窯点火です・・・
朝一で納品・・・
M市に住むUさんが応対
「binnさん・・・無理しないで下さいね」
「何となく病院パターン掴めてきたので年内には納品できるように頑張るね!」
彼女は三年目位かな?
竹下景子ちゃん似のお店のスタッフ・・・
ボクと同じようなフレームレスメガネの彼女だ。まだ三十代だろうか@既婚者
「実は・・・ウチの兄も入院しているんです・・・」
納品書を渡し、ボクは歯医者とオフクロの病院へ向おうとしていたのだが、彼女はそう話し始めた。開店まじかで客もいないし・・・
「え?どうしたの?」
「脳内出血で・・・もう、下半身麻痺なんです・・・」
思わず彼女を見つめた。
彼女はメガネを外し、いきなりの涙をぬぐった。
「そうなんだ・・・なんていうか・・・オレ達、いろんなものを背負うね
お兄さんは結婚は?」
「しなかったです・・・だから妹に回ってきて
母が面倒を診ていますけどね・・・」
半笑いで、上ずりながら彼女は言った。
「・・・・」
ボクは彼女の背中をさすった。
彼女は、眼をぬぐいながら
「binnさんも・・・」
ボクの背中をさすった。
・・・
オフクロ病院へ行くと、なんつーか熟睡しているんだわ
んじゃ一緒に寝るか!
四人部屋の空いていたカーテンが動き
知った顔が現れる! 笑
同病K透析病院患者の方、ナースにノタマウ。
「これ、テレビどうやるの?黄門様観たいんだけどな〜〜」
思わず笑う。
ベッドから出てきたところで肩を叩く。
「娘がさぁ〜〜股関節骨折で東京に入院しちゃってなぁ〜〜アタシの薬調合できないから入院させられちゃった!」
「そうなんですか・・・オフクロも骨折で・・・あっ!四時前にテレビセットしておきますから 笑」
・・・
窯点火な夜
シゴトしたいなぁ〜〜ぐわぁ〜とね!
出来るんだろうけど

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