今日は市川グランドホテルで『原信夫とシャープス&フラッツ』のディナーショーのスタッフの仕事でした。
ここは、ビルの6階〜10階がホテルとなっており、今日の会場は7階の宴会場でした。だからどうしたの?と思う方、あなどるなかれ。
無論、搬入は1階になるわけです。そして運搬用エレベーターまで長い長い廊下を通り、さらに7階に着いてから狭くて長い運搬用通路を移動するわけで、はっきり言ってキツイです。まあ、最近はこんな状況にも慣れてきましたけど相変わらず汗だくで、自分がサポートするシンガーソングライター『ケン☆ナミキ』と頑張って働きました。
基本的には、ドラム経験者の彼にドラムを組んでもらって、自分はステージのセットを組むという作業分担をしてるんですけど、これもあなどるなかれ。スタッフは二人なんです。このバンドはビッグバンドなのでメンバーは17人。この比率でも二人での作業です。そりゃあ疲れますよ。終わった後はいつも脚がパンパンです。
ただその分、日本を代表するジャズマンに教えを受ける事ができたり、いい事がたくさんあります。それに肉体労働ですから終わった後の清々しさはなんとも言えないです。
実はこのバンド、今年で結成55周年。一つのバンドが名前も変えずにそれだけの時間続いている事ははっきり言って驚異的です。それだけの質と、知名度であるからこそなんでしょうけど、自分もショウジョウスタイルを長く長く続けていきたいものです。『音楽性の違いにより解散』なんて良く聞きますけど、そんなのってバンド始める前に方向性とか話し合ったりしないわけ!?とか自分は突っ込みたくなります。もちろんやり始めてから色々と変わっていく部分ってあると思うんですけど、そもそも「こいつとだったらバンドやれるわ」ってやつとやるべきだと思います。とりあえずベースが足りないから、ドラムがいないから…っていう理由でできる人を入れるって事は多々あると思いますけど、それでもお互い信じあってこそバンドだと自分は思っているので、そういう部分でもこの『シャープス&フラッツ』や原信夫先生からは大きく学ぶ事はあります。
というわけで、風呂入って寝ます。今日は浴槽にどっぷり使って寝るとしますか。

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