もっともっと暗い情勢の国は世界各国で多数存在するはずで、それに比べて日本はまだぜんぜんマシ。。。とも思うんですけど、なんだか最近明るくないですよね。日本って。
いじめで自殺者が続出このご時世、責任の矛先が学校に向けられて、それを回避するための必死の弁明。なんだかとっても見苦しく思うのは自分だけでしょうか?
自分の親は、教育熱心だったわけでも口うるさかったわけでもありませんでした。特別に何かに秀でてるような親でもありませんでしたが、人道的な事に関してはとても厳しかった事を記憶しています。
例えば
「自殺するっていうのは人生で最大の罪」
だとか
「お前が何か犯罪を犯したらお前を殺して自分も死ぬ」
だとか…
まあなんて極論の持ち主だったんだと今でこそ苦笑いしますけど、幼き日の自分にはとても重みのある諭し方でした。
4人兄弟の真ん中という事もあり、自分に特別関心を抱いていたという事でもなかったのか、学校でいじめられて帰ったきた自分にも「なんでやり返さないのか」とオヤジが逆に自分に激を飛ばした事もありました。そして、それを理由にぶん殴られたりしましたからね。今考えるととんでもない親だった思うけど(苦笑)それでも自分は次の日に、その自分をいじめた連中にリベンジしましたからね。今でもそうですが、自分の体は小さい方だったにも関わらず自分よりもガタイのいい連中4人に一人でケンカを売れば…結果は言うまでもなく返り討ちです。まさにジャイアンにケンカを売ってボロボロになったのび太君状態です。その格好で家に帰ると、負けた事に対してまたオヤジから殴られる始末…。で、次の日またリベンジを申し込むわけですが、また同じ方法でやったらまた負けると思って今度はそのへんに落ちてる石を仕込んで連中に挑むわけです。もちろん一発ヒットすれば流血沙汰なわけで、それで連中が学校にチクって、今度は自分は悪者になり…そしてまたオヤジから「卑怯な手は使うな!」と…
この世はなんて無情なんだって幼心に思ったわけです。
ただ、自分の幼少時代は今みたいに集団で個人を無視するという事がなかったと思うんです。いじめはあったけど、陰険でなかったというかなんというか…。単純に強い奴が偉くて、その強い奴が場合によっては弱者をサポートしたり、場合によってはいじめたり…という関係があったかのように記憶しています。自分はそういう組織が嫌いだったので、どちらのグループに入ったり…というのはなかったですけど。おかげで異端児扱いされていたような気もしていますが。でも、小さいときから極端の部分を客観視できていたのは今思えばこの上ない収穫だったかのようにも思っていますけどね。
今の学校の事情がどうなのかというのはわかりませんけど、色んな人からの話を聞いたり公共の場の親子を見てる分には、親が悪いんじゃないかなと思うわけです。学校に全く責任がないわけじゃないだろうけど、やはり子供にとって親の存在は絶大なものですから。自殺する子が絶えませんが、親として異変に気づけないというのはいかがなものか。自殺を企てている程追い詰められた心境にいる中で、普段と全く同じ…という事ってありえるんでしょうかね?どうも、親も免罪符を求めているような。自分の子供の死の責任を、学校やその周辺に一方的に押し付けているような。親としてやりきれないという気持ちも多いにわかりますが、結局は親も親であれる程成長をしていないという事でしょうね。勿論立派な保護者も沢山いらっしゃるとは思いますが。
いずれにしても、なんだか明るくないこの日本。せめて自分の周りだけは元気よくありたいものです。かく言う自分は、連日の激務についに体調を崩してしまいましたが…
銀座のど真ん中で嘔吐してしまうほど体調が悪い自分に、義理でもなんでもいいので清きエールを…(苦笑)

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