バスガイドさんが女の子の座席に近づき、財布の色や特長、中身の金額を
聞いている、携帯を取り出し竹島の漁業組合へ電話を入れて確認しているようだ。
・・・そのうち、女の子の周囲がざわめくと「ありましたあ!」という
声があがった^^何と女の子の勘違いだった^^なくした筈の財布を見せている。
すっかり真顔になっていたバスガイドさんもいっぺんに元の笑顔に戻る。
「漁協に電話が通じなかったので、かえって良かった・・」と大事にもならず
一件落着^^バスは気を取り直して雨に煙る高速道路を走る・・・
ガイドさんがDVDを数枚取り出し「チャ−リ−とチョコレート工場」という映画を
http://wwws.warnerbros.co.jp/movies/chocolatefactory/
見ようということになり、バスの前方と中央に備えられたテレビ画面に皆注目^^
財布騒ぎの女の子達も席を移動、映画が始まると神妙な顔つきで目を輝かせている。
なんたって、お菓子の映画^^チョコレートに封入されたゴールデンチケットを
当てた5人の子供達と工場の主とのお話だった。しばらく見ていると見たような
画面が^^そうだ前日、ノジマへCD-Rを買いに行った折、店内の液晶テレビで
口のまわりをチョコレートで汚しながら金色のチケットを振りかざしている
金髪のデブの坊ちゃんが面白そうなのでしばらく眺めていた。続きを見たくて
その帰りレンタルショップで借りようとしたが題名が分らず諦めて出て来た。
それが、この映画だった^^ゴールデンチケットが当たった5人の子供達。
脳天気で食いしん坊の男の子、我がままで欲張りな金持ちの女の子、
ゲーム漬けで屁理屈屁理論派の少年、自己顕示欲旺盛な女の子、
何事も素直で家族を一番大切に想う主人公チャ−リ−。工場を見学しながら
最後に残った子供が工場を譲り受けるという設定でさて、どの子が?
(映画を観て当ててください^^)
映画も佳境に入ったところで焼津さかなセンターへ映画はひとまず停止^^
http://www5.ocn.ne.jp/~yaizu/tenpo/index_k1.htm
何度か来たことがあるので、余り期待感も湧かず、それでも妻と一巡り^^
威勢の言い掛け声がかかるが、見覚えのある鮮魚類が所狭しと並べてある。
お決まりのマグロの固まり、エビに貝にアジの干物、昆布に海苔、蒲鉾類から
各種の珍味、どれもこれも食べたものだし眺めるだけだった^^
妻がクジラのベーコンを見つけた^^子供の頃よく食べたなどと言いながら
「買おうかな?」という目をしたが、薄く紙のようにスライスされた脂身は
真空パックで量目の割に高い値段が付いている^^我慢をしてるのか眺めるだけだ^^
陳列台の通路を歩いていると叉同じ場所に出て来た、そこにはあのベーコンが^^
立ち止まって覗き込む妻、ビデオキャメラのスイッチを切って妻に一言「ママ買えば^^」
僕は迷う妻の欲望をプッシュした(爆^^)それでふんぎりがついたのか
「すいません^^これ・・」と店の女店員に声を掛け「ちょっと安くなりません?」
値切ってみたが、相手も女性、「それはちょっと・・」と拒絶されてしまった^^
きっと相手がオッチャンだっら落とせたかも(爆^^)
それでも素直にお買い上げ税込1.800円なり^^普段の生活なら
スーパーの陳列棚で見かけても見て見ぬ振りのクジラのベーコン^^
旅は心と財布を解放させる(笑^^)さて出発の時間だバスに戻って帰路につく。
身延町サービス店会恒例の三河湾の竹島潮干狩りは無事終了。
三十数年振りの潮干狩り、夫婦で子供に返った楽しい日帰りトラべリンバスでした。
後日談/自分の手で掘り起こし採ってきたアサリだから妙にひと粒ひと粒に愛着が湧く^^
茹でてしまうのが可哀想^^やはり直接、採って来たアサリは美味しかった^^
普段スーパーで買うアサリは貝柱がなかなか硬くて取れないけど身も柔らかく貝柱も
スルッと取れる。ご近所様にもお裾分け^^また来年も行きたいと妻^^
クジラのベーコン?あの日から一週間、今だ冷蔵庫で未開封(爆^^) <終>


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