2006/3/27

祝・VRM4 Movie 5days完遂  誉め殺し
fox氏によるVRM4 Movie 5daysが滞りなく完遂された由、祝着至極。

たとえ僅か5日間のことであっても「〜をやりますよ」と宣言しておいて、それをやり通すということは、なかなかどうして難しいことであるので御座る。その難しいことに挑戦し、文字通り「有言実行」を貫いたfox氏を謹んで誉め殺し申し上げる也。
その上で、特にご自身でWeb/blogをお持ちのネットVRMユーザー諸兄に一言ご注進申し上げる。

湖面にて優雅に泳ぐ水鳥は、その実、水面下にて激しく水を掻いていると申します。fox氏もまたかくの如し。
「Movie 5daysをやります」と宣言され、こうして成し遂げられた上で振り返れば、それはさも当然、当たり前のことに見えるやも知れません。が、その実は、宣言したことを遂行するべく、見えない部分でのご心労、ご努力があったればこそ、完遂されたものと拝すべきで御座います。


ゆえに。
ネットVRMユーザー諸兄、特にお若い方々に申し上げておきたいことは「安易に真似ることなかれ」であります。「ボクはこれから〜をやります」と公言して注目を浴びることは、その瞬間は何ものにも代えがたい快感があるかも知れません。
が、それは諸刃の剣であり、次の瞬間からは「本当にそれをやり遂げられるだろうか」「もしやり遂げられなかったら恥ずかしい」という重圧となって自分自身にのしかかります。そして、これは拙者の知る限り、VRMに限らずあらゆる分野において、ネット活動をする方々がその活動を突如止めてしまう最大原因の1つでもあります。

よって、特に若い人たちには、fox氏の「目に見える部分」だけを安易に真似ることはお勧めしません。むしろ、fox氏が敢えてそういうリスクを覚悟の上で宣言し、5日間に渡って作品を公開し続けた、その背後にあるご努力に思いを馳せて欲しいと思うワケです。
その上で「よし、ボクもfoxさんのようにやってみよう!!」と決意されるのは、それはそれで価値のあることでしょう。その場合であっても、宣言してしまったことが途中で挫折した際は、一人思い悩まずに、サラッと「頑張ってみたけど、駄目でした(汗)」とでもギブアップ宣言して、なかったことにしてしまうのが一番です。
誰に要求されてやっているのでもありません。あなた自身があなたに課したハードルが越えられなかっただけのことなのですから。そして、ハードルを越えられなかったことを恥じる必要はありません。むしろ、良い結果につながらなかったとは言え、自らにハードルを課して挑戦を試みた自分を誇って良いのです。

だからと言って、やはり、瞬間的に注目の的になりたい、という一心だけで大口を叩くのは、やはり止めた方が良いでしょう。結果がどうであれ、そういう無用の見栄であるとか、虚栄心というものは、自然と見る人に漏れ伝わります。そしてそれは、あなた自身はもちろんのこと、周囲の人をも意図せずに傷つけてしまう場合が多々あります。しかし、それを恐れて貝の如くに口をつぐむことも、これまた避けるべきです。

ちなみに。
私の場合は「〜をします」と宣言したときは、大抵、既にモノが完成していて、単に公開していないだけの状態であることが多いです。VRM4EGがそうであったように。
もちろん、私が仕掛けるプロジェクトの中にはどう考えても完遂があり得ないものもありますから、それは例外ですが、これとて、水面下でいろいろとやっているから言えるのであって、目立ちたい一心で裏づけのない大口を叩いているワケではないのですから。

そしてこれは、単にネットVRM界隈でどうこう、という話ではなく、皆さんがこれから社会の中で生きていく上で、非常に大切なことなのだ、というのを銘々で少しだけ考えてもらえれば、と思います。
趣味の世界のみならず、仕事の世界においても、こういう考え方が身についていないがために、周囲にド迷惑をかけたり、自分自身も無用な苦しみを背負い込んで体や心を病んでいく人が、想像以上にたくさんいるんです。

と、暇なオッサンからの、春休みを謳歌する諸君へのお説教でした。fox殿、変な話の枕に使ってゴメンな、切腹。
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