一切の通信を遮断します。。。
…と、言いたいところですが。
行き詰ると息を抜きたくなるものです。その息抜きのためのブログの更新です。
締め切りが明日なもので、なんとか今夜中にやらんと信用に関わるのです。
元々信用もへったくれもあったもんじゃないくらいに穴を開けてる現場ですが、それでも私は愛されたいのです。愛されたいのなら愛さないといけない。
今の場合。。。
「愛=期日内に納品」
が、具体的な愛です。
一週間ほど前から大きなイベントや仕事が相次ぎ、ほぼ休みなく働いているので、実はこの辺でぐったりしたい気持ちもあります。
ですが、そんな事言ってたらいつだってぐったりしてしまう。そんな気がします。
なので、ここは頑固一徹に頑張ろうと思っていますが、アレンジってのは、僕の場合は演奏以上にエネルギーを消費します。
因みに僕の場合は、まずは曲の全体像(リズムとメロディーの絡み、尺、コード進行等)を大雑把にでも把握するために、曲を数回、フルコーラスでリピートさせます。
その後、ホーンセクションを入れる場所を決めます。この場所は、どこでもイイというワケではなく、曲を引き立たせるための場所、音選び、リズム、さらにはオリジナリティが必要です。
それら全ては、自分が今まで吸収した音楽の引き出しの広さで決まってしまうものですが、ありきたりな音が良かったりする場合もあるので、結局の所は自分が好きな音を使ったりします。
自分は、ビッグバンドなら前田憲男や内山有希夫、数管編成のホーンセクションなら村田陽一やTOP、JB'sのアレンジを好みます。自己解析がイマイチ出来てないのですが、おそらくはファンクの「キレ」とスイングの「歌心」が好きなんだと思います。
「キレ」がないとホーンセクションの迫力が出ないし、「歌心」がないとノッペラボウな音楽になってしまいます。
さらにそこに「スリル」が加われば申し分ないのですが、それはプレイヤーの技量に関わる要素が多数存在するので、ひとまず置きます。
さて、いよいよ5線紙に音符を走らせます。
数パターンのフレーズを作って、曲にフィードバックさせてみます。
それをさらに数回繰り返し、一番しっくり来るフレーズを採用して具現化させます。
ユニゾンにするか、和声にするか。。。
実は、ここが一番悩みます。
初期段階で「ここは3声でハモる!」と決めていたりしても、作ってるうちに変わったりします。それを、ボイシングを変えたりユニゾンにしたり、試行錯誤をするうちに結局アホみたいに時間かかるんですね。
んで、最高なのが出来た!と思って現場に持っていくと全然ダメだったりします。
つまりのところ、やってみないとわからん。。。
ちゅー事です。
。。。なんだけど、一発でOKだったら現場のみなさんが楽じゃないですか。
それが僕の最大の弱点で、毎回アレンジやる度に悩むわけです。
さて、自分の方法論を記載する事によって基本に戻る作業をしたこの辺で、仕事に戻ります。全部ユニゾンでやれたら楽なんだけど、それだとつまんないしね。
さすらいはそんなに甘くない。。。(苦笑)

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