安否がわかれば、それだけでも気持ちが少しは安らぎます。自分の身内は無事でした。
改めてご報告致します。
私の故郷(岩手県二戸市)は、情報を得た上ではそれほどの被害は無かったようです。
もちろん全ての情報を得られる訳ではありませんので、あるいは人命を失した事例もあるかもしれません。それほどの被害は無いにしろ、やはりそれ相応に揺れた、という事です。
そして、このブログを更新している張本人なので言わずもがな…ではありますが、私も無事です。自分の音楽活動は見通しが立たずに混乱が生じていますが、それでも無事である事に感謝しています。
もう一つご報告。
昨日を持ちまして、私の人生は31年目に差し掛かりました。
こんな状況の中、お祝いのメールを多数の方から頂きました。
正直、素直に喜んで良いものかどうか。複雑でした。
ただ、自分の生まれた日と言う事には変わりなく、無事である以上は明日からも生きていかなきゃいけない。だから、祝って頂いた事を、今では素直に嬉しく思います。
31年の人生のうち、実に20年を音楽と共にしました。
その20年が無駄でなかったと思える事ですが、多方面から声を頂きました。
「チャリティーやるから協力しろ!!」って。
「トロンボーン吹いてくれ!!」って。
「元気にさせるには、俺たちみたいなのが頑張るしかない!!」って。
涙出ました。嬉しいです。
この未曾有の大惨事だけど、自分でも役に立てる事があるんだと思いました。
節電はできる限り実施した方が圧倒的に良いと思います。
詳しくはわからんですが、被災地に送る電気が豊富な事に越した事はないでしょうから。
ただ、それと同時に、都心で暮らしてる以上は経済を回転させなければならない責任もあります。
節電するが為に、それが滞ってしまう事も大変な問題だと思うんです。
こんなもん言わんでもわかると思いますけど、被災地の復興には多額な費用がかかる訳です。寄付などの民間レベルでやれる事も沢山あると思うけど、働いて税金払って、それを活用する方が効率的だと思うのは私だけでしょうか?
「できる事をやる」
その通りです。でも、「できる事」は、個人で差があります。
日常生活ができる方々は、それをする事が「できる事」だとも思うんです。
いま一つ冷静になって。
雑多な人間関係を考えるほど、複雑な事じゃないと思います。
気合い入れて働いて、情報を得てできる限りの支援をしていく、それで良いんだと思います。
最後。。。
やっぱり、電話(通信)事情は、なんとかして欲しい。
こういう時に使えないで、何が「携帯電話無線機」か、と。
私は、故郷の肉親の肉声を聞き、胸を撫で下ろしました。
同時に冷静になれた自分がいました。
声が聞ければ、それだけでも安心するものです。
声が聞こえずとも、呼び出し音が聞こえるだけでも良いんです。
回線がパンク状態ってのが、無念です。

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