東京ローカル・ホンクの木下弦二さんから初めて電話をもらったのは もう二年ほどまえの夏だったろうか その時にどういう会話をしたのかは忘れてしまったが 僕たちのバンドを知って欲しい 聞いてみて欲しいという彼の気持ちだけはまっすぐに伝わってきた これも何かの縁(えにし)かと思いその後の僕は彼らのライヴに幾度となく足を運び またこれからも もっとライヴに行ってみようという思いは募るばかりだ 東京ローカル・ホンクの良さをどう表現すればいいのかはよく解らないのだが 今日もまた僕と同じように東京の空を眺め 同じような街並を歩き 戸惑いながらも呼吸をしていることは間違いなかった そんな風に自分の側にいるという親しみを持てるバンドに出会ったことに奇跡にも近いような感慨を抱いた まるで広告代理店が書いたような気取った歌詞や 見せかけのポーズや虚勢 あるいは英雄的な態度に終始しがちな日本の音楽シーンのなかで 彼らはいつもの商店街を行き交う人々を観察し 各駅停車の窓から流れる雲を追いかけたりしていた 彼らの織りなすサウンドスケープもまた大向こうを張るのではなく 微妙な感情や陰影そして日向の匂いをデリケートに運び込んできた ときには伊豆半島まで遠出したり草の燃える匂いを嗅ぎながら 結論を急がない心のありようみたいなものは形になりにくい でも僕は東京ローカル・ホンクの答えとか結論を求めない音楽のあり方に惹かれ続けている そうまるで池に投げられた小石のように (小尾隆 2009年6月23日:記)

2008/2/13

Arethas Albums Archives  

ちなみに自分が何枚アリーサのLPを所有しているかチェックしてみました

1 I Never Loved A Man The Way I Love You (Atlantic SD 8139) 67
2 Aretha Arrives (同 8150) 67
3 Lady Soul (同 K40016) 68
4 Soul 69 (同 8212) 69
5 The Girl In Love With You (同 8248) 70
6 Spirit In The Dark (同 8265) 70
7 Live At Fillmore East (同 7205 ) 71
8 Young, Gifted And Black (同 7213) 72
9 Hey Now Hey (同 7265) 73
10 Spakle (同 18176) 76

以上です 途中に抜けもありますので あまり偉そうなことは言えませんが
南部の音楽を追いかける途上で自然に出会ったのが まさにアリーサでした
ちなみに3にはクラプトンが、6にはデュアン オールマンも参加しております^0^
1〜6までがまさにサザーン ソウルの醍醐味ぷんぷんといったところですが
白人聴衆に心を開いた7が何といっても忘れられない生涯の一枚ですし
ニューソウルの動きに対応した8と9も まさに愛するアルバムです
8はご存知のようにニーナ シモンがオリジナルで ハサウェイも歌っていた歌
同アルバム所収の「ココモに降る最初の雪」を聴いて英メロウ ファンク バンドの
ココモは誕生しました
そんな美しい逸話を持つココモはアリーサの9から珠玉のバラード「エンジェル」を
取り上げたのです
サウンドトラックとなる10はカーティス メイフィールドの指揮/アレンジメント
これも聞き逃せないアルバムかな

アリーサを耳にすると 心がとても豊かになります
とても寒い冬の夜であれば 
なおさらかな










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