いよいよ、アンサンブル至上主義に拍車がかかって参りました。。。
派手なフレーズとかをよく作ってました。今までは。
TOPみたいなバキバキなホーンセクションなんて、やっぱりカッコいいじゃないですか。
7thと9thでアンハーモニーな具合も、タテもヨコもバッチリそろってるからキレて聞こえるワケで。
あと音色!!
管楽器奏者(特にラッパ)はこれが重要。
ハイノートをスピーディーに、尚且つ正確に、「キレイでキラビヤカな音色」で射抜ければどのバンドもそのプレイヤーは放っておかないでしょうね。ホーンセクションの印象は、トップノートの質でだいたい決まっちゃいます。ここがショボければ、サイドメンがどれだけ上手でもあんまり良い印象ではなくなっちゃいます(時と場合によりけり)。トップもサイドも極上の音色が出せれば素晴らしいですよね。電気系の弦楽器奏者がエフェクターを駆使して音色を作るのと一緒で、管楽器奏者も音色は作らなければダメだと思います。トップもサイドも極上の音色だったら素敵ですよね。
さらに、スネアのアタックと寸分違わずキメられたら、これはバンドレベルがいかに高いかを意味してますね。ん〜カッコいい!!
…で、話が逸れましたがワタクシ。
上記で熱々と述べた事は、個人の優越の先にある「アンサンブル」が重要になってきます。
突出したプレイヤーがいても、合わなきゃ意味ないです。x軸とy軸が合わなきゃヘンテコなグラフになっちゃうでしょ?
カッコ悪けりゃダメです。
「ヘタなんだけどカッコいいんだよね♪」
っていうバンドってたくさんあると思います。
よ〜く聴いてみたら分かると思いますが、上記に該当するバンドは、間違いなくどこかで合ってる部分があります。
「ヘタだけどステージングはカッコいい」ってのは論外です。それじゃ、どっかのアイドルグループと一緒です。音楽家として、そんなもんOKするワケにゃいかんでしょ。出す音にオマケで付いてくるのがビジュアルなもんでね。そのオマケに音楽を終始しちゃったらおしまいです。
生演奏じゃない音楽がこの世に現れてからどのくらいか。。。半世紀くらいは経ったのかしら?
今ではデジタル機器を駆使して作成される音楽が氾濫してる。最近はジャズやクラシックまでデジタル化されてんだって。いよいよワタクシの出る幕が無くなりますね。。。
でも、ワタクシのアレンジ方法は変わらず。
パソコンは使います。クリック一つで、曲中の聞きたい部分に飛べますから。
でも、鍵盤を使ってハーモニーを組み立てて、フレーズを作って。。。。
そして、5線紙にその和音や旋律を音符で書きなぐってます。
もちろん、パート譜の清書も手書き。今や絶滅危惧種とも言われてる、パイロット社製の写譜ペンを使って。
アナログ人間?頑固?堅物?天然記念物?
…そんな事を言われた事がかつてあったけど、ん〜…。音楽に関しては、パソコンを駆使してるから先端を走ってるとは思えないんですよね。
好き嫌いの問題かもしれないけど、楽器たち(歌も含む)がイキイキと躍動して一つのまとまりになってる音楽が、どうしようもなく好きなんだな。そういうのをアレンジすると、いつも気持ちが引き締まる。心魂込めて楽器を奏でるミュージシャンの心情、無碍にはできません。彼らが奏でる音ですからね。
そう。アナログ派なので、アレンジにはちょいと時間がかかります。
でも、良い事もあります。
徹夜する事が多いので、窓から朝焼けが見えたりします。
こんな感じね。

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