東京ローカル・ホンクの木下弦二さんから初めて電話をもらったのは もう二年ほどまえの夏だったろうか その時にどういう会話をしたのかは忘れてしまったが 僕たちのバンドを知って欲しい 聞いてみて欲しいという彼の気持ちだけはまっすぐに伝わってきた これも何かの縁(えにし)かと思いその後の僕は彼らのライヴに幾度となく足を運び またこれからも もっとライヴに行ってみようという思いは募るばかりだ 東京ローカル・ホンクの良さをどう表現すればいいのかはよく解らないのだが 今日もまた僕と同じように東京の空を眺め 同じような街並を歩き 戸惑いながらも呼吸をしていることは間違いなかった そんな風に自分の側にいるという親しみを持てるバンドに出会ったことに奇跡にも近いような感慨を抱いた まるで広告代理店が書いたような気取った歌詞や 見せかけのポーズや虚勢 あるいは英雄的な態度に終始しがちな日本の音楽シーンのなかで 彼らはいつもの商店街を行き交う人々を観察し 各駅停車の窓から流れる雲を追いかけたりしていた 彼らの織りなすサウンドスケープもまた大向こうを張るのではなく 微妙な感情や陰影そして日向の匂いをデリケートに運び込んできた ときには伊豆半島まで遠出したり草の燃える匂いを嗅ぎながら 結論を急がない心のありようみたいなものは形になりにくい でも僕は東京ローカル・ホンクの答えとか結論を求めない音楽のあり方に惹かれ続けている そうまるで池に投げられた小石のように (小尾隆 2009年6月23日:記)

2010/9/3

お知らせ  

巻頭にも書かせていただきましたが
小尾隆の生誕52年を祝してのDJ会が執り行われることに
なりました

今回はパブ ロックのDJということで 定番曲からレア
なシングル盤まで約4時間 ガンガン回していこうと思って
います パブ ロック好きの方 オビの誕生を祝ってもいい
という方 ぜひ遊びに来てください

なお一緒に回してくれるDJも募集中です
(問い合わせはこのlogにて)
よろしくお願い致します

9月20日(祝/月)19時スタート
@大井町 グルーヴァーズ・パラダイス
参加費:300円with Two Drink and投げ銭

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http://d.hatena.ne.jp/meiteizz/

2010/9/2

オビンの”B級”街道その8〜クリス・スペディング  Rock N Roll

前回はロックンロールの復興主義者ロバート ゴードンに
ついてメモしました そのときゴードンのギタリストが
リンク レイからクリス スペディングに途中から入れ替わ
った旨を述べたことを機に 久しぶりにクリスのLPを引っぱり
出してきました(LPはそれなりに整理出来るのにCDは小さ過
ぎて探す気になれないのは困ったものです)

私がクリス スペディングと出会ったのは ブライアン フェ
リーのバンドでフライングVを皮ジャン姿で弾くその姿を『
ヤング ミュージック ショウ』(NHK) で観てかなりのイ
ンパクトを受けたからです また高校時代は彼の代表曲である
「ギター ジャンボリー」がラジオでがんがん流れていたので
した

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チャック ベリーからジミ ヘンドリクスまで歴代の名ギタリ
ストの特性を見事なまでに写し取った(要はコピーした)「
ギター ジャンボリー」を含む76年作
以前はジャズへアプローチするなど結構幅があるプレイヤー
だったのですが ここから一気にロックンロールへと弾けて
いったのです 件の曲は物まねばかりが語られがちですが
リフでデュアン エディばりのトワング ギターをさらりと
決めるあたり 小技も効きまくっています

ね、ジャケットの安っぽい感じもサイコー!でしょ?
制作はドノヴァンで名を上げたミッキー モスト

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翌77年には こんなアルバムも このジャケで
クリス=フライングVのイメージはますます補強されていっ
たかも 制作はミカ バンドとの仕事を既に終えていた
クリス トーマス先生です
ロンドンはエア スタジオでのレコーディング
曲ではこの時点でガーランド ジェフリーズ「wild in
the street」を取り上げるという審美眼を見せています
トータルな質感は前作以上!
ザディコ仕立ての「Woman Trouble」は 早過ぎた
ロス ロボスという感じかなあ

そして恐らくこの時期以降にロバート ゴードンに接触した
のでしょう
愛すべき”ロックンロール渡り鳥”はロンドンからNYシティ
へと向かったのです

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ゴードンの79年作 伝説的なリンク レイの後任になるこ
とに関しては クリス自身相当なプレッシャーもあったと私
は想像しますが 彼のシャープというか鋭角的なギターは
レイと同じくらい素晴らしいものでした そしてバラードでの
甘いトーンも ギターの妙味を知っている人ならではの冴えを
見せていきます 美しいです

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その後 クリスは自身のトリオでも大活躍していくのです
写真は81年3月13日の金曜日にNYのトラックス クラブでの
ライヴ演奏を収録したLPであり
私はクリスの真価はこの盤にあると思っています

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SGなんか弾いちゃったり(笑)
一番ストラトやテレキャスが似合わない人なのかなあ?
だからこそ愛おしいのですが、、、
こんな名作がリマスターCDになっていないとは(涙)

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そしてゴードンとクリスとの結晶といえばこれ!
89年 NYのローン スター クラブでのライヴを収録
したこの盤は 素晴らしい!
バディ ホリーの跡地を彷徨うようなマーシャル クレイ
インショウの
「someday , someday」を取り上げていることにも
ゴードンやクリスたちの気概が込められているのでは?

今晩もきっとクリス スペディングは場末のクラブで
演奏しているのでしょう
「明日からは俺の時代が来るぜ!」なんて嘘吹きながら

ああ、男は黙ってサッポロビール!

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83年にPヴァインから発売されたチャック ベリーのアン
ソロジーは時代順に50曲を配していった優れたLP3枚組
だった 監修は我が恩師、山名昇さん
(ぼくがアマチュアの頃から可愛がってくれた)
このアルバムを飾ってあるロック バーを見つけたとき
私は涙が出そうになった

アルバムをひっくり返すと
そこにはデイヴ エドモンズとキース リチャーズへの賛辞
が記されている




2010/9/2

9月2日〜霧の8マイル  Rock N Roll

昨日は江古田の贔屓の床屋に行きました
「月初めだからかしら? 今日は朝からお客さんの切れ目
がなくって」
いつものお姉ちゃん(実は子持ち)と少し雑談しながら

昨日の歩きは 13、637
今日は11、828
でした

さて 8キロ痩せたことを私はこのlogで報告しましたが
言葉だけでは説得力がないと思いますので 写真でお見せ
致しましょう(笑)

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07年の冬 江古田「鳥忠」にて
編集者、デザイナー、写真家との打ち上げの席でしたが
オビン太り過ぎ(笑) たぶんこの頃がマックスの体重
だったと思います
その後も だらしない日々は続いたのですが
2010年の春のある日 ついに私は決心したのです
「このままでは駄目だ!」

私が心掛けたのは たった二つのことだけです

1 和食/低カロリー中心の食生活の慣行

2 毎日10,000歩のウォーキングの実行

これだけです
ビリーズキャンプもスタイリースタイリー(古っ〜笑)も
要りません

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2010年夏 中目黒バードソング カフェにて
これがひとつの結果です
う〜ん、体が軽いんですよ^0^





2010/9/1

卑怯者たちは去り、音楽が始まっていく  Rock N Roll

最近このblogをご覧になった方はわからないかもしれませんが
数年前に さる音楽評論家がここに(変名や他のハンドルネイ
ムで)書き続けた私に対する中傷は実に醜いものでした その
尻馬に乗って書き殴った連中も何だかねえ
(IQとレベルの低さだけには感心させられました〜苦笑)
言いたいことがあれば 本名を名乗れよ!

私が雑駁に受けた感想は
”自分は間違ったことをしていないのに どうして人々
は他人の人生をとやかく言うのだろう”というものでした

もうこんな徒労や誤解は沢山だ 止めようと思ったことも
一度や二度ではありませんでした

しかし素晴らしい音楽が 私に微笑んでくれました
それは自分らしくBlogを続けていけばいいじゃん! という
肯定的な態度のことでした
友人たちも励ましてくれました 直接電話をかけて激励して
くれた方もいました

数多くのブロガーが躓き 結果自ら閉鎖していくような状況も
つぶさに見てきましたが 私の結論はこうです

”Be Real !! , Be True !! "

こんなただの中年男の独白のようなログでも 見てくれる人
評価してくれる人はどこかにいるんだ! 

そう、そんな思いの集積が 私の背中を押してくれたのです

私は徹底的にblogの方法論を追求していきました
そのための画像のテクニックも謙虚な気持ちで友人に学び
また 自分が何を発信したいのか? 問い直しもしました
その結果が 現在の好況です
ことさら流行のtwitterに移行しなくても 本当に自分の
言いたいこと 伝えたい思いがあれば 見てくれる人たち
は確実にいるのです
一週間も空けると心配してくれて電話してくる人がいるく
らいに(笑)

ロック音楽から受けた感動
ロック音楽から学んだこと
それをまだまだ書いていきたいのです

そして繰り返しになりますが
私にとって音楽を聞くことも本を読むことも歩くことも
友との語らいも 同じくらいの意味と価値があります

無責任な連中は去り
音楽が再び始まっていきます

小尾 隆
2010年9月

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2010/9/1

オビンの”B級”街道その7〜リンク・レイのいい仕事  Rock N Roll

50年代のギターインストを牽引したリンク レイはむろん
今なおガレージ ファンにとって神話であり英雄です
あの「Ramble」を聞いたことがないロック ファンは
まずいないでしょう

そんな彼も70年代になると自身のアルバムでスワンプロック
にシフトしたり かのエッグズ オーバー イージーをプロ
デュースするなど アーシーな南部路線を打ち出します
この時期もかなりいいのですが 本来の”無頼ギター”が懐か
しいと思うファンも少なくありませんでした
「おうおうレイ、あのゴリゴリ ギターを弾いておくれ!」

そんなリンク レイが突然復活したのは 77年のことでした
ワシントンDC出身のロバート ゴードンという青年がプライ
ヴェイト ストック レーベルからデビューした際 その片
腕的存在として再び脚光を浴びたのがレイ先生だったのです

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ゴードン77年のデビューLP ビリーリーライリー「レッド
ホット」やカール パーキンス「ボッピン ザ ブルーズ」
などロカビリー古典を惜しげもなくカヴァー
デイヴ エドモンズ先生に「彼はリヴァイヴァリストだ」なん
て言われてしまいましたが それはそれでいいというか先生も
人のことは言えないと思うのですが(笑)

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裏ジャケでゴードンと肩を並べるレイ先生
「ふふふ、再び ワシの時代が来たぜよ 明智くん」と思った
かどうか解りませんが日本ではあまり話題になりませんでした
しかし レイのギンギン エレキの復活は嬉しいものでした
う〜ん、B級だあ

調子に乗ってかこのコンビ 翌78年には早くもセカンドLPを
リリースします

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w/ Link Wray というタイトル ロゴに痺れまっせ!
確かにゴードンの音楽は デイヴ マーシュ言うところの
「古いロックンロールの新しい守護者たち」の一群であり
時代を変革するような種類のものではありませんが
サウスサイド ジョニーの音楽に理屈が要らないのと同じ意味
で素晴らしいです

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裏ジャケでは 今回もまたツーショットのゴードン&レイ
ジョニー バーネット トリオ「ロンサム トレイン」や
エディ コクラン「20 フライト ロック」などを今回は
カヴァーしています

のちにレイの代わりにクリス スペディング(この人も永遠の
ギター渡り鳥ですね)をバンドに迎えるゴードンですが
その話しはまた別の機会に

既にレイは彼岸に ゴードンの最近の消息も私は知りませんが
きっとどこか場末のクラブで今夜も歌っているのでしょう
「へいへい、明日からはまた俺の時代だぜい〜」なんて嘘吹き
ながら

う〜ん、男は黙ってサッポロビール

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2010/8/31

8月31日〜人生の暗い側面  文学

佐々木譲『夜を急ぐ者よ』(集英社文庫 初出90年)を読了
350ページのサスペンス ロマン
今年39冊めの読書でした

過激派の政治犯に仕立てられてしまった青年が 資産家で
自民党員である父を持つお嬢さんと ふと出会う若き日の
回想を挟みながら 二人がその後辿った数奇な運命を炙り
出していきます

時と場所を経て二人が偶然にも那覇で再会し 空白を埋め
ようとする場面がひとつの山場ですが 一度犯罪を犯して
しまった者は常に人生の裏側を歩かなければならないのだ
ろうか? という作者の問いも苦く込められているような
気がします

また深読みすれば ”政治の季節”である60年代に青年期を
過ごした佐々木の”イデオロギー”や”徒党”への反発までも
が汲み取れるでしょう 終盤の抗争場面でかつての同士が
「お互い、くずれちまったもんだな」と独白するシーンに
作者のアイロニカルな視点がしっかり宿っています

音楽はまあ枕みたいなものですが ジョン レノンが射殺
された日の新宿の様子などを描いていて 私も他人事とは
思えませんでした あるいは荒井由実が松任谷由実に変貌
していく小技も 鮮やかに時代の移ろいを捉えています

今や直木賞作家として著名な佐々木譲ですが 20年まえに
書かれた本書では 現在の技巧の上手さだけではない
自画像(self-portrait)までが込められていたのではないで
はないでしょうか?

一級品のエンターテイメント小説という以上に
人生の暗い側面について考えさせられました

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2010/8/29

8月29日〜アトランタの暑い日  

休日は朝のうちの歩きが心地好い 本日は12,491歩
同好の士にはi-podで音楽を聞きながら歩いている人も
多いが ぼくは一切聞かない派である
まあ 音楽のことは常に考えているんですけど

ロス ロボスの新作とともに最近愛聴しているのが
デレク トラックス バンドの『ロードソングス』
今年の4月8日と9日 シカゴのパークウェストで行わ
れたライヴを収録した2枚組だ

単なる馬鹿弾きに走らないデレクの知性のようなものが
バンド アンサンブルの隅々にまで染み渡っているのが
何よりも素晴らしいし ちょっとボブ テンチを思わせ
るようなマイク マティソンの嗄れたヴォーカルもアー
シーな匂いを振りまいていて大好き!
そして多彩なリズム アプローチも ジャムシーン以降
の風通しの良さに後押しされているようだ

秋になったら20,000歩に挑戦してみようかな

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2010/8/29

Golden Soulを求めて  Rock N Roll

福岡を拠点に活動するコーガンズのサード アルバムが
発売された
ぼくにとっては咋秋、新宿のclub doctor以来の再会だ

どちらかというとビート バンドの祭典という趣きがあ
ったそのイヴェントでは
彼らは開演まえに「俺ら、ちょっと浮くかも」といった
ようなことを言っていたけれど そんな雑駁な感想は
ファストよりもミディアムでバウンスしていくような
その日の演奏が何よりも雄弁に補完していった
ビートのしなり具合は むしろブラックミュージックか
ら学び取ったものが多いように ぼくは思った

最新作『Golden Soul』でも その印象は変わらない
ジンロウのまっすぐなヴォーカルを存分に活かした音の
像と言ってもいい
言葉が溢れ出し ビートがしなやかに輝き出す
山田のギターと ジュンとキンのリズム隊はどうやら
押しも引きも体で覚えていったようだ

そう イアン デューリーと闇市で鍋を囲んでいるうちに
ファンカデリックと遭遇してしまったような
そう あのクラッシュがパンクの形態に溺れることなく
壮大な『ロンドン コーリング』を紡ぎ出していったように

「もう決して若くはない」そんな覚悟も歌詞に滲み渡って
いる ジンロウが作る歌詞にはむろん暗喩もあるけれども
それを上回るのは”まともな人ほどおかしくなるんだよ”
(『冒険』)といった直裁と優しさだろう

そこには遙かな死体の群れがある
そこには物言わぬ愛想笑いや どうでもいい薄笑いがある
ぼくも「ライオンの船」に乗って
この夜から漕ぎ出していきたい

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http://cogans.web.fc2.com/

2010/8/28

ただそこに土地がある 人がいる  文学

川上弘美『おめでとう』(文春文庫 初出2000年)を読了
大作を読破したあとはいつも短編集で骨休めするのだが
これがまた良かった 今年38冊めの読書でした

川上は綺麗な日本語を丁寧にリズミカルに使うなあ 
そんな印象はずっと変わらない そこから立ち表れる色彩
匂い 可笑しみ(ユーモア)が何とも味わい深い

音楽もそうだが 本や映画を筋書きだけで求めていくのは
いささか貧しい捉え方だといつも思う
そうじゃないんだ
優れた表現には筋とは別の色彩があり 匂いがあり ふと
立ち止まる一瞬があるのだ

説明的ではない修辞 美文を回避していこうとする心
文章というのは こうじゃなくっちゃ

西暦3000年の正月に向けられた表題作「おめでとう」は
黙示録的でもある

その主人公は昨日と同じように 御飯を炊き 魚を焼き
遠くに見える東京タワーを眺めながら
「自分のなかに遠くのものがあるのは不思議」
などと呟いている

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2010/8/28

8月28日  

もうすぐ満四ヶ月となるウォーキング
今日の成果は11,850歩と 猛暑につきやや軽めに調整
こうしてlogで定期的に公開することで まさに退路を
断つのです(笑)

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バックスキン地のNikeはずっと気に入っているもの
ブランズウィックのカンパニースリーヴに入っているの
はザ フー「マイ ジェネレーション」の7's

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8月21日 中目黒バードソング カフェ最終日
山本シラスのDJに反応するオビン
腹回りの変化にも注目を(笑)
utaさん、撮影ありがとうございます

2010/8/28

祝!Saddles 〜TOKYO BOOT UP最終審査通過!  Rock N Roll

弊logのリンクにも張っているSaddlesが
日本のSXSWともいうべきTOKYO BOOT UPの最終審査を通過
しました! つまり出演決定です

ぼくが彼らのことを知ったのは 武蔵小山アゲインの石川さん
から「オビさん、すごいバンドがいるからぜひ!」と薦められ
たことと たまたまリーダーの山本塁さんとぼくが仕事で一緒
だったことが重なっての結果なのですが いやあ素晴らしい!

通常のフォー ピースのロック バンドが今という時代にその
価値を訴えることは本当に難しくなっていますが 彼らのケレ
ン味のない演奏(さしずめオルタナ世代のルーツロック再発見
)は きっと何らかの楔を打ち込むことになるでしょう

TOKYO BOOT UPに関しては
http://tokyobootup.jp/ 

SADDLESに関しては
http://saddlestheband.net/

をご参考に

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2010/8/27

here, today  




65年までのビーチボーイズは本当にいいなあと思う
音楽に余分な邪念が入り込んでいないという感じだ
南カリフォルニアの音楽ってこんなにも明るいのか
と 驚いた遠い記憶が蘇ってくる

『トゥデイ』(65年)は初期ボーイズの総まとめ
といったところだろうか
奥山和典さんは同盤のB面を聞いて「この美しさは
ただごとじゃない」と思ったそうだ
『国境の南』の羽田野純夫さんも 『トゥデイ』が
お気に入りとか
そういえば元NRBQのビッグ アルことアル アンダーソン
は何でも『トゥデイ』に触発されて名曲「Ridin in my car」
を書いたと述懐している

どちらかというと抹香臭い音楽のほうが評価されがちだけど
こういう人たちの触覚は信用出来るなあ(笑)

それにしても「help me, londa」の後半で音量が突然上下す
るのをラジオで聞いたとき 「勝手にいじるな!」と思った
記憶が懐かしい
レコード盤でもそうだったことをぼくが知るのは もう少し
後になってからのことだった

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2010/8/27

8月27日  

本日のウォーキングは12.361歩
体重はまた減り 最高減を記録した
実は長野への旅行中の2泊3日じゅうに油断したせいか
またすぐに増えてしまい
焦っていたのだが 良かった良かった

会う人たちから たまに「お腹すっきりしましたね」
「顔も小さくなりましたね」などと言われると 正直嬉しい
面白いのは 男たちは関心がないのかあまり反応してくれ
ないのに対し 女性の場合ダイエットはやはり切実なのか
けっこう直截に感想が返ってくるのがなんだか面白く
また怖いなあ(笑)

それにしても ふとした瞬間に自分の体が軽く感じられる
のは 何だかとても新鮮だ

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2010/8/26

8月26日  文学

宮部みゆき『小暮写眞館』(講談社 2010年)を読了
全700ページの大作で 読み終えるまでにおよそひと月
かかってしまったけれども 圧倒的に素晴らしかった
今年37册めの読書であり たぶん今年のベスト


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主人公の英一が高校一年から三年までに経験する出来事
を追うクロニクルであり 彼の視界に出入りする様々な
人々の物語でもあろう それらが重層的に折り重なり合
っていく 物語はけっしてドラマのように動いていくわ
けではないが 登場人物たちが奥に秘めているものは複
雑だ それらを宮部みゆきは力強く ユーモアを交えな
がら束ねていく そう、これは動かないけれども濃密な
”普通の人々”の物語だ

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自分を他者との関係性のなかで捉えようとする態度は
袋小路から人を連れ出してゆくけれども この小説でも
それは例外ではない
英一にとっては 年上のやや風変わりな女である恒本
順子との交信も この物語の核となり どこまでも視界
を押し広げ 生と死のことを暗黙のうちに浮かび上がら
せていく

美しい

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2010/8/25

ディレイニー&ボニー&フレンズ『オン・ツアー』  Rock N Roll

念願だったディレイニー&ボニー&フレンズの4枚組ボックス
を ようやく入手することが出来た
音だけは編集部からお借りしてすでに親しんでいたが
やはりこうして自分で購入してみると思いは格別だ
むろん音源公開時のCD−Rよりも遥かに音がいい!

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本ボックスの詳細に関しては『レコードコレクターズ』8月号
に青山陽一さんが ばっちり書かれているのでそちらをぜひ
読んでいただきたいのだが 69年12月に行われた彼ら初とな
る英国ツアーの模様を 日にち(もしくは1stと2ndショウ)
ごとにフル収録したというこの作品は ひとつのライヴ ドキ
ュメントとしても 大変価値があるものだろう とくに12月
7日のセカンド ショウを収録したディスク4は ジョージ
ハリソンも合流して圧倒的なウネリを見せていく
前のめりに押しまくっていくタイプのジム ゴードンのドラ
ムズも 多くの方が指摘するようにパワフルで凄い!

このツアーにフレンズの一員として参加したのは むろん
エリック クラプトン 彼のキャリアにとっても間違いなく
分岐点となった時期の演奏だけに 当時のエリックがどんな
音楽を求めていたのかを考えてみてもいいだろう
ここでも彼が自らリード ヴォーカルを取る「I Don't Know
Why」は 後年のエリックへときちんと連なっていくものだ

ちなみに彼はこんな発言をしている

「ぼくが今までいたグループでは ぼくよりずっと歌が上手
いシンガー、完成されたシンガーがいたんだ だからぼくは
奥に引っ込んでいた でもディレイニー ブラムレットは
ぼくの歌を初めて褒めてくれた そう 彼はぼくに自分で歌
う自信を与えてくれたんだよ」

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中央のステージ写真に映る二人が ディレイニーとエリック
この出会いは やがてスワンプ ロックの潮流を生み出して
いく原動力となった

そういえば ぼく自身が英国や米国といったことをことさら
意識せずに(分け隔てなく)ロック音楽を聞いてこれたのも
ディレイニー&ボニーたちが デイヴ メイソンやジョージ
ハリソンと接近していったことに もともとの背景があるの
かもしれないなあ





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