アメリカの雄大な景色の中でグレンタワーの存在は大変魅力的でした。特に南部の穀物輸送はアメリカの鉄道表現に無くてはならない存在だと思えました。
ここで大きな問題が沸き起こったのですが、スケール通りにストラクチャーを作ると大変な大きさになってしまいます。1/29で作る事は断念せざるを得ませんでした。
このストラクチャーを作ろうと思ったきっかけは一枚の写真を見つけた事に始まります。
この写真を見た時、F'Trackのレイアウトの為にあったとさえ感じてしまいました。これをどうやって1/29の世界に再現するかの検討が始まり、そして、スケールは無視してもその雰囲気を大切に表現する事に決めました。
製作で一番手のかかる円筒形の製作方法を考えている時建築に使う実物の雨どいの使用を思いつきました。それを接着で連ねた所迄できて作業が中断していたのです。レイアウトには他にはやらなければならない事が山積みで、屋根裏にあった荷物の収納場所の確保に取り掛かってしまいました。
このような状態で長い事作業が中断していたのですが、昨夜から作業の再開を思い立ちました。ご覧のように雨どいを利用して作った事が良くわかると思います。それにまずベース板を付けました。
奥の方にタワーの屋根を作りましたが、実物の写真とは違えて円筒形に沿った物でない直線状のカバーにしました。私の工作力ではおのおのの円筒形に沿った屋根を作る事はかなり困難と判断したからです。
手前側の円筒形にも同じような屋根を付け中央には断面が角のエレベーター室を作る事にしています。その中間くらいの高さに線路を越えて設置した二基のサイロ?にベルトコンベヤーを渡そうと計画しています。


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