2022/1/10 | 投稿者: Maysico


一昨年の2020年の秋から年末は、インストミュージカル1作目の制作真っ最中だった。
録音、練習、実演奏に際しては、メンバーに、音響、映像に関してもおふたりに。
とてもお世話になった。
そして昨年の実施を経て、また第2作を制作中。
作業に夢中で、2022年の年越しには気づかなかったくらい。
今日は、ボーカルガイド版という、主に演奏者への資料を兼ねてのかたちが完成した。
2作目は、日本の童話作家の静かな短編。
1作目は、アップダウンの多い物語だった(シンデレラをベースに脚色)から、作りやすくもあっただけに、違うチャレンジをしてみた。
盛り上がらない静かな物語。
最初の2,3曲までは順調にできたが、その後は難産の日々。いったん保留にして3か月ほど。
ようやく再開したのは11月だった。
不思議とその後はエンジンがかかり、15シーン(15曲)を書きあげ、音源を作り、インストで奏でるメロディラインを歌い、それにあった字幕つきの映像を作る作業までを終えることができた。

仕事としての作品づくりではない。
思いついてやっているだけ。
作ることでお金持ちになるとか(笑)何かいいことがあるわけではないだろう。
現実逃避と言ってしまえばそれまで。だが。
作曲は本当に楽しい。作ることはものすごく楽しい。
できないときもあるができてしまうから、向いているのだろう。
普通の作曲とは違い、インストミュージカルというかたちにおいては、ものがたりという素材を利用する。
それは言葉たち。
歌詞と違い、膨大な量の言葉たちをメロディ化していくのはなかなか難しい。
だが、インストミュージックというフィールだけにメロディラインはとても自由。コードとメロディ。縦横無尽的な。

この長きにわたるコロナ禍。私も人生最大の艱難辛苦と闘っているひとりだ。
神棚にも祈る。
つらいけれど、気づけば私にも神様から最大のちからを与えられたようだ。
自己満足かもしれないが、それでもいい。

映画の世界では、日本映画がハリウッドで評価されたようだ。
私も、世界の人々にきいてもらいたい!日々そう思っている。


2021/12/23 | 投稿者: Maysico


あと数日で2021年も終わりですね。
昨年に続きコロナに翻弄された一年間。
失ったもの、入手困難💰(笑)になったもの、いろいろです。
一方で『時間』という貴重な糧を得ることができました。

2020年の10月〜12月にかけ、小曲ながら毎日3曲を書き、
音源、譜面、楽器ごとの移調譜面を作っていました。
台本も進行表もパート分けも作業工程表もすべてひとり。
2020年中には映像に仕込む(インスト楽器によるメロディで綴る)セリフを録音しないと間に合わないため、12月頭には曲を仕上げておく必要がありました。
寝る前にはスマホに次のシーンのメロディの断片を鼻歌で録音する。
ということを繰り返し、2021年3月末(創立記念日は2月12日)
アレイアミュージックカウンシル創立25年ライブにおいてほぼイッパツ録りで初演収録した作品が、世界初のインストミュージカルの第一号となりました。
タイトルは、燃えがら姫〜アナザーストーリーです。

私と同時に孤独な作業を完遂した映像担当の長峰さつきさん。
私の片腕的影武者の小林克行さん。
演奏メンバー全員、
多大なお力添えをいただいた皆様、
本当にありがとうございました。

本年数か月にわたり有料配信後、一定の期間を経過し、少しずつではありますが何らかのかたちでインストミュージカルというものをご紹介いただく機会も得てきました。
ライブでの公演は未だほとんど実現できていませんが、少しでも多くの方々にごらんいただければという思いもございます。
これまでライブチケットに匹敵する金額を頂戴して御覧いただいた皆様には申し訳ない気持ちではありますが、冬休みワンコイン視聴企画を実施します。
年末年始の在宅時間、思い出してご覧いただけると幸いです。

あれから1年。今何をしているかというと、第2作を作っています。
今回は日本人の作家による短編童話を題材に、曲作りをしています。
作者独特の文体もあり、セリフ量も多く、盛り上がらない静かなものがたりです。
おはなし全体を使っての曲作りは同じですが、なかなか進まず苦戦中。でも一番難しいシーンを曲にしたところ。
みうらじゅんさんと安齋肇さんが、誰にも頼まれていない日本全国ご当地ソングっていうシリーズをやっていらっしゃいましたが、私もそうです。誰の依頼もない楽しいものづくりです!!

配信窓口はこちら、AREIA MUSIC SHOPからどうぞ
https://areiamusic.thebase.in/items/43988067


2021/12/9 | 投稿者: Maysico


相変わらず歯科定期通院を継続している。
歯に特に問題なし。現在通院はふた月に一度。
医師センセとは旧知の仲。大変なオーディオオタク。
この分野にはたいして詳しくない自分だが、せっかくなので治療時間の合間に、質問というボールを投げてきた。
アンプ、スピーカー、真空管、ケーブル、レコード針、DAT...
投げ返されてくるボールはノック状態になり、時に治療の手が止まる(笑)
大の音楽、特にクラシックファンのセンセは、手間を厭わないヒトでもある。
先週。
来院したとたん
「前の方が長引いて今カルテを作っているから、その間このメモでも...(読んでください)今(BGMで)かけている曲のリストです。」
明らかに、センセがわざわざ手入力したもの。
12曲の曲名や演奏者などを記したもの。
音源はFM番組をこだわりのオーディオで録音し仕上げたもののはず!(ですよね、センセ)

別に頼まれもしなかったが、今かかっている曲はどれだろう?
ひとり遊びを始めた!
クラシックファンなら一聴してわかるのだろうか?
有名曲ならさすがに私でもある程度は(わかるかも)だが、誰もがすぐわかるような曲はなし。
そこで推理してみた。
かかっている曲は、弦楽器メインのオーケストラによる交響曲ではない。
ピアノの音も入っていないから、うち7曲が消えた。
もう1曲はフルート入りのモーツァルト。
違う。残り4曲。
もう1曲はイ短調(B♭マイナー)と書いてある。
曲の途中だから転調の可能性はあるが、メロディラインがマイナーではない。
あと3曲。
残りのひとつ。ロッシーニか。うーん、どうやらロッシーニの芸風ではないようだ。イタリアではない。たぶん。(ロッシーニに詳しくなどないけれど^^)
残り2曲。
6トラック目はハイドン。12トラック目はバッハ。
どちらも曲名を見てもどんな曲かわからない。
どちらもブラス活躍曲らしい。
しばし続きを聴いてみる。
対位法(ちゃんと理解していないが)らしきラインではない。
重厚で壮麗で、オーソドックスな作風。
バッハはもっとオンリーワンの個性のはず。

「お待たせしました、(診療室)へどうぞ。」
リストを返しながら、
「センセは、このリストの曲を聴いただけで何だかわかります?」
「わからないですよ、僕は音楽は好きだけど、オタクではないし。全然ダメ」
「センセ、今かかっている曲は6トラック目ですか?ハイドンだと思うのだけど。」
「当たり!!6トラック、ハイドン!!」
「やった!!」
その後聴き続けると、ハイドンしかないっていうくらいハイドンのような気がする(笑)。
ま、交響曲だったらムリだったかな。いや何かヒントがあったかな?

「ご自分でこれだけ手入力なんて素晴らしい!!センセもついでに曲当てやったら面白いですよ...」の言葉を遮るように
「この番組、もう10年くらい前のものなのですけど、当時使っていたアンプが〇×*@¥....」
とってもマイペースでマシンガントークのセンセ。
この私にマシンガントークと言われるのだから大したものだ。
また来年!! 


2021/12/6 | 投稿者: Maysico


小さな小さなことだが、雑誌に載せてもらった。
数行だが。自分の活動のことではなく、企画の回答者のひとりとして。

The Walker'sというジャズマガジンをご存じだろうか。
FacebookやTwitterでも日々情報発信もされているので、記事をご覧になっている方がいらっしゃるだろう。
ジャズカテゴリーの雑誌というと、いわゆる(いわゆるという意味も我ながら不明だが)ジャズ内容が網羅されているものが多いが、こちらはどうやら違うようだ。
時にSNSから流れてくる情報のタイトルに、驚いてしまうほどの守備範囲の広さ。
何より共感するのは、柔軟さや多様性、有無名関係なしという点か。
発信をキャッチすれば、画面をタップしほとんどの記事を見ていたが、その度にこんなことではいけないなという虚しさも感じていた。
手前味噌だが、私ほどの(笑)活字好きさえ、その内容に敬服しながらも購入することもないままだったこと。
たとえどんなに良いものを作っても、この世の誰かに対価を払ってもらうことの難しさ。
日々そのことを痛感しているひとりというのに、結局はそのことに自分自身も加担しているではないか。
何でもかんでもにお財布を開けるのは無理。
しかしこれは音楽。
知りたいこと、学びたいこと。聴きたいこと、見たいことは果てしない。
なぜ今までこんな安価な金額を払おうともしなかったのか...
初めて申し込みをした。やった!!

音楽人として、コロナという一番便利な言い訳を使いつつ、ゼロからのリスタートをしている日々。
単純に努力不足なだけ。
そんな中、私は心から嬉しかった。
友人たちも当然たくさん選ばれているに違いない。
活躍している皆と同様に、企画への回答者に選んでもらったことが、本当に嬉しかった。雑誌に載る!(笑)

母校の高校は、今でこそすっかり女子生徒の数が逆転しているようだが、もともと男女7:3くらいの質実剛健な公立校だ。
女性が少ないこともあるのだろうが、年代を超えて様々なジャンルで活動している同窓生へのインタビューを掲載する活動をしている。
時を同じくしてこちらに選ばれ、同級生にインタビューを受けた。
歴史の長い学校だが、タモリさんをはじめ各界で大活躍されている人材を輩出もしている。
Zoomでのインタビュー。質問のカテゴリーごとに話もしたが、インタビュアーは同級生。もちろん女性。3時間近く様々な話をした。
吹奏楽部だった彼女との時間はひたすら楽しかった。
本音を吐き出せたし、何だか心が解放されたような気分だったから。
博多の女性はモテる。
それはきっと温かい人情とともに聞き上手だからに違いない。まさに包容力。
・・・載せてもらえる。
心から嬉しかった。

この話に出てくるお二人とて、それぞれの人生があり、自分の信念を貫いて立派な仕事をされている。
アナタ方のことこそを、私がインタビューして載せたいくらい。
載せてもらって、すっかりノセられ、すっかりやる気になった自分の幸運をいったいどう返せばいいのか!!

The Walker'sさんのサイトはこちら
https://www.t-walkers.com/
掲載号はこちら。
https://www.t-walkers.com/product-page/vol-67


タグ: The

2021/11/30 | 投稿者: Maysico


人と話すことさえ憚られる長いコロナ禍。
ようやくの光が差してきて、人々は外に出かけ始めた。
厳冬の前の太陽の光に恵まれた日々、日本は美しい。
目に映ると同時に、いやそれより先に?目はスマホを通しての風景を捉える。
月の満ち欠け、紅葉の美しさ。
一瞬にして過ぎ去ってしまうそのときを、シャッターを押して切り取る。
そして多くの場合SNSで見せ、誰かのいいねとコメントが届けられる。
正直SNSというものはじきに飽きられていくものだと思っていたが、それはお門違いだった。
今や、歯磨きをするくらいの日常になり、深く人々の暮らしに浸透している。
元々面倒くさがりの自分さえもちろんSNS投稿するが、それでもスマホのカメラ機能を使うことは少ない。
出かけても、散歩に行っても、その瞬間の出来事は自分の目に焼き付ければいい。
その風景や気持ちは、自分の胸にしまっておけばいいと思うから。
人それぞれ。
先日、友人とこの類の話になったが、
眼を通して物を見て「わあ、きれい、きれい、すごーい」と心が動くからこそ、その風景を写真におさめたいと思うことが大事よね。とは友人の言葉。
深く頷く。

先週、日本発のミニチュアテーマパーク、Small Worldsに行った。
4回目。
園の代表のご一家とのご縁とはいえ、だから応援しているわけではない。
プラモデルや模型が大好きという絶対的なアドバンテージはあるが、このものづくりの執念に共鳴するからまた行ってしまうだけ。
ケネディ宇宙センターのロケット発射は、今回は鈴なりの人だかり。
マスク越しに会話は控えめであることは変わらずだが、発射の瞬間は一斉にスマホがかざされる。
例えば目を輝かせ、身を乗り出し「わあ、すごいね、(おとうさん)すごいね」という子供たちの声はほとんどきこえない。
なぜあんなに冷静でいられるのだ⁉︎(笑)
各建物のディティールは相変わらず。
何がすごいかって、人の目に見えない、見えにくい部分の作りがとんでもないクオリティだということ。
人の目に見えないことに、たくさんの可能性やわくわく感があるよねーと常々思っていたり。

移動の電車内では相変わらず読書か、最近はまた音楽を聴いているが、久しぶりに聴いてマスクに涙が落ちたのはこれ。
なんと美しいサウンドなのだろう。
まさに「わあ、わあ💛」
Tonnyのボーカルの力もさることながら、曲の持つ力、そしてニール・ヘフティによるビッグバンドアレンジ。
ワンノートのストリングスの美しさ。
ウタの1番が終わった後、Tuttiが始まった途端、あまりの美しさに涙が溢れた。
何度も聴いた1曲なのに。
人生って素晴らしい(笑)そんなことまで思う。
私は、いつまでも感激屋のお馬鹿なガキだ。
馬鹿だもん。人間だもの。




2021/11/2 | 投稿者: Maysico


主宰する教室。現在サックスの最年少は、近隣在住の中2男子。
小6のとき、お母さまに連れられてやってきた。
中学では、とても部員が少ないながら、の吹奏楽部に入部。
同時にコロナ禍がやってきた。
演奏会もイベントもお祭りも、せっかく練習しても次々に中止。
部活動全面停止の期間は短かった学校だったが、モチベーションをなくしながらも、今日まで一度も休まずによく通ってくれたと思う。
彼は、国内での高校受験をせず、あと1年くらいで海外留学する。
その後の学生生活もおそらくずっと海外だろう。

せめて私にできること。
音楽においての様々な経験をしてもらうこと。
小さなことでいいけれど、ちゃんと積み上がるように。
先にはカラオケを使っての演奏動画を収録した。
演奏のランニングタイムを決め、メリハリがつくように、聴いてくれる方に楽しんでもらえるように、起承転結も考えて、選曲も自らやってもらう。
その上で足りないところがあれば補足はするが。
イマドキの子の選曲は、曲が難しくて(笑)譜面を作ったり探したりするのも大変!しかしそこは私の仕事。
2時間のレッスン時間の中で4曲を完全ソロ演奏した。
かなり大変だったはず。
公開はしないが、ご家族で動画を楽しんでくれたようだった。

来月はもう12月。
クリスマスライブと銘打ち、友人親子に演奏協力してもらい、初めてのバンド演奏での動画収録をする。
中2の男の子が、音楽スタジオでソロ演奏、録画をするのはなかなかレアだろうが、次のチャレンジはこれ!
そして来年、海外への旅立ちの前には、レコーディングを予定している。
ヘッドフォンをつけての録り。
なんといっても自分との闘いであるレコーディング。
餞はこれだと決めている。
小さな教室でできることは、せめてこういうこと。
人生の経験にしてくれたら、とても嬉しい。
協力してくれる仲間に感謝、感謝。





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