2021/6/14 | 投稿者: Maysico


俳優の長野克弘さんが、うちのサックス教室のメンバーとなられて2年ちょっと。
コロナ禍での通学が休止した時期もあったけれど、毎日毎日午前中は練習。
50代半ばでゼロから楽器にチャレンジすることは大変なパワーだと思いますが、
長野さんは、とにかく頑張り屋。
カーブやフォークは投げずストレート勝負。潔く、教えられることがたくさんあります。

長野さんは文字通り、俳優さん。
昨年、仲間たちとショートムービーを制作されました。
タイトルは、『途方』
出演者は、99.9パーセント、長野さんひとり。そうひとり芝居。
某コンペに出されるからということで待っていたのですが、ようやくその作品を見せていただくことができました。

モノクロ。18分ほど。
これがスマホだけで撮ったとは俄かに信じがたいカメラワークです。
予告編にあるように、彷徨い歩く姿...
プロの俳優さんに対してあまりにおこがましいのですが、ああこれがまさにプロなのだと!
それは、ふだん脇役の多い長野さんが主役だからということはたぶんあるでしょう。
しかしそのことより、俳優というのは立っているだけで俳優なのだということを思い知らされた感じです。
自分にはとてもとてもできません。

残念ながら受賞は逃されたようですが、私はこの作品を観たいです。劇場で。
勝手なことを言えば、舞台にもしてほしい!

もともと私はショートムービーが大好き。
この感じ、もっともっと撮ってほしいです。

監督は、舞翔凱さん。マイト・ガイと読みます。
この方については、まださまざまを知ることができていませんが、脚本を手掛けられています。
制作秘話など、きいてみたいです。どこかで上映してください!!!

長野克弘さんはTwitterをやっていらっしゃいます。
実は数か月前から、レッスンにいらっしゃるたびに1曲録画チャレンジというのをしていて、動画は長野さんのTwitterから発信しています。
お名前で検索して、「映画観たいで〜す」なんてメッセージを是非。







2019/4/29 | 投稿者: Maysico

「映画でも行きたいなぁ」と母が呟いた。
GWなのに、非力な娘は何もしてあげられない。
あまり歩けないので、沿線でいい映画はないか、と探し当てたのがこれ。
場所は、下高井戸シネマ。
ストーリーやその他はTrailerを見てほしい。
これまで、戦争について、ナチスがやったことについて、、
いろいろと学んできたつもりだったが、それは事象として、
つまり史実としてだけだったことに気づいた。

「どうしてユダヤ人がドイツを横断できる?」

戦争という悲劇。
ユダヤ人だからというだけで虐殺された不条理。
助けられなかった現実。
重いテーマでありながら、また、ロードムービーでもあり。
90分強。心にきて言葉が浮かばない。
めったにパンフレットを買わない自分だが買った。
素晴らしかった。
長い歴史の下高井戸シネマ。
今日も佳作揃いで、夜まで4本の映画が。
私の前にいた女性は、朝イチの本作から3本連続で観るようだ。
素晴らしい!

https://youtu.be/LJ9mdsOdq5E



2011/6/14 | 投稿者: Maysico



最近民放のTV番組はもーしわけないけれど、つまらない。

久しぶりにゆっくりDVDを鑑賞。
これまた私の「お姉ちゃん」から借りっぱなしになっていた、もう四半世紀も前の向田邦子さんのTVドラマだ。
観よう観ようと思っているうちに、何か月も経ってしまった。
今日は、とにかくスピードダウンをしようと心に決めて実行した日だった。
でも、一日って短いね。休もうって思う前にもう夕方。

この番組がリアルタイムで放送された頃、私はまだまだガキだったけれど、当時から加藤治子さんの色気はすごいなあって感じていた。
存在そのものがエロティシズムそのものっていうか。
観ているうちに、一度観たなあと思いだした。
今井美樹さんが出ていたのだなあ。
無粋な話だけれど、何となく俳優さんたちのその後の人生を暗示させもして、不思議なものだなあなんて・・・
田中裕子さんのかわいいこと。

あ〜、それにしても昭和10年頃。
まだ着物を着ての暮らしが多かった頃。
台所仕事、お掃除、客間に通されて挨拶をする所作、着物の着付け・・・
日本の日々の暮らしは整えられ、いちいち美しい。
これだけは忘れたくないな。

いいドラマです。


2010/8/19 | 投稿者: Maysico

今日は父とお留守番。
本当は昔の邦画でも見せたいところだが、耳が不自由の父には字幕が必須。
ちょうど姉から借りていたいい映画がありまっせってことで持参。
103分。ほどよい時間の究極のエンターテイメント。
名優&名ダンサーのフレッドアステアと無二のパートナージンジャーロジャーズのミュージカル仕立てフィルムの1本。有名なTop HatとかThe Continentalも素晴らしいが、
この映画のテーマ、The Way You Look Tonightは大好きな曲でそういう意味でもすっかり気に入ってしまった1本。
かつて観たことがあるような気がするが忘れているものですね。

ストーリーはたわいないコメディなのだが、103分という映画としては決して長くないランニングタイムの中で、ダンスシーンにあれだけの時間を使いながらプロットもバッチリというのがすごい。これぞ映画。
アステア&ロジャーズのダンスシーンの素晴らしさは文章にするより観てもらったほうがいいのでどうぞということで。↓



今日改めて思ったのは、失礼ながらジンジャーの足って細くないなってこと!!
生まれもっての体型とはいえ、元陸上部、短距離ランナーである大根系の私には大いに励みになったりして!!
ジンジャーに限らず、当時のアメリカのダンサーって意外にがっちりむっちりだったりして。しかしその大地に根付く(笑)2本の足で踏むステップのなんと軽やかなこと。

この映画の音楽はタイトル曲を含めてジェローム・カーン(Jerome Kern)
アメリカを代表する作曲家のひとりだ。
The Way You Look Tonightもジャズスタンダードの名曲になっているが、演奏するにはコードチェンジの展開の早さもあってけっこう難しい曲なのですよね。
この曲をファンクジャズを代表するMaceo Parkerが見事に演奏している。
純粋なジャズミュージシャンでないMaceoが、自分のボキャブラリーでこの難曲を見事に料理しているのはさすがで、音楽にJazzだからナニだからというカテゴリーなど虚しいなと思う。
機会あったら探してみて。

さてJerome Kernの名曲、何曲知っているかな?
●代表作
They Didn't Believe Me 1914
Look For The Silver Lining 1921
Who 1925
Make Believe 1927
Can't Help Lovin' Dat Man(Of Mine) 1927
Ol' Man River 1927
Bill 1927
The Song Is You 1932
Smoke Gets In Your Eyes 1933
Yesterdays 1933
The Way You Look Tonight 1936
A Fine Romance 1936
All The Things You Are 1939
The Last Time I Saw Paris 1941
I'm Old Fashioned 1942
Long Ago 1944
All Through The Day 1945

サイドメニューも含めてダンスの特集みたいになってしまいましたね。

あ、そうそう右メニューに掲示中のJorge Donnは、アルゼンチンの出身らしい。
フランス人だというイメージが多いけれど。
なぜか全く芸風は違うのにサックス奏者のガトーバルビエリを思い出し、なるほどね、って意味なく納得した私だった。


2009/5/22 | 投稿者: Maysico

先週のことだが、TSUTAYAシアターで上映されているヴィニシウス・ヂ・モライスのドキュメンタリー映画を観た。
イパネマの娘をはじめ、数え切れないほどの名曲の詞を手がけた、ブラジルを代表する詩人だ。

この映画のタイトルがアントニオ・カルロス・ジョビンの・・・だったら、
昨今のボサノバブームにのって、もっとお客さんが入っただろう。
平日とはいえ、金曜日の夜。
観ていた人は10人もいただろうか。

久しぶりに圧倒的な音楽の力に、ただただマイッタという気持ちだった。
ヴィニシウスというオトコは生涯9回も正式に結婚、ということは8回も離婚している、世間的にはしょ〜もないヤツだ。
関わった女性たちは、さぞタイヘンだったと思うし、そういう意味では関わりたくないけれど!でも、だからこそのチャーミングなオトコなのだろう。
それしかないでしょう、だって・・・
いちいち結婚するなんて、なんて(スバラシイ??)ヤツ。

外交官という官僚職を貫きながら、一方で、実に哲学的で、甘く、優しく、単純だけど難解で。歌詞は音楽(サウンド) 音楽を本当に理解していないと書けなかった詞たちばかり。
なんという作品数の多さ。

静かで豊かで眩暈がしそうな、シアワセな時間だった。
観ていた数人のお客たちは、映画のエンディングのタイトルロールの最後の文字がスクリーンから消えるまで誰ひとり席を立たなかった。

2009/5/8 | 投稿者: Maysico

今週末は母の日、だそうだ。すっかり忘れていた。
(といっても今日は母に会ったけれど)

ついさっきオンエア終了。

リリーフランキーさんは福岡県北九州市出身。
福岡出身の多くは、もーそれだけで彼へ注目したことがあるに違いない。

かつて、”私は超アンチ巨○だけど、原監督のお父さんは福岡の人なんだよね”
と全く文法意味不明の発言をしたら爆笑されたけれど、きっと他の福岡県人もそうだろう。

おっと話がそれそうだ。
リリーフランキーという世にも不思議なペンネームの作家が、大注目をされる
きっかけとなったこの作品を、私は一度も読んだことがなかった。
失礼ながらタイトルからして、自分の好みではなかったから。
今日は、同時間帯に、北欧の番組をやっていて、少し観たらそちらにチャンネルを回すつもりくらいだった。
しかし、最後まで観てしまった。

彼の自伝でもあるから、リアルである一方、ストーリーとしてはよくあるもの、かもしれない。
どんな時も、やっぱり人が病で亡くなっていく様を観るのは本当にツライ。
感想、というのも陳腐だが、何故だかとても共感したというのが一番の感想。

そのひとつは、風景の見え方。
地方出身者の自分が、最近改めて地方と東京とを行き来して、明らかに東京という土地の見え方が変わったから。

ひとつは、俳優さんたちの匠さ。本当に皆、うまかった。キャスティングがうまいとも言うのかな。
演技もそうだが、博多弁(正しくは北九州弁、なのか??)が、ムリなく馴染んでいるセリフたち。
イントネーションなど、どんなにマネしたってその土地のネイティブさに近づくことはできにくいものだが、俳優さん、皆、そこをムリなく自然に、がとてもよく。。

そして樹木希林のさすが、そのムスメの内田也哉子のまたさすが、主演のオダギリジョーも。いやいややはり樹木希林はすごかった。
美人ではないはずだけれど(ごめんなさい!)でもあの眼差し、笑顔。本当に美しい。

挿入されている音楽も心地よい。

もうひとつ、私は今、東京タワーのある町で週末、サックススクールを開いている。

と共感だらけ。よかった。





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