「ひのきとひなげし」という作品の一節
この部分を選択した人は、宮沢賢治の作品をものすごく詳しく知っている人なんでしょうね
あのガヤガヤしたひなげしたちの、よめこどばかりが続く中、この部分だけに涼しい風が吹いているようなのです。
あめなる花をほしと云い
この世の星を花という。
「何を云ってるの。ばかひのき、けし坊主なんかになってあたしら生きていたくないわ。おまけにいまのおかしな声。悪魔のお方のとても足もとにもよりつけないわ。わあい、わあい、おせっかいの、おせっかいの、せい高ひのき」
けしはやっぱり怒っています。
宮沢賢治昨「ひのきとひなげし」
美しいスターになりたいひなげしたちに迫る誘惑。ひのきがいなかったらどうなっていた事か。
それなのに、文句タラタラのひなげし達
ひのきも放っておけばいいんですよ、よめこどかだりのひなげしなど、と、根性の悪い時分は思ってしまうのですが、心優しい人はそうは思わないのでしょうね…(-_-;)


25℃って道路の温度計は表示していた…運転していると腕に刺さるような陽射し…痛い