かろうじて1万円まで日経平均が戻った。それ自体は喜ばしい。
ドル円も89.74まで戻ってきている。これもありがたい。やはり藤井の介入を匂わす宣言の影響なのだろうか。
この辺り判断がしづらいものがある。
あるいは本当に日銀が介入しているのかどうか。
ともかく経済部分ではほんの少しだが安堵できる状況に向かっているようにも見える。
けど、売り方の買い戻しでこうなってるのだとしたら、何一つ安心するわけにはいかない。
それにもまして民主党政権は現在も継続しており、連中がこの世から滅亡してるわけでもなんでもないのだから。
税金は増やす、手当は減らす、全体的に負担が増加する。
そんな政策を推進する政党が権力を握ってる現状で安心などできるわけがない。
扶養控除や配偶者控除などを削る、公共事業を削る、というのは間違ってないが、同時に福祉を撤回、税率の最高率を低下(最低でも20%未満に)するというのがセットでないと政策として何一つ意味がない。
税率の上限を低下させ、補助金・控除を無くす事で税収は現在と同じか、上昇する可能性がある。そこを考えないのだろうか。
あるいは、それで税収が低下したとしても、本来なら税収に見合った政策を採るのが普通。借金してでも何かやろうというのが間違い。
民主党に変わってもこのあたりは変わらないのだから、自民党と何が違うんだ、という声が上がってきても良いものだが。
残念ながらそんな声はこれっぽっちも聞こえない。
減税で国力回復した国々があるというのに。
愚かな事だ。
何にも増して愚かなのは、減税に反対するのが国民そのものである、という事か。
そのくせいざ増税が現実味を帯びると途端に反対を表明する。いったい何を考えてるのやら。
日本人というのはとてつもなく愚かであるようだ。
いや、「ようだ」は必要ないな。
日本人はとてつもなく愚かだ。

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