2005/5/31
● VRMユーザー紳士録連載開始
ネット上で活躍しておられるVRMユーザーにインタビューする企画。今月はまゆきち氏、Tatsuo氏(前編/後編)の両大御所が登場。改めてご協力に厚く御礼申し上げる。
● VRMを活用したNゲージレイアウト施工記続々登場拙者にとってもっとも思い入れの強いテーマなので、啓明氏とかー君氏の試みについては今後も取り上げることになるだろう。
<関連記事>
・Nゲージレイアウト製作におけるVRMの有用性は立証されるか
・VRMが鉄道模型レイアウトの設計過程を可視化する
・鉄道模型レイアウトにおける普遍性と個性
・自殺願望上等!!
今月のネットVRM界における最大の収穫は、何と言ってもころすけ氏の登場である。今後も破天荒な活躍に期待したい。
<関連記事>
・試行錯誤の過程はそれだけでチュートリアル足り得る
・胃がよじれて死にそうです
・ビュワーからの声が聞こえるか!?
加えて、今月は拙者自身まったく意図していなかった不思議な流れも目立った。これは偶然なのか、それとも必然か。
<関連記事>
・ネットに晒す醍醐味
・TRAINZもいいなぁ・・・
余談ながらae-wing改めshinkaisoku500氏との出会いキッカケとなったスレはDAT落ちした模様。おい、粘着小僧。もう終わりか?(w
・VRMに車輛自作機能は必要か?
・ネットVRMユーザーがVRMユーザーのすべてではない

2005/5/31
● 新たな試み続々と
2005年4月はネットVRMユーザーによる表現上の新たな試みが同時多発的に生じた月であった。
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・新旧の「視点職人」から見えてくるVRM4スクリプトの可能性
・「仮想ビュワー」という新しい試み
・しおじ氏近作より−吐息を感じさせるVRM動画&物語−
・Tatsuoマジックに呆然(i゜Д゜)
2005年4月16日、スーパーバイザー1名を含むVRMユーザー5名によるオフ会が大阪で開かれた。次は名古屋あたりかな?
<関連記事>
・VRMユーザーオフ@大阪/ファーストインプレッション
・VRMユーザーオフ@大阪/お笑いネタ編
・自発的自己目的化を誘発するユーザーがVRMを盛り上げる
ユーザー発のイベントという意味ではコレも見逃せない。呼応してVRM侍ではVRMスクリーンショット加工の系譜を論じてみた。
<関連記事>
・想像以上にレベルが高いぞranmeiコンテスト
・ranmei画像コンテスト閉幕
・VRMスクリーンショット加工の系譜(黎明期編)
・VRMスクリーンショット加工の系譜(転換期編)
・VRMスクリーンショット加工の系譜(爛熟期編)
・フリーランスは大人の愉しみ
・ビギナーは「作品」よりも「作品が生まれる過程」に飢えている

2005/5/30
冗談はさておき。
ころすけ師匠(と敢えてお笑い筋の方への尊称を添え申し上げる)が、またも強烈なネタをかましておられる由、祝着至極。現物は読者自身の目でご確認いただくとして、拙者は今回の要点のみ抽出申し上げ候。
シーンをイメージした自分の中での設定って大切だと思います。ただ部品を並べるだけじゃなくて、写真一枚にも意味を持たすことができそうで。これぞまさに箴言。
ビュワーから声が聞こえるようになれば、きみはもう、レイアウトコンテスト優勝間違いない!
ご存知の通り、VRMは適当に部品をレイアウト上にバラ撒いただけでも、十二分に美しいCGを得ることが出来る。が、あくまでもそれはVRMの性能に過ぎない。それを如何に「作品」と呼べる領域へ持っていくか、言い換えれば作者の個性を如何にそこへ盛り込むか、については、ころすけ師匠が今回言っていることがすべてだ。
VRMの性能に甘えてバラ撒いただけの部品や車輌は、ビュワー上ですすり泣くのだ。読者諸氏の中にはその声を聞いたことがある人もきっといることだろう。個々のVRM部品は、貪欲なまでに主張する。オレをもっと活用してくれ、オレに出番を、オレにドラマを与えてくれ、と。その声に耳を傾けることさえできれば、次のステップへ向けて何をすべきか、自ずとわかるはずである。
VRM車輌・VRM部品の精密さに甘え、それが自身の能力であると錯覚した作品をネットに晒してしまってはいないだろうか。それは、VRMをアゲているつもりでも、結果的にはサゲている行為になってしまう場合がある。拙者自身への自戒の意味も込めて、この点は強調しておきたい。そのことさえ理解できれば、この際、ころすけ師匠の作例が実のところVRMをアゲているかサゲているかなんてどーでもいいじゃん(w。
いや、十分にアゲてますよ、師匠。
閑話休題。
ころすけ師匠、面白過ぎます。マジで拙者を笑殺するおつもりか。2両連結15分1区間ポッキリ、快速プレイ心感専、に砕かれた腰は、当面完治しそうに御座候わず。電波系VRMユーザーは拙者が最初で最後かと思っておりましたが、何のことはない。師匠の電波出力に比べれば、拙者など不要輻射の域を出申さず、恥じ入る限りにて御座候、切腹。

2005/5/29
BLS風ペンデルツークデッチ上げ計画、名付けて「Lötscheberg Project」の続報也。例によってPower Pointでラフスケッチしてみた。こんな感じ。

<BLS風2等客車>
毎度変わり映えない話ではあるが、GREENMAX製ナハ10ベースの2等車と、同カラーリングでオユ12ベースの荷物車を作る予定。
悩みどころは、BLSの客車特有(と言っていいのか、オイラの知識自体かなり怪しい)のドア上の天窓構造の処理。オミットするにはちょっと目立つが、GMキットのツライチかつ曲面成型の屋根の一部を切り欠くのは結構勇気が入りそう。まぁ、それを言うと、BLSの客車のドアは本当は折り戸なのでアレなのだが、GM10系シリーズのドアのモールドは何気に気に入っているのでこのままいこう、適当だなぁ・・・。

<1・2等合造制御車>
今回の鬼門がコイツ。
同じくGMのオロハネ10をベースに、これまでは運転台部分を雰囲気の近いキットからの移植で賄ってきたが、今回はもう一歩レベルアップすべく、スクラッチしようと思う。現時点では素材は件のHGe101モドキでも活躍(?)した真鍮でやろうかと思っているが、ちょっと不安。プラ車体にブラス車体をつなぐなんて本当に出来るのか?
とりあえずやれるところまでやってみよう。で、ヤバそうだったらなかったことにしよう、切腹ッ!!
※実車についてはこのへんを参照あれかし。
