東京ローカル・ホンクの木下弦二さんから初めて電話をもらったのは もう二年ほどまえの夏だったろうか その時にどういう会話をしたのかは忘れてしまったが 僕たちのバンドを知って欲しい 聞いてみて欲しいという彼の気持ちだけはまっすぐに伝わってきた これも何かの縁(えにし)かと思いその後の僕は彼らのライヴに幾度となく足を運び またこれからも もっとライヴに行ってみようという思いは募るばかりだ 東京ローカル・ホンクの良さをどう表現すればいいのかはよく解らないのだが 今日もまた僕と同じように東京の空を眺め 同じような街並を歩き 戸惑いながらも呼吸をしていることは間違いなかった そんな風に自分の側にいるという親しみを持てるバンドに出会ったことに奇跡にも近いような感慨を抱いた まるで広告代理店が書いたような気取った歌詞や 見せかけのポーズや虚勢 あるいは英雄的な態度に終始しがちな日本の音楽シーンのなかで 彼らはいつもの商店街を行き交う人々を観察し 各駅停車の窓から流れる雲を追いかけたりしていた 彼らの織りなすサウンドスケープもまた大向こうを張るのではなく 微妙な感情や陰影そして日向の匂いをデリケートに運び込んできた ときには伊豆半島まで遠出したり草の燃える匂いを嗅ぎながら 結論を急がない心のありようみたいなものは形になりにくい でも僕は東京ローカル・ホンクの答えとか結論を求めない音楽のあり方に惹かれ続けている そうまるで池に投げられた小石のように (小尾隆 2009年6月23日:記)

2010/8/13

エイモスの夕べ〜追加情報  

明日 大井町のグルーヴァーズ パラダイスにて行われる
『エイモスのギターを堪能する夕べ』に関する追加のお知らせ
です

ご来場いただいた方で ご希望の方(先着10名)に
以下の資料を差し上げます

1 『pop-sicle』誌 80年秋号にてのエイモス記事と
ディスコグラフィ

2 拙者が07年の春に行ったエイモスへのインタヴュー
記事(雑誌『ストレンジデイズ』07年8月号に掲載)

よろしくお願いします 楽しい夕べになりそうです^0^

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2010/8/13

8月13日  

よく映画の感想の枕に使われる言葉に「原作は読んでいない
けれど 素晴らしかった!」といったものがあります

逆に私の場合は「原作は読んだけど 映画は見ていない」
というパターンがどうやら多いような気がします

最近の例でいえば湊かなえの『告白』や伊坂幸太郎の『ゴー
ルデン スランバー』が 端的な例でしょうか
あるいは山崎豊子『沈まぬ太陽』(御巣鷹山に今年も追悼し
ます)もそうかもしれません

結論から言ってしまえば 活字(言葉)と映像のどちらに
より興味を引かれるのかということになるのでしょうが
活字は個人的な作業の色彩が強く 映画(とその現場)は
はるかに集団的な労働に多くを負っています ここら辺も
見逃せない要素ではあります

そして時間軸の問題として原作(本)はこっちの都合に合わ
せて読んだり止めたりが自由ですが 映画の場合90分なり
120分なりに集中しなければという拘束があります
これが個人的には馴染めないのです

表現のフォーマットとしての好き嫌いでも性質の優劣でも
なく これは歴然たる事実についてのお話です
この点はとても大きいのではないでしょうか?
細部のディテールが映画でははしょられてしまったり
逆に鮮やかな一場面として記憶に残ったり、、、

音楽も 私は音だけで幸せになれるので
映像はかえって邪魔というタイプです
ジョニ ミチェル『シャドウズ&ライツ』のライヴ アルバム
に関して 「映像版があるので(音の)アルバムとしての価値
はなくなってしまった」みたいなことを書いた自称音楽評論家
がいましたけれど ずいぶん貧しい見方をする人がいるんだな
あ、と私は率直に思ってしまいました(というかIQ低すぎです
〜苦笑)

余白を残したもの 想像の余地を与えるもの
そんな表現が(本であれ映画であれ音楽であれ)私は好きな
のでしょう パット メセニーのギターにしても それ
自体が自由な映像を(それぞれに)喚起する優れたものです
余分な絵はむしろ邪魔なのです

というわけで宮部みゆき『小暮写眞館』(700ページ)を読ん
でいます 先月末から読み始めてやっと折り返し地点に(笑)
あと2時間読み進めても  きっと終わらないでしょう(笑)

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ミステリー作家として名声を確立した宮部が「もう本のなかで
人を殺すことに耐えられなくなった」という感想とともに
新境地を拓いた最新作 「40代の自分が高校生の眼を通して
世界を見渡せるのかには不安もあった でも背中を押すもの
が自分のなかにあった」と 
「本筋とは関係ないディテールも徹底的に書いてみたかった」
そんな彼女にあるものは やはり結論を急がない心のありよう
かもしれない


2010/8/12

エイモスのギターを堪能する夕べ  

エイモス ギャレットを語りつつ聞こう! の夕べが
いよいよ今週末に迫ってきました

こだわりのイラストレイター&デザイナーの奥山和典
と ”好きな音楽しか書かない”物書きの小尾が 互い
のフェイヴァリットであるエイモスの音楽から厳選し
語り尽くします ぜひ遊びに来てください

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8月14日(土)18時開店 18時30分開始
(いつもより早めに始まりますので ご注意ください)
@大井町 グルーヴァーズ パラダイス

出演:奥山和典 with 小尾 隆
(奥山さんのサイトは以下に)
http://whink.seesaa.net/

料金:ドリンク代+テーブル オーダー(300円)
もしよろしかったら 出演者への投げ銭もお願いします^0^
(”グルパラ”のページはこちらです)
http://d.hatena.ne.jp/meiteizz/


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名盤の陰にエイモスあり!
彼は間違いなく自分の語法を持った 真にオリジナルな
ギター弾きだと思っています




http://toms-cabin.com/GeoffAmos2010/

2010/8/12

8月12日  Rock N Roll

先日執筆した『ソウルボーイへの伝言〜ベリー・ベスト・オブ
佐野元春』のライナーノーツの内容に関して
佐野さんから感謝のメールが届いた

こういう些細かもしれないことを 疎かにせず
スタッフ任せにするのでもなく
本人が直接喜びを伝えてくるのが 佐野元春らしい

彼はこう書いてきた

「心から感謝します 力が湧いてきます」と

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2010/8/11

オビンの”B級”街道その5〜サンダーバーズ、再び  Rock N Roll

79年にレコード デビューした時点で その音は
長い長い下積み時代を感じさせるものだった
いわば本物の匂いということ

86年に彼らファビュラス サンダーバーズは
これまでのクリサリスを離れ コロンビアに移籍
初めてインナースリーヴが添えられたのも
その86年盤からだった

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L to R

プレストン ハバード、フラン クリスティーナ
ジミー ヴォーンそしてキム ウィルソン
ブレイクした時期の記念撮影 いいなあ
(86年の『Tuff Enough』から)

ゲストの演奏家には ロス ロボスやゲラント ワトキンス
も迎えた サム&デイヴ「wrap it up」に
ロッキン シドニー「tell me」といったカヴァー曲も
彼らの立ち位置を明確にしている

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バー バンドとしての匂いは
成功してからも消せず 消えず
そんなところが ぼくは大好きだった
ヴォーンの持つストラトキャスターもよく見れば
年季が刻まれている
(87年の『Hot Number』より

ともにプロデュースは 愛しのデイヴ エドモンズ
『Hot Number』ではNRBQの「It Comes
To Me Naturally」も 彼らは演奏した

ちなみに録音はメンフィスのアーデント スタジオB
そう、ジェフ ベック グループ『オレンジ』を手始
に ビッグ スター〜アレックス チルトンまでに
そのスタジオは愛されたのだった

ファビュラスな サンダーバードたち
そんなイケてる命名と どこまでも釣り合っていた
四人組だった








2010/8/11

8月11日〜川面の魚たちのように  

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バイトの帰りに ウォーキングをしながら

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物言わぬ賢者が ここに

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道を下って 汽笛を聞こう

ハイスクールの頃のように 川で足をパチャパチャさせたいな

小銭をじゃらじゃら鳴らしてね

川面の魚たちのように 自由になりたいなあ

ニール・ヤング「メロー・マイ・マインド」




2010/8/11

オビンの”B級”街道その4〜ゲラント・ワトキンス(続編)  Rock N Roll

前回はワトキンス先生の比較的初期のキャリアを紹介しました
が 今回はその続きです
まずは ワトキンスは記念すべきソロ アルバムを79年に
発表します

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正確には彼とドミニネイターズ名義の盤ですがこのファースト
に彼のルーツは詰まっています エルヴィスからボビー
チャールズに至る選曲は さながら米国音楽の誕生まで溯って
くような この頃のワトキンスはすでにデイヴ エドマンズの
バンドに在籍していましたが その同僚ミッキー ジィの
ギターも まさにツボのロックンロール リックを繰り出し
していきます

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デイヴとの蜜月時代を終えたワトキンスさんは 次に念願の
バンドであるバラム アリゲイターズを結成します(87年)
このバンドではワトキンスのアコーディオンと ロビン マッ
キッドのフィドルが肝 ケイジャン ツーステップがとくに
楽しいです

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左からの二人が ワトキンスにマッキッド
ドラムズは元ディズ&ザ ドアメンのケラン オコーナー
ちなみに制作とミックスダウンは ロン カヴァナどす

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続く88年作は 冒頭曲がシャッフルであることも関係してか
よりゴキゲン! 選曲もチャック ベリーからエリックカズ
までのア ラカルトで 親近感はより増しました
そして勿論 ロッキン シドニー「fine, fine,fine」が最高の
出来映えです

そんな彼らの真価はやはりパブ サーキットにて発揮される
ようです 90年にバラム アリゲイターズはようやくライヴ
アルバムを発表してくれました

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実際のライヴ レコーディングは84年の8月とのことですが
私もロンドンにて彼らのライヴを体験しているだけに 格別
の思いを持つアルバムです 

ちなみに私が90年に観たときのメンバーには マーティン
ベルモント(ルーモア〜ニック ロウ&カウボーイ アウト
フィット)や ボブ アーウィン(カウボーイ アウトフィッ
ト) ポール ライリー(チリ ウィリ&レッドホット ペッ
パーズ)がいました 

折しもその夜はニューイヤーズ イヴ 彼らにとってもパブ
ロック オールスターズとしての晴れ舞台だったのかもしれ
ません むろん”B級”街道としての(笑)

さて最後に デイヴ82年の名作を
ゲラントにとっても デイヴにとっても互いを最も必要とし
ていた時期のかけがえのない記録でしょう
ゲラントは素晴らしい自作曲「deep in the heart of Texas」
をデイヴへと提供しています

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2010/8/11

8月10日〜太陽がいっぱい  Rock N Roll

映画『ベンダ ビリリ!』
http://bendabilili.jp/movie/
を観に京橋まで行ったのだが
何と満員で入場制限されてしまった
試写会で入場出来なかった経験は初めてのこと
こんなこともあるんだ
暑い中わざわざ出掛けたのになあ(笑)

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話は変わるけど
陽であり続けることは もっともらしい陰であること
よりも遥かに難しいし 意志が必要だと思う

陽であること もう少し正確に言うならば
陽であろうとする心の流れのようなものに
信念を携えながら従うこと

とかく批評家たちはシリアスなもの 難解なものを評価
したがるけれど
きちんと自分の音楽を継続している人こそが尊いのだ

そんなこともまた 彼が教えてくれた

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昨日の徒歩は10,313
今年の春から数えて 体重は7キロ減った

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2010/8/10

ロス・ロボス〜過去と現在の黙示録として  Rock N Roll

チカーノのローカル バンドとして始まった
出自はイーストLAだった

フェアポートやザ バンドのようにロックの地図を押し広げて
みた 一家の系譜(ルーツ)を俯瞰してみた
先進的な製作陣ともコラボレイトしてもみた

それもこれもすべて振り出しへと戻して取り組んだ
(bringing it all back homeしての)
この4年ぶりの新作は 
いわば 普段着のロボスだと ぼくは思う

ヘンドリクス『Bold As Love』の遠近法と
サン アントニオで毎晩奏でられるコンフントとが
逞しい響きとともに ここに結晶している

そう、過去と現在とが黙示録となり
影絵を作っていくような

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2010/8/10

オビンの”B級”街道その3〜ゲラント・ワトキンス  

フタミ氏が触れられた『Honky Tonk Demos』(英oval
79年)は 一言でいえば英国の名物DJであるチャーリー
ジレットによる「こんなデモ録音を最初に番組で紹介した
のは この俺様だぜ!」といった趣きのコンピレイション
LPだ その録音は75〜78年

ブルーズではこの時点でジュニア キンブロウを取り上げ
た鋭さもあるし 当然パブ ロックにも彼は肩入れする
グレアム パーカーがデビューする発端となったデモも
収録され ライナーにはバリー リチャードソン(ビー
ズ メイク ハニー)への記述もあるほど
いずれも一筋縄ではいかないジレットの気骨と審美が
こんなところにも現れているといった感じ

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ゲラント ワトキンス関係では 彼のピアノ インストで
エイモス ミルバーン タイプのブギを1曲 そしてワト
キンスも参加したジュース オン ザ ルースで ジュニア
パーカー的なメンフィス ブルーズをもう1曲収録

ジュースのメンバーを追いかけていくと ロン カヴァナや
チャーリー ハートはむろん のちにディズ&ザ ドアメン
を組むディズ ワトソンや ビーズ〜フランキー ミラーと
キャリアを重ねたエド ディーンの名前も連なっている

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ちなみにワトキンスに関して ライナー担当氏はこの75年時
では「南ウェールズからやってきたR&Bコンボ、レッドビー
ンズ&ライスのメンバー」と紹介し 
ビーズと同じくウェリッシュ ロックがロンドンに流れてきて
パブ シーンを形作っていったことが 仄めかされている

デイヴ エドモンズ バンドに抜擢され 今やニック ロウの
伏兵的な存在であるワトキンスの”前史”は こんなところ
にも残っていたのだった(続く)


2010/8/8

fabulous な、thunder rockin' !!  Rock N Roll


>フタミジュンさん

サンダーバーズ最高です! 御同輩^0^
sugar coated loveのオリジナルの件、ご指摘ありがとう
ございます
たとえ中央(メインストリーム)から見れば周縁の音楽も
ローカルに戻せば「普通にある」こと
噛み締めました 自分もそういう視点を大事にしたいです
実体のない「メインストリーム」よりも
私も「直感」や「実感」を大切にしたいと思うのでした
そもそも「メイン」ってどんな概念なんだろうね?

>エル・テッチさん

貴logは毎日の習慣なので全部読ませていただいています
改めて英パブシーンがガルフコースト音楽と仲良しなこと
が確認出来ました(こういう発見もまた音楽を聞く醍醐味
ですね) 

ちなみに私の起床時間は 夏は5時 冬は6時です
それから御飯をしっかり食べてから バイトに向かい
昼に解放され 午後は書き物というパタンです
そして夕暮れからは ウォーキング
今日は疲れていたので 8,712歩と微調整を(笑)

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写真はサンダーバーズ、堂々の8連投!
時計回りに79年のファーストから 80年、81年、
82年、(ブレイクした)86年、87年それぞれの
リリース そしてジミー ヴォーンにとって別れの挨拶に
なった89年作 次の91年作では キム以外にオリジナル
メンバーはもういなかった

ちなみに初期3枚はすべてデニー ブルーズがプロデュース
ニック ロウ制作は82年盤 エドモンズが入れ
知恵したのが86&87
89年盤はZZ Topのエンジニアで 米エンタプライズから
ソロ盤も出した(クリス ベル参加)テリー マニング
である 91年盤を手掛けたのは 売れ始めたドラマーの
スティーヴ ジョーダンだった

もっともそんな仔細に左右されない 下積み時代を思わせる
太い音が 何よりもサンダバーズの勲章だった






2010/8/8

オビンの”B級”街道その2〜チャーリー・ハートと彼の仲間たち  Rock N Roll

ありがたいことに早速の反応をいただきましたので
続けましょう オビンの”B級街道”(笑)

みなさんはチャーリー ハートという音楽家を覚えて
いらっしゃるでしょうか?
私が彼の名前を初めて知ったのは ロニー レインの
セカンドアルバム『Slimchance』(75年)のこと
そこで彼は鍵盤楽器各種を担当していました

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L to Rで ルアン オロックラン(元ビーズメイクハニー)
グレン デ フラ、ロニー レイン、スティーヴ シンプ
ソン(のちにミールチケット)、帽子のチャーリーハート
ブライアン ブレイショウです

次にチャーリーを見たのがジュース オン ザ ルース(
80年)のメンバーとしてでした

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基本的にはロン カヴァナ(左から二番目)が中心となった
グループで ドラムにはフラン バーン(元ビーズ)の姿も
写っていて驚いたものでした
その音楽もバーバラ リン「You'll Lose A Good Thing」から
バスター ブラウン「Fannie Mae」までオリジナルに交える
もろルーツ ロック路線  う〜ん B級だなあ(笑)
チャーリーは写真ではベースを担当していますが 勿論ピアノ
やアコーディオンも弾いています

ちなみにロン カヴァナは以降ソロ活動をしながら
ゲライント ワトキンス率いるバラム アリゲイターズ周辺と
交流していきます チャーリーもそれに沿っている感じです

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カヴァナのソロ作から85年盤と89年盤です
カヴァーもサニー&サンライナーズ「Talk To Me」などを
思い入れたっぷりに

で 話しをチャーリー ハートに戻すと 彼はその後
ディズ&ザ ドアメンのプロデュースなどを行っていくので
すが なんとルイジアナのピアノ ロッカーである伝説的な
ウィリー イーガンが渡英した際のレコーディングに参加
していたのです!

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この時イーガンを支えたバンドの基本メンバーは

チャーリー ハート(ベース)
ロン カヴァナ(ギター)
フラン バーン(ドラムズ:元ビーズ)

となっています

ここら辺の英米の交流は ドクター ジョンが渡英した際に
ディズ&ザ ドアメンがバック演奏を受け持つのと
立ち位置がとても似ています

むりやりダグ サームに話しを持っていくと彼が80年代
に活路を北欧に求めていったことにも
「俺らアメリカンの音楽をヨーロッパ人は解ってるぜ!」
という意味で 共通のベクトルを感じてなりません
(ダグが英パブ シーンと交信していたら どんなに素敵
だったか!)

それでは最後にチャーリー経由でイーガンを知ったことに
敬意を表して イーガンの50年代のヴィンテージ録音を聞き
ましょう

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55〜58年に西海岸に渡ってのイーガン集です
ライナー担当氏もファッツ ドミノやスマイリー ルイスを
引き合いにしながら このルイジアナ出身のピアノ ロッカ
ーに惜しみない賞賛を贈っています

以上 英パブ シーンとルイジアナR&Bの地下水脈物語
でした こんな光景へと運び込んでくれた
チャーリー ハートと彼の仲間たちに 
感謝を捧げます

To Be Continued......^0^




2010/8/8

fabulous なカルテット〜オビンの”B級”街道その1  Rock N Roll

ニック ロウ、デイヴ エドモンズ両人からプロデュース
を受けたのが ファビュラス サンダーバーズだが
初期はもっと垢抜けないバンドだった

以下の7'sはすべて80年にクリサリス レーベルから発表
されたもの

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A面がロッキン シドニー「ファイン、ファイン、ファイン」
サイドB は ご存知スリム ハーポ「俺の背中を掻きやがる」
真にガルフ コーストらしい立ち位置の選曲が素晴らしい

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この時点でのメンバーは 時計回りにキム ウィルソン
キース ファーガソン、マイク バックそしてジミー
ヴォーン 今回はバーバラ リン(作者はジミー ミラー)
の「シュガー コーテッド ラヴ」のナイスなカヴァーだ
サイドBは自作の「los fabulosos thunderbirds」スペイン
語によるインチキ臭さが最高!

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こちらはギター ジュニアの「The Crawl」を原曲にほぼ近い
演奏で とにかくリフ&ブレイクが効果的に効きまくるナンバ
ーなので 私はDJでもよく回してきた
B面はオリジナルの「Last Call for Alcohol」

たとえば都内の数あるロック バーでも スティーヴ レイ
ボーンを70曲ストックした店は普通にあるだろうが
その兄弟がいたサンダーバーズを同数用意出来てるぜ!
という店は 恐らく皆無であろう

それはマニアックな悦楽というには程遠い むしろ自分は
こんなにもB級(まさにパブ ロック的)な嗜好と人生を
選んでしまったという感慨かもしれない

ちなみにバンドは のちに一瞬ブレイクするも解散という
か キムのための名前貸しのような存在となってしまった
けれど どこかのクラブで 彼が元気でハープでも吹いて
いてくれれば それでいい 

もし好評であれば この”B級”街道シリーズを連載としたい


2010/8/7

愛すれど、争わず  Rock N Roll

先日 大変盛り上がったルイジアナ スワンプ ポップの
話題ですが エルテッチさんが素晴らしい動画を作ってく
ださいました!

件のレジー レスター曲「Im a lover,not a fighter」を
ヴァースごとにレスターからエドマンズ、キンクスへと
DJも真っ青!な見事さで 繋げています

音楽の生きた勉強です^0^ 
素晴らしい



なお関連画像では フレイミン グルーヴィーズ(大好き!)
のヴァージョンも楽しめます いやはや^ー^

2010/8/7

8月7日〜虹について  Rock N Roll

 ブルージーンのあの娘 LAのレディさ

 ロック バンドのために 笑みでご対面

 果てしない砂漠のなかで踊っている彼女を

 きみは見たことがあるかい?

 バレリーナのようだったよ

 いま ぼくはこの街で彼女といっしょ

 
 表通りでは 宣教師がわめいている

 「神様のための切符を買いなさい」だとさ

 振り返れば 彼女が笑っている

 ならば このブールヴァードも悪くない


 (エルトン・ジョン「可愛いダンサー」)

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 賑やかな街並に きみを連れ出して

 ありふれた言葉で囁いた

 (佐野元春「レインボウ イン マイ ソウル)




 書き手と編集者は 互いに手を携えながら信頼を深めていく

 もしそうでなければ いい書物は生まれ得ない


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