2006/12/6
JR北陸本線・湖西線 & 3階層高架近郊路線/Tomoppy氏 霊魂補完計画
以下はI.MAGiCレイアウトコンテスト2006参加作品のレビューです。作品は結果発表のページからダウンロード可能です。
この1年間でネットVRMユーザー界隈において最も大きく進展したのは、地形テクスチャーの活用ではないか、と思う。手前味噌になって恐縮だが、本年度の大賞を受賞した櫻隼氏も、ボクが実験的に実写真から作った地形テクスチャーを利用してくれたようだし、VRM4部門賞の啓明氏にしても、地形テクスチャーの妙が光る作品での受賞となっている。
そういう意味で本作の作者であるTomoppy氏は損をしている。

上掲スクリーンショットは、いずれも「JR北陸本線・湖西線(塩津ー敦賀区間2006年9月直流電化)」からのものだが、一見して地形テクスチャーの稚拙さが目立ってしまっている。が、その初見の印象の悪さに目を瞑って、よくよく見てみると、実に巧みな線路配置が施されていることに気づく。題材となった地域のVRMレイアウト化という意味では、この線形の上手さは昨年度大賞受賞のしおじ氏「敦賀」に通じるものがある。
世界征服計画座標情報:http://maps.google.com/maps?f=q&hl=ja&geocode=&q=http:%2F%2Fwww.nodus.ne.jp%2FToretateVRM%2Fvrm.kml&t=h&ie=UTF8&ll=35.585572,136.109104&spn=0.014379,0.027852&z=15

「3階層高架近郊路線」についても同様で、意図したことはわからないでもないのだが、うまくいっていないようである。基本的な技術がしっかりしているだけに惜しい。
* * *
地形テクスチャーを作る技術は、VRMレイアウトを作る技術とは質の異なる技術である。第一に絵心が必要であるし、相応のPCのスキルがあり、かつ、十分なツール(グラフィックエディタ系のソフトウェア)を所有している必要がある。しかし、それがVRMレイアウト作品の見た目の印象を大きく左右してしまうのも事実である。
そういう意味で、テクスチャー転用について謝辞を述べてくれた櫻隼氏に対しても述べたように、そういうことが得意なVRMユーザーが、不得手なVRMユーザーに素材を提供するという活動は、もっとあっても良いと思うし、先月のまとめで取り上げたように、既に始まってもいる。
ことレイアウトコンテストに限って言えば、VRMユーザーは互いにライバルでもあるワケだから、「敵に塩を贈る」ことを皆に強要するつもりはない。一方で、この故事(が史実であるか否かはさておき)の元となった戦国武将が、未だに崇敬の対象となっていることを鑑みるに、他のVRMユーザーを自分と同じ舞台に立たせ、その上で打ち破ってこそのレイアウトコンテストではないか、とも思う次第。

2006/12/6
リバイバルブーム
Re: 初歩的なことかもしれませんがRYOMA氏に続き、この人までもが復活か!?
KZ さん- 2006/12/04(Mon) 23:17 メッセージNo.4505
鉄道模型レイアウターF2006は、鉄道模型シミュレーター4をベースに作られています。
鉄道模型シミュレーター4より、レイアウトファイルの拡張子が変更されているため鉄道模型シミュレーター3では、開くことが出来ません。
鉄道模型シミュレーター4の第2号がTOMIX規格に該当しますのでそちらの購入を検討してみてください。
(後略)
VRM初心者会議室 より
