.html

http://ogawayouko.blog.shinobi.jp/

http://trendy.nikkeibp.co.jp/lc/jidai/060824_ogawa1/






2009/12/13

12月12日〜静かなロック バンドがもたらす大きなもの  

           
帰り道の足取りさえ軽やかになり 心が晴れてい
くような演奏だった
東京ローカル ホンク年内最後のワンマン ライヴ
は そんな余韻を最後まで残していくような特別
な夜となった 会場の渋谷BYGを歓喜の表情が
包み 満たす 

うずまき時代からの熱心なファンの方々に比べれ
ば ぼくのホンク歴などまだまだ浅いものだが
それでも思わず目頭が熱くなる瞬間が何度も何度
も訪れた 封印されていた? 「おいのりのうた」
が選曲されていたことも含めて 生と死のことが
心をよぎる(初期から彼らに声をかけていた清志郎
を慈しむ言葉もあった)

「つまらないことでも大きな声で歌いたいんです」
そんなMCを弦二さんは衒いながら言っていたけれ
ど そうした視界と彼らの音楽との間に齟齬や嘘は
少しもありはしない 音楽を聞いていてハッとさせ
られるのは 体の芯から何かが込み上がってくるの
は いつも決まってそんな時だ

普段は終盤に用意され ジャム的な広がりを感
じさせる「社会のワレメちゃん」と「カミナリ」
を第一部と二部それぞれの冒頭に持っていく冒険
そこから歌ものへとじっくり入っていく緩急自在
ホンクの四人は 時間軸さえ揺らしながら
起承転結やお約束ではない(ぼくの言葉で言えば
結論を求めない)音楽のあり方を
今日もそっと差し出していく

その手の先にあるものは 薄曇りの朝であったり
夕方になっても止まない雨の音だったりする
それも いいかな
それも いいかな

クニオさんのワンドロップの後の静寂に
音の魂のようなものが宿る
その後に続くシンバルはまるで さざ波のようだ
それはぼくに 静かなロック バンドがもたらす
大きなもののことを考えさせる

自分の沿線がある道を歩く
いつもの商店街をトボトボ帰る
そんな時でさえ彼らの「サンダル鳴らしの名人」
が聞こえてくる

ぼくも靴を宙に放り投げてみようかな

当日のセットリストは以下の通り
http://d.hatena.ne.jp/QRR/20091212

「東京ローカルにはいち地方人としての、
生活の街である東京という意味がこめられて
います。そして”東京ローカル・ホンク”には
自分たちの周りの人々のささやき、鳥や虫の
声、車の騒音などを含めた喧騒すべてを包み
込んで、郷土料理のような音楽に変えていこ
う、それも子供のような真剣さで--。そんな
私たちの意志がこめられているのです。」
(2001年 木下弦二)
*彼らのHPより引用させていただきました


2009/12/11

12月10日  

サーディンヘッドと東京ローカル ホンクの対バン
というか実質的には共演を@横浜サムズアップで見た
http://sardinehead.mond.jp/
http://www.honk.jp/
サーディンの噂はいろいろ聞いていたが ぼくは今夜
が初体験でした  ギター二本のフリーキーな音洪水
は実に好み 譜割りが細かいところはデッドというよ
りは やはりザッパor『ブロウ バイ ブロウ』時期
のジェフ ベックといったところだろうか

「弱気なアマノさん」や「四月病」といった曲で見せる
デリケートなホンクの表情もむろん良かったけれど
二つのバンドの化学反応が起きたのは両者がステージ
に並んだ終盤だ ホンクの「社会のワレメちゃん」
「おにぎりソング」「カミナリ」にサーディンが絡ん
で ギターだけで何と4本という贅沢なジャムが延々
と続く ホンクの単独でも「社会」と「カミナリ」は
インプロの嵐のような定番だからサーディンとの相性
は抜群だったし ホンクらしいのんびりした風情が漂
う「おにぎりソング」では ここぞとばかりサーディン
がお茶目なフレーズを繰り出し笑みを誘う

過去の対バンで気心が知れたせいもあるのだろう
サーディンもホンクも本当に楽しそうにアイコンタクト
をしながら放射線のように広がる音を長く繰り広げて
くれた すごい幸せなサウンドスケープ! きらきらと
輝く音の粒子!  そして生ホンクならではの
地声による4声コーラスの温かさ!

ふと気が付けば およそ3時間の長丁場
終電も心配だったのでメンバーや同業の川村恭子さんへ
簡単に挨拶して会場を後にしました
当日のホンクのセット リストは以下の通りです
http://d.hatena.ne.jp/QRR/20091210

さて12日は渋谷のBYGで ホンク年内最後のワンマン!
これまた楽しみです




2009/12/10

so far, so close  

ぼくより恐らく二周りくらい若い世代の方のlogです
http://blog.livedoor.jp/sixdaysontheroad/archives/51357884.html
フリッツの話からTFCまで出てくるのが新鮮でした
壁紙がbig starのセカンドというのも心憎い
彼らの世代にとってのbig star像も興味深いです
http://blog.livedoor.jp/sixdaysontheroad/archives/51347628.html
ありがとうございます!

あと22日のDJですが 同じ顔ぶれによる前回には
こんなコメントも頂きました
http://mblog.excite.co.jp/user/kaicopolka/entry/detail/?id=11784853
こちらも ありがとうございます!

中村まりのファンの方のlogにも私の名前が(笑)
http://yasnsk.blog56.fc2.com/blog-entry-228.html
次回はぜひ 気楽に声をかけてくださいね^0^

2009/12/9

12月9日  文学

奥田『イン ザ プール』を購読中
http://yaplog.jp/you_1102/archive/17
精神科医の伊良部のもとを訪れる様々な人々を
描いた短編集の第一作(02年)であり
この”伊良部シリーズ”は『空中ブランコ』(04年)
『町長選挙』(06年)と続いている

スポーツ依存症 携帯依存症 妄想癖など現代な
らではの病を抱えた人物たちと
世間体を一切気にしない(というか子供がそのまま
大人になったような)伊良部との対比が何とも痛快
で こっちも腹を抱えるほど笑い転げながらページ
をめくっていける(通勤電車での購読にご注意!)
やはり奥田作品は ザッパだなあ(笑)

「この男(伊良部)は人に好かれようとか嫌われた
いとか思っていない 子供と一緒で他人のペースに
合わせるということをしない だから一人でも平気
なのだ 伊良部の無邪気さが羨ましかった それは
もしかすると 今の世の中では最も強い武器のよう
に思えた」(「フレンズ」より)


2009/12/8

12月8日  文学

奥田の短編集『ガール』を読了
http://yaplog.jp/you_1102/archive/315
「女同士の友情はレベルが同じことで保たれる」とか
「会社はおじさんと女の子で成り立っている」とか
ぎくりとするフレーズが随所に散りばめられて
いる

青山にあるマンションに憧れつつも やがて
身の丈に合った物件を探して行く「マンション」
での心理の変化も面白かった

とくに「ワーキング マザー」が秀逸だ
シングル マザーの主人公が会社の企画会議で
キャリア ウーマンと意見が対立するのだが
”子持ち”という奥の手を使って主人公は”独身貴族”
を皮肉っぽくやり込めてしまう
「斎藤さんはいいなあ 自由にお金が使えて」

妙な優越感に浸ったのも束の間 自責の念に駆られた
彼女は翌日詫びて 二人は邂逅する

「人はそれぞれだ 幸せかどうか物差しをあてること
自体が不遜だ」
「立場は違っても 女同士は合わせ鏡だ 自分が彼女
だったかもしれないし 彼女が自分だったかもしれない」

主人公のそんな心映えが美しく 爽やかな余韻をもたら
していく

2009/12/7

12月7日〜肉食中年または『パブ ロック道』  

奥田『マドンナ』を読了し『ガール』を購読中
http://o0o0daichi0o0o.blog105.fc2.com/blog-entry-155.html
http://himasaeareba.jugem.jp/?eid=1244
http://ameblo.jp/4rusmasako/entry-10009046931.html

『マドンナ』が40代の男性管理職を主人公にしている
のに対して
こちらはタイトルが仄めかす通り 妙齢のOLが日々遭遇
する葛藤を軽妙な筆致で描いています
やはりブロガーでも女性の支持を集めているようです
『マドンナ』とは対になるような視点が楽しみ

話しは変わりますが
ぼくはトンカツにソースをたっぷりかけたり
ラーメンにあるだけの香辛料を振ったり
味噌汁に七味を入れるようなオジサンが大好き
そういうオジサンたちが日本経済を支えてきた
んだぞ(笑) 

そして少なくとも
みんなで食事に行った時にカロリー計算をして
場をしらけさせるような男だけにはなりたくない
と思っている
肉食系中年万歳なのだ!
無理矢理誘い出し「お前ら今夜は好きなだけ食って
いいぞ!」と言うような町工場のオジサン社長が
ぼくは もう大好きなのである

気取ったカクテルジャズとかを聞かせるバーに
いる客を見ると 前述したゲロOLの話しを持ち
出して茶々を入れたくなるぼくは
やはりヒネクレ者ですかね^0^


2009/12/6

12月6日〜ゲロ戦記  

奥田英朗『マドンナ』を購読中
http://xxxsoraxxx.blog11.fc2.com/blog-entry-86.html
http://ameblo.jp/4rusmasako/entry-10114611981.html
中年サラリーマンの悲哀や会社という組織の
滑稽さをユーモラスに軽快に描いています
ぼくも会社勤めが長かったので
なんだか昔のことを思い起こしました

話しは変わりますが
12月の電車は忘年会(これまた懐かしい行事)
の帰り客のせいか 酒の匂いがプンプン
以前 高田馬場の駅で
いかにも身持ちが固そうなOLさんがゲロを吐い
ている瞬間を目撃したことがあります
口から多量のゲロを吐いているその姿に
かなり衝撃を受けました

美しい女性も やはりゲロを吐くんでしょうか
出来れば見たくなかった光景です(笑)

2009/12/6

12月5日  Rock N Roll

本日は@高円寺洗濯船で年内最後の
"隅田川の会” DJでした
また来年もよろしく
以下 私のリストです

The Hot Shots/I love Her, He Loves Me
NRBQ/12 Bars Blues
Q/Music Goes Round And Around
Q/ Get Rhythm
Q/I Got A Rocket In My Pocket
Q and Sketter Davis/いつか王子様が
Q/Its Comes To Me Naturally
Q/Ridin' In My Car (Yoshiees Choice〜^0^)
Q/Shake,Rattle And Roll(Ode To Joe Turner〜^0^)
Q/ Christmas Wish
Q/Rain At The Drive-In
Q and Carl Perkins/Boppin' The Blues
Q/How Can I Make You Love Me
Jet Set/If I Don't Have You


以上全14曲
すべてNRBQ関係で がつんと(笑)

2009/12/4

12月4日  文学

奥田英朗『邪魔』(上)(下)を読了
トータルで797ページにも及ぶ巨編だが
まったく飽きさせないどころか
止められない煎餅のような魔力がある

平凡な主婦(34歳)がふとしたきっかけ
で”普通の日常”から逸脱していく過程が
怖いくらいのリアリティで描かれていく
犯罪を犯した主人の姑息さや 虚無的に
造形される刑事 その背後にある警察組織
や暴力団との癒着も丹念に書き込まれた
犯罪小説の一大エンターテイメントだ

これで『最悪』『邪魔』『無理』の犯罪
群像劇シリーズはすべて読了
重いのが続いたので 同じ奥田作品では
軽めの『ガール』と『マドンナ』をすでに
ブックオフで購入し 次に読む予定です

ちなみに奥田さんは「書きたいものを書く
のではなく 読者が求めるものを様々なテ
ーマや間口を用意して書き分けるのが僕
の仕事」といった旨の発言をされている
やはり それが大衆文学の王道なのだろう

またプロットは放置したままで気分まかせ
で物語を進めていくそうだ  そのぶん
人物造形に関しては一定のレベルまで昇華
させるらしい 確かに登場人物に感情移入
出来なければ ページは進んでいかないも
んね

”自分探し” 的な純文学の迷宮よりは
市井の人々のさまざまな人生に触れたい
そんな方は ぜひ奥田英朗を!

ちなみに彼はロリー ギャラガーと
ニルス ロフグレンの熱狂的な支持者である
とても他人とは思えんなあ(笑)

http://www.webdoku.jp/rensai/sakka/michi12.html

http://bunshun.jp/pick-up/muri/





2009/12/3

new favourites of obins own eyes 2009  

(新作)
Eli "Paperboy" Reed /Roll With You
J J Cale/ Roll On
Johma Kochkonen/River Of Time
Jesse Winchester/Love Filling Station
John Fogerty/Blueridge Mountains Rise Again
John Scofield/Piety Street
中村まり/Beneath The Buttermilk Sky
Derek Trucks Band/Already Free
Dan Baird & Homemade Sin
Levon Helm/ Erectric Dirt
Levon Helm/@Merle Fest
Henry McCullough/Poor Mans Moon
Leonard Cohen/Live In London
Van Morrison/Astral Weeks :Live
Bob Dylan/Together Through Life
V.A/Keep Your Soul: Tribute To Doug Sahm

(旧作発掘音源)
Grateful Dead/Winterland 1973 Complete Recordings
Grateful Dead/Till Terapin 1977
Grateful Dead/Road Trips Vol.1 No.4 From Egypt To Love 1978
Sir Douglas Quintet/Complete Singles 1964-1966
Diz & The Doormen/Tonky Honk
Big Star/Keep An Eye On The Sky
Thee Midniters/ The Complete Recordings

(ベスト アクト)
スタントンムーアwith ブラックボトムブラスバンド
1月26日@横浜サムズアップ
東京ローカル ホンク 6月27日@渋谷BYG
ファンキー ミーターズ 7月23日@渋谷AX
佐野元春&Coyote Band  7月26日@江東Zepp Tokyo
ドニーフリッツ&ザディーコイズ9月28日@渋谷O East
テリーアダムズロックンロールカルテット10月10日@渋谷O Nest
コスモポリタン カウボーイズ11月28日@大井町groovers paradise

(良かった新刊小説)
森絵都「架空の球を追う」
小川洋子「猫を抱いて象と泳ぐ」
天童竜太「悼む人」
奥田英朗「無理」
恩田睦「ブラザー サン、シスター ムーン」
レイモンドチャンドラー「さよなら愛しき人」(新訳)

(個人的再発見アルバム)
Third World/Aiye-Keta
Best Of Timmy Thomus
Best Of The Staple Singers
John Bardly/Everythings Stop For Tea
Wilbert Harrison/Anything You Want
Lonnie Mack/The Wham Of That Memphis Man
Santana/Caravanserai (remaster CD)


〜Speakin Out 〜
良いライヴ いい本 胸躍るCDに 自分のDJと
この四つの循環をうまく繋げることが出来た一年でした
映画やDVDに殆ど関心が向かないのは やはり音や活字
からいろいろなことを想像するのが好きだからかもしれ
ません 個人的には父親が死んだり アルバイトを始め
たりと環境がやや変わった年でしたが それでも今夜も
サム クック『Night Beat』を肴にして焼酎を飲む幸せ
を噛み締めています^0^










2009/12/2

12月1日  

初期のパブ シーンをブリンズリーズとともに支えた
Bees Make HoneyのレアなEP" Bees Make Honey"
(charly CEP117  77年)を 念願かなってようやく
入手することが出来た これは西荻窪のShallows Cafe
http://shallows-cafe.hp.infoseek.co.jp/
にお願いし E-bayで落としてもらったもの 山瀬さん
ありがとうございました 価格はぼくの時給の二時間ぶ
んといったところだろうか^0^ 

76年の暮れ ロンドンのナッシュヴィル ルームズでの
ライヴ録音をもとに イアン ゴムがウェールズの
フォエル スタジオで若干の加工をした内容であり
くだけたロックンロールは もっと長く聞いてみたい
と思わせる ビーズといえば”Music Every Night"(EMI
73年)をリリースした後はレコーディングの機会には
恵まれなかったものの メンバーチェンジを繰り返し
ながら細々と活動を続けていたが そんな活動の一端
がこのEPから伺える 後年になって未発表音源集”Back
On Truck" (Acadia 03年)が出た時は クリンクから
の日本盤ライナーを書かせていただいたのだが その
時もメンバー変遷のめまぐるしさには泣かされた記憶が
ある 正直ピート フレイムの鬼のようなファミリー
トゥリー集(ライター諸氏は必携)を頼りにしなければ
ぼくも書けなかったのである

このEPの時点での気になるメンバーは バリーリチャ
ードソン(b, sax,vo) にミッキーモーリー(g, vo)という
ファースト アルバムでのメンバーに
デミック&アームストロング出身のロッドデミック(g)
が加わったもので ルアン オレクライン(kbd) はロニ
ーレイン&スリムチャンスに参画したためだろうか
彼の名前を見つけることは もう出来ない

収録曲はsylvie , namalee , boogie queen , dont
stop nowの4曲で namaleeがデメック作 他はすべて
リチャードソンの書き下ろし sylvieが最も制作者ゴム
好みのメロディ ロック namaleeはモーリーによると
思しきフェンダー ベンダーも冴えるカントリーロック
他2曲はサックス ブロウや転がるピアノがゴキゲンな
ジャンプナンバーだ ルイ ジョーダン「カレドニア」
などを好んで演奏していた彼らのこと この路線も大好
きだったのだろう(電気ベースなのでシェヴァリエ ブ
ラザーズのような本格派ではなく ロック バンドのそ
れなのだが いい感じだ)
ちなみに前述の”back on truck "のCDにて 4曲ともに
ライヴ演奏を聞くことが出来る
録音は76年の12月18日とされているから やはりこの
時の音源にオーヴァー ダビングを施したものが この
EPである可能性は極めて高い
                         
英国の名DJ、チャーリー ジレットの言葉が彼らや
パブ ロックの立ち位置を簡素に言い表している

「金曜の夜にきみがケンティッシュ タウンのタリー
ホーに行けば ビーズが演奏しているだろう まだレコ
ードは出していないが 彼らの音楽はロックンロールと
カントリーとオリジナル曲との とてもいいミクスチャ
ーなんだ」

余談だが 英Charlyの初期のロゴとイラストを見ていた
ら妙に懐かしく あのGrease Bandのほとんど語られな
いが素晴らしいセカンド アルバム"Amazing Grease"
(75年)もチャーリーだったなあ などと思い起こして
しまった





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