センセー  いろいろ

長い一日。
雨だと移動が余計につらい。
こんなときクルマだったら、
ひとりで歌ったり笑ったり、
泣いたり、がっかりしたり自由。
電車はそうはいかない(^^)
人混みに紛れてふと思う。

なんだか昨日から
「センセー」「センセー」と
各地?から可愛い声で連呼され癒される。
「センセーにやってほしくて」
「センセーに食べてほしくて」
「センセー、私練習頑張るから」
「センセー、今日もありがとうございました」
果ては
「大丈夫、私にはセンセーがいるから」
なんてどういう意味じゃ(笑)
異国の女性が、私がお腹が空いただろうと
自分のお店で作って持ってきてくれた『夕飯』と共に、
誰もいなくなったレッスン室を片付けながらじわり。
みんなありがとう。


今日から53歳  音楽

昨日、「十五夜ライブ」のタイトルのもと、なんと数年ぶりのリーダーライブだった。
自分のことをちっともやってこなかったのだから、全て自己責任なのに...
会場オープンと同時に思いがけないお顔も見えた。「ああ...ありがとう」
せっかく再開をするのだし、唯一自分ができること。それは自作自演。
メンバーはこの数年、何かと活動を共にしているヤングメンズたち。
そして、この状況には来てもらわなければいけなかったふたりがいた。
確かに生徒さんと指導者の立場からの出発だが、
今は離れていても、人生を共に歩む、もしかしたら家族以上の存在かもしれない。
このことをこのライブの準備を通して、身を持って知った。
決してスタンダードでない自分の音楽ライフは、このふたりをはじめ、生徒さんたちによって支えられてきたことを。
わかっているつもりが、ぼんやりしていたかもしれない。
普通のことはあまりやらず(笑)、いろいろと申し訳ないことをしていたことにもようやく気付いた。

演奏した曲には、今のところ1枚だけアルバムをリリースしたユニット名義の曲もあった。
久しぶりにそのアルバムを聴いた。
そして自分の音楽は、随分とこの相方の音楽性に支えられていたのだということにも、おバカな私は今更気づいたのだった。

そんなこんないろいろに感謝しつつ、Zimagineという素晴らしい場所で吹かせてもらった。
ヤングメンズたちは、いつもの何倍も弾いていたし叩いていた。
あんな姿は初めて見たかもしれない。
ゲストのフロント女性3人もそれぞれの個性と持ち味を存分に生かしてくれた。
本当に、それぞれの「らしさ」が出ていた。これが音楽。
52歳最後の日だとはわかっていたが、ゲストのまあさんだってお誕生日は9月20日だし、たまたまの順番に過ぎないのに...
やっぱりお祝いを用意してくれていた。
ハッピーバースデイを吹いてくれて、(キーあわせをやったはず)花束をいただいて。
私がとにかくクロワッサン好きなのを知っている美保ちゃんは、味の違うクロワッサンを3つも買ってきてくれて。
お客様からもいろいろいただいてしまったり。

肝心の演奏は、ヤングメンズにとっては初めてやる慣れない私の曲を、十二分に理解してくれていた。
おかげで、以前に増してチームワークを感じられるようになってきたと思う。

ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。
今日から53歳。新たな一年頑張ります。

演奏曲
バルタン星人の踊り
"With" for you
力うどん
Sandalo

月桃
大名ブルース
Uma Extremidade
Reimei

Blue Moon

Maysico(ts)
太田大介(pf)
田代卓(ba)
鈴木隆ニ(dr)
ゲスト
柳津雅子(ts)
緒方美穂(as)
福本祐子(tp)

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タグ: ライブ

ささやかな非日常 朗読会に行った  いろいろ

歳を取ると、どうしても行動範囲が狭くなる。
87歳の母は、このところ聴力の低下が目立つ。
数年前から地元の随筆の会に入り、懸命に文章のスキルアップに取り組んでいるが、
会のメンバー同士の合評が聴き取れないようだ。
電話口で、「もう限界かな」と落ち込んでいた。
そんな母が、新聞の折り込みチラシで知った朗読会に行きたいと言った。
「ひとりでなんとか行ってみるから、場所を調べてね。」
そう言われたが、「せっかくなら一緒に行こうか」と言ったら満面の笑顔。
電話で予約して、1日定員25名、2日間開催の初日に参加した。
場所は、H市にある喫茶店の2Fスペース。
事前に調べたら、知る人ぞ知る名店らしい。
確かに、ドアを開けた瞬間飛び込んできた見事なカップのコレクションは素晴らしい。
今やこんな喫茶店はなかなかない。素晴らしい。
遅刻者ありで少し遅れて始まった朗読会。
私は芝居が好きなので、こういった朗読も好き。
目で読む文章と違い、耳を通して入ってくる物語はまた特別だ。
このような機会はあまりないので、その状況に入りきるまではすぐにその物語が聞こえてこない。
しかし聞き手の自分も、だんだんと様々なことばたちを感じることができるようになり、集中力も高まっていく。
女性ばかり5人の読み手による2時間近い朗読会だった。
アマチュアの方ばかりとはいえ、それぞれ声にも個性があり、とても好印象だった。
失礼な言い方かもしれないが、少しも飽きることはなかった。
それは皆さんの素晴らしさゆえ。
朗読は演じることにも通じ、読み手自身の素材に対する深い理解、朗読技術、はたまた演技力さえ必要なもののようだ。
緊張感もなかなか。皆さん読み終えてほっとしたような顔でステージを降りていらっしゃる。
幸田文
瀬戸内晴美
ヘミングウェイ
小川洋子
泉鏡花

まだまだ読んでいない本もたくさんあるということも知り、帰りは無性に本屋に行きたくなった。
終了後は、1Fでコーヒーとケーキをいただく。
コーヒーカップに興味を持った母に、職人気質のマスターがカップのみならず、嬉々として銀製品を見せている。
ウチの両親は無類の食器好き。家族で陶器市には果てしなく行き、時には贅沢な食器を見に行ったりもした。
その父は今は亡き。
「朗読、聞こえた?」
「うーん、半分くらい。でも楽しかった。幸田文さんが一番好き!」
「朗読もまた行くとして、あの喫茶店また行こうよ。マスターが喜ぶよ。」
「行こう!行こう!」
繰り返される誠実な日常とともに、歳をとっても、せめてささやかな非日常を。

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サックス好き  音楽

相棒の楽器を大型メンテに出している。
手元には、たまたま人様から預かっている一本が。
しばらく置きっ放しなので、コンディションがいいとは言えない。
この後これもまたメンテに出さなくては。
それにしても、この楽器もなかなか良い。
ヌケがよくてとても吹きやすい。
サックスとしては高い金額のものではないが、私好みバキューン。
リペアマンに怒られない程度にオイルを塗ってみたり、磨いてみたり。
私は動力が大好き。
サックスは、超アナログのバランス楽器。
バネと棒とネジによる構造物だ。
その動力経路をたどると実に楽しい。
だから生徒さんの楽器の不具合の原因は、毎回だいたいわかる(つもり)。
それにしても、サックスは吹けば吹くほどヌケてきてたまらない。
楽器というものはみんなそうだろう。
もう止まらないが、これから出かけなくてはいけない。(今その道中)
相棒をメンテに出して、改めてこんなにサックス好きだったんだ私、と気づいた。
いつまでもあまりうまくならないが、こういう気持ちが増えると突然すごいことになるかもしれない!
(なりません!)

24日ライブです。
皆の宣伝文句は変態ジャズだそうです。
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タグ: サックス

My Buddy  音楽

自分にとって一番大事なもの、楽器。
かなり酷使してきて、もう限界は越しているのはわかっていたが、
いろいろあって、なだめながら吹いてきた。
が、ついに調整に出すことにした。
全くの自分の都合で、お世話になっているお店に、開店時間早々駆け込みを狙う。
でも結果、案外早く着いてしまい、待つことしばし。
笑顔のザ・リペアマーンが登場。
状況を説明して早々にレッスンに向かうつもりだったが、
個人商店主同士、共感することも多く、この方とはいつもおしゃべりがはずむ。
おっと!ということで切り上げ退散。

自分のライブ前ということもあるが、ここのところよく吹く。
楽器を吹いているときは、無になれて素晴らしい。
そんな世間話しながらはじめたレッスンクラスも。
そう、みんなそれぞれ大変。負けないように頑張っていかなきゃね。
My Buddy、Tenorちゃん。いい感じになって戻ってきてね。

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タグ: 楽器

今になって気づいてビックリしたこと  音楽

来週9月24日、三連休の最終日の夜。
十五夜ライブというタイトルのソロライブだ。
私と若いピアノトリオと、3人の女性ゲストをお迎えする。
うちふたりは、長い間私と音楽時間を共有してきてくれた。
悔いがないくらいアホなこともやり尽くした。

件のライブの演奏曲は、全て私の自作。
スタンダードや人の曲はやらない。
やってもたいして上手に吹けないから、
だったらせめて自分がこれしか出来ないって思っている自作自演をやる。
私はこれしか出来ない。ほんとうに。
で、やっぱりこれが一番楽しい。

一方で私は、人様を指導するなんていう『私ですんません』的立場にもある。
一生懸命やっているし、ちゃんと押さえるところは押さえているつもり。
だが今日驚いたこの発言。
ゲストのふたり
『私たちが誰よりししょーの曲をやっているから、しっかりやらなくちゃ』
【えーそんな。楽しくやろうね】
『私たち、サックスを始めたときから、ししょーの曲ばかりやってきたから、
スタンダードとかやったことない。私たちにとっての『枯葉』は『遠州灘筏レース』だし、
『Fly me to the moon』は『樹齢300年』とか。『Take five』は『Yellow carnaval』かなあ。』

そういえば、ずっと一緒にやってきた大勢ホーンズのライブのレパートリーのほとんどはオリジナルだったし、
カバーは『しかたないから』やってたみたいなもの。
私が出してくる曲に誰も文句は言わない。(言えなかった?(笑))
そんなサラブレッドたち(o^^o)は、さすがに私の曲をよく理解してくれている。
普通は、枯葉なんかやるのよね。
普通は、有名な曲をやるのよね。
いやー、私は世界一の暴君だったね。
でも楽しいからいいよね!


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