ん〜。。。
アレンジしてていつも思うことなんですが…。
ひとしきり終わって出来上がったスコアをみると「こんなもんかねぇ」なんて思うんです。
何時間もかけて作ったのに、平均で一曲4分前後。
ビッグバンド用にアレンジするのは、結構さくさくっと進むんですが、歌が入ったり後付のホーンセクションを入れるとなると、幅が限定されてしまう。つまり、好きなように作れない。
曲があれば、1からアレンジを作る方が圧倒的に早いという事です。意外に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、コードも好きなようにつけられるし、サイズも自由に自分のさじ加減で決められるワケで。
後付でホーンセクション(2〜5管編成くらい)を入れる時が、もしかしたら一番大変かもしれない。
既にバンドの基礎アレンジは決まっていて、それに「お邪魔致します」的なホーンアレンジになりがちになるんです。
ガッツリ派手なホーンソリを入れたいなって思っても尺が短かったり、バンドの音や歌を邪魔してしまったり。
それと、これは結構良くある事なんですが、頂いた譜面(リードシートやコード譜など)に記載されてるコードと、実際に鳴ってるコードが合ってない。
これ、実は一番悩むし困るんです。
音源を信用すれば良いんですが、もしコードが変わっていたら、ボイシング〜フレージングも変わってくるし、「どうすれば良いんじゃ???」となるわけです。
大抵の場合は見切り発射で音源で鳴ってるコードを参考にしますが、現場に持っていって「コード違う」なんて事もよくあるし、う〜ん…となってしまうわけ。
自分のバンドなら「ここが合わないんでこうしましょう」ってできるけど、他所のバンドさんに参加する時は、その辺が思うようにはイカンものです。
とりあえず一通りアレンジは終わりましたが、正式にOKが出るまでは暫く悩みそうです。
そういう意味でさすらいのアレンジは楽しいんだよなぁ。
自分が正式に参加してるバンドでもあるし、みんな遠慮なくガツガツ言ってきてくれる。僕も遠慮なくガツガツ言いますが。
ほら、サポートで参加する人にそんなにガツガツ言えないじゃない(笑
手伝ってくれてるんだから。。。的な遠慮があるから。
そういう意味でも、他所にアレンジを卸す時は「ほんとにこのアレンジで良いの?」
という疑問が出たりして、ちょいと悩みます。
「仕事なんだからキッチリやってくれよ!」と言われると有難いんですけどね。大体は「それでお願いします」ってなるから、良し悪しのジャッジが、ね。良いアレンジが良いに決まってますから。どっちだ?みたいな。
さて。怒涛のアレンジ作業は終わったけど、これから写譜作業です。
100枚くらい。。。
明日の夕方までに…(大泣
終わるか???

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