さてと、事務所へ持ってきました^^
誇りかぶってたので、ちょっと綺麗にしてと。黄金のマリア様オルゴール全体をくまなく
注視すると驚愕^^いやはや、今まで俺の目は節穴だった、7年も放っておいた俺はなん
だったのか^^ベールをかぶって合掌する姿、その眼差しは天空を射している。
全身を被う衣の裾に膝もとまで届く肩からかけた鎖の十字架があった。衣から見える爪先
には丸い穴もしくはリングがある。傍らで膝まづく女はケープをまとい腰をヒモでチョウ
チョ結び。左手を胸にあて右手は杖を大地に突き刺して、マリアさまを仰ぎ観ている。
その傍らに一足の靴、そして縄で縛った小枝の束。今度は目をルーペを老眼鏡を岩肌をバ
ックにした建物に移すと中心に大きな尖塔、その左に二つの小塔が立つ。
さらに建物の右側へ回ると祠があり、なんとその中にも台座のあるマリア像が立てられて
あるではないか。これはいったい何を意味するものか・・・・
さらに良く見ると丸い光背に文字が刻んである?ルーペで判読^^
●時計は自分のものをアレンジして付けた・・・
頭の後ろの丸い光背にはJE SUIS L'IMMACULEE CONCEPTION
台座の前にLA BASLIQUE L'APPARITION LA GROTTE
その英字の下に大きくLOURDES とある。
台座を裏返すとベニヤ板の裏蓋にはオルゴールのネジがあり
紺色のシールが斜めに貼ってある。
四角の白ワクの中にMUSIQUE の文字、そして白抜きで大きくA.B .
そしてまた、四角の白ワクの中にSUISSE とある。
その下の行に同じ大きさの白抜き文字で
LOURDES L'APPARITION
AVE MARIA
さらに下段に小さい文字でMUSIQUE GARANTIE MUZICGEWAARHORGH
MUSICA GARANTITA WARRANTED MUSIC
MU○○?(白く剥げて不明) MIT GEWAHRLEISTUNG
以上が記述資料^^
裏蓋を開けるとオルゴールの本体が現れたネジを巻いたが、やはり止まる、そこでCR556
を綿棒に含ませ塗布。台座に戻し再度ネジを巻くすると、どうだ奇妙なオルゴールの音が
奏でる哀愁の響きが事務所にこだまする(ちと大袈裟だな^^)
しかし、リピートする音色が時々、音程がおかしい?裏蓋をまた外し注視すると、なんと
回る爪のついたドラムで、はじく十数本の音階の3本が折れて無くなっていた。
これがマリアさまを流浪の旅へ出す原因だったのか?それが、いま、俺の目の前にある^^
黄金の刻まれ窪んだところは薄茶色の汚れが染み付いている、もしかすると、そのマリア様
のオルゴールを持っていた家の生活の垢なのか^^これはそっとこのままにしておこう・・
興味は尽きず、我が心は遠くスペインへそしてマリア様の御心へと彷徨う・・・・・。
こなさん、何か閃いたらヨロシコ^^
▼▼▼
「そのマリア様」:こなさんからのレス(解説)・・・・・・・・・
Friday, 22 December, 2006 11:00:52 AM こな
元々はフランスの「ルルド(LOURDES)」で売られていたもののようですね。
例の,マリア様信仰のメッカ,奇跡の水のルルドです。
フランス語なので、ちょっと良く分からないところもあるのですが、
>JE SUIS L'IMMACULEE CONCEPTION.
(私は,無垢で静謐な形で(キリストを)受胎しました。)
>LA BASLIQUE L'APPARITION LA GROTTE→バシリカ
(カトリックで極めて重要な教会に与えられる名前)
(キリストの)御出現,グロット? これはわかりません.(※2)
Lourdes→ルルド。
>MUSIQUE の文字、そして白抜きで大きくA.B .そしてまた、四角の白ワクの
中にSUISSE これは、このオルゴールがスイスのどこかの会社のものである。
と言う意味でしょう。そして、その後には各国語で「音楽の品質保証」と書か
れていますが、このオルゴールは既に保証期間は過ぎているでしょう(笑)
と言うことでスペイン買われた物ですが、もとはフランスのルルドでのおみや
げだったみたいですね。
でも、それでもなんでも良い話です。とにかくコロンブス+マリア様のイメー
ジは私の胸ぐらをぐっと掴みました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
注(※2)GROTTE=フランス語和訳/洞窟、洞穴、穴蔵
◆ルルドの聖母御出現↓
http://www2n.biglobe.ne.jp/~jysuzuki/lourdes.htm
◆ルルドにおける聖母マリア御出現の祝日↓
http://salveregina.dyndns.org/avemaria/special/lourdes.html
▼▼▼
広島のこなという男のお蔭でスペインで買ったマリア様のオルゴールの出生が分かった夜、
外人や日本人が集うバルみたいな居酒屋で豊満な女性に言い寄られる夢を見た。
思わず飛び起きてワイフの寝息に後ろめたさを感じながらリビングへ行った。時計を見る
とまだ3時半、テーブルの上に置いておいたマリア様のオルゴールをしばらく眺めていた
・・・起きているには早過ぎるので、またベッドに戻ったが何故か息が早まり寝つけない
(更年期障害か?^^)暗闇に目を凝らすとスクリーンが現れ夕闇の中に中世の城壁がシ
ルエットになって浮かんで見えるそれはモ−フィング状態でやがてクリーム色をバックに
英文字や漢字の文字が3Dで様々な色合いで映し出される・・・と思えば頭蓋骨やら見えて
くる・・・恐くなって、また飛び起きて時計を見ると6時半、そのまま起きて、またリビン
グへ行った。そういえば、この春から長女がパリへ留学することを思い出した。
偶然かも知れないがマリア信仰のメッカ、ルルド、僕を招いているのか??(笑)
◎矢沢のお父さん、いつの頃からMARIAに執着するようになったが・・・?

0