東京ローカル・ホンクの木下弦二さんから初めて電話をもらったのは もう二年ほどまえの夏だったろうか その時にどういう会話をしたのかは忘れてしまったが 僕たちのバンドを知って欲しい 聞いてみて欲しいという彼の気持ちだけはまっすぐに伝わってきた これも何かの縁(えにし)かと思いその後の僕は彼らのライヴに幾度となく足を運び またこれからも もっとライヴに行ってみようという思いは募るばかりだ 東京ローカル・ホンクの良さをどう表現すればいいのかはよく解らないのだが 今日もまた僕と同じように東京の空を眺め 同じような街並を歩き 戸惑いながらも呼吸をしていることは間違いなかった そんな風に自分の側にいるという親しみを持てるバンドに出会ったことに奇跡にも近いような感慨を抱いた まるで広告代理店が書いたような気取った歌詞や 見せかけのポーズや虚勢 あるいは英雄的な態度に終始しがちな日本の音楽シーンのなかで 彼らはいつもの商店街を行き交う人々を観察し 各駅停車の窓から流れる雲を追いかけたりしていた 彼らの織りなすサウンドスケープもまた大向こうを張るのではなく 微妙な感情や陰影そして日向の匂いをデリケートに運び込んできた ときには伊豆半島まで遠出したり草の燃える匂いを嗅ぎながら 結論を急がない心のありようみたいなものは形になりにくい でも僕は東京ローカル・ホンクの答えとか結論を求めない音楽のあり方に惹かれ続けている そうまるで池に投げられた小石のように (小尾隆 2009年6月23日:記)

2010/4/10

聞く時がいつも”新作”だと思いたい  

78年のwavelength
無論聞いていたけれど これほどまでに
素晴らしかったとは、、、

反省というか
音楽は繰り返し聞かなければ何も始まらないという
ことを実証するような体験を 再びしました
記憶があてにならないというか
己の読解力がなかったといえば
それまでなんですが、、、

老成したイメージがあるヴァンだけれど
今から振り返ると まだ充分に若さが漲った
圧倒的な歌唱を聞かせる

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ギターには かのボブ テンチも参加 のちの
『エンライトメント』ではバーニー ホーランドが
ギターを弾くなど 名グループ、ハミングバード
とヴァンとの接点も見出せる


LPを最初に買ったのは 確か79年頃
高田馬場のタイムにて
「うちでは内容のことは言えない ただ
ヴァンのアルバムのなかでは売れなかった」
と店主が 若者相手に解ったような
解らないようなことを言っていたのを今でも
私は覚えている
その店主も 今や故人
お世話になりました

2010/4/10

4月10日  晴れ  

再び 近所にて

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やはり光があると全然違う

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そろそろ見納めですね

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