2006/12/12

レイアウトコンテスト2006総括(その2)  霊魂補完計画
前回、レイアウトコンテスト2006の参加作品の分析を通じて、向こう1年間のネットVRM界隈の課題を明らかにしていきたい、というようなことを書きました。で、具体的な各論は明日以降として、今日は総論的に“どうやって課題に取り組むか”について書きます。

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結論から言うと、課題に挑戦してみた経過や結果をWeb/blogでお互いに公開し合って、ネットVRM界隈を盛り上げていきましょう、という、いつものヤツです。

これには2つの意味があって、1つには、ボクが“ネットVRMユーザー”と尊称申し上げる“VRMとWeb/blogをやっている皆さん”が、お互いに刺激し合うことでレベルアップしていきましょう、ということ。もう1つは、広い意味での“VRMユーザー”にネットVRMユーザーが模範を示していくことで、VRMユーザー全体のレベルアップをしていきましょう、ということ。いずれも、翌年のレイアウトコンテストの参加作品がどうなるか、増えるのか減るのか、今年と同レベルに留まるのか、更に質的に向上するのか、が、目に見える成果となります。

「いや、それって、これまでと何が違うの?」「オマエにそんなことを言われなくても、既にみんなやってるじゃん!」とお思いになる方もいるでしょう。まったくもってその通り。既にそれは始まっており、ある意味において、レイアウトコンテスト2006の結果も、やはり2005年から2006年にかけてネットVRM界隈を賑わしたいろいろなネタが色濃く反映されていると思います。

が。逆に、それが1つの足枷にもなっているワケで。

常々指摘していることではありますが、2005年頃からネットVRM界隈でもWeblog形式のWebが主流になってきました。そして、一般論としてWeblogは「定期的に小さなネタを書いていくツール」として認知されており、また、特別な工夫をしない限りは自然とそういう使い方にユーザーは落ち込むので、どうしても2005〜2006年にかけてのネットVRM界隈のネタは“一発ネタ”に偏っていた感があります。

そういう目で改めて今回のレイアウトコンテスト参加作品を見てみると、大賞受賞作等は別格として、ミクロな作り込み=一発ネタ的なテクニック、には目を見張るものがある一方、マクロな完成度=一発ネタとしては扱いにくいテクニック、は今ひとつであったように思うワケです(後日論じますが、もちろんそうでないものもありますし、また、一発ネタだから価値がない、という意味でもありません)。

そこで、今年のレイアウトコンテストの参加作品の分析を通じて、昨年から今年にかけてのネットVRM界隈に“何が不足していたのか?”を明らかにしましょう、と。そして、銘々のネットVRMユーザーがその中から好みのテーマを持ち帰って、挑戦し、またネットVRM界隈に銘々のWeb/blogでフィードバックしていただきたい、と。これが、ボクからの提案なのであります。

「何でそんなことをせなあかんねん!?」みたいな、つまらないことは聞かないように。別にボクは誰にも強要しません。ボクはボクで、勝手にこれまで通り、黙々とやるだけですから。ただ、既に皆さんも薄々お気づきかとは思いますが、結局のところ45-50s氏にしてもjunichi氏にしても、盛り上がりを見せているVRM系Webというのは、既にそういう課題設定をして周囲に大なり小なりの影響を意図的に与えているところなんですね(本人がそれを自覚しているかどうかは、この際どうでもいい)。そういう経験、有り体に言えば達成感というか、自己満足感というか、そういうのを遍くすべてのネットVRMユーザーに味わって欲しい、と。コレがボクの思いです。

逆に、とにかく何か書かないと他の人から忘れられてしまいそうで怖いから躍起になってネタ探しをして書き続けられているWeblogというのは、どこか空虚で読む人も反応し辛いです。何より、更新に投じるエネルギーは前述のうまく回っているケースと大差ないですから、空回りする分だけそのエネルギーがもったいないです。これを別の言い方で表せば「体力はあるけど武器がない」状態、つまり「才能があるのに然るべき知見に基づいていないので損をしている」状態だ、とボクは見ており、非常にコレを惜しんでおるワケです。

まぁ、こう書くとなんだか難しい、ややこしいことのように思われるかもしれませんが、これは“遊び”なので、やり出してうまくいくと基本的に楽しいです。責任もないし締切もないです。で、こういう楽しいことをしながら、本当にそれを翌年のレイアウトコンテストの頃まであなたがやり続けたとすると、あなたにはVRMのみに留まらない、トンデモないスキルが身につくことになります。ボクの究極的な意図はそこにあります。特に若い人、学生諸君。学業を疎かにしない程度に、騙されたと思ってやってみてください。で、騙されたときは、ボクを恨まないように。

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んな感じで、明日から各論に入ります。
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