「仕事」という、社会に出ては必要不可欠で、尚且つ個人の評価に直結してしまう任務を遂行するにあたって、所謂「要領の良し悪し」というのは特に重要になるんだろうと思います。
ワタシは、要領の良し悪しを分ける要素として過半数を占めるのが「記憶力」だと思うのです。
つまり、何事も最初から上手く行きっこないんですよ。
自分で一つ物事をこなしたら、それを反省して課題点を見つけて、ミスなどがあったら二度と同じ轍を踏まないようにしっかり記憶して、次回のためにしっかり準備しておく。逆に、上手く行った事も憶えておいて、同じパターンの事柄が出てきたら前回通りにやれば良いし、前回以上の結果を出すための方法を研究して、実行する。
基本的には、上記の繰り返しだと思います。
だから、何回も同じ事を言われてるという人は、どこかで「反省」という、とても重要な事後処理を怠ってるんだと思うんですよ。「反省」ってのは、「思い出す」という事かもしれず、「思い出す」ためには、その物事に集中していなければダメで、つまりは「反省」をしない、或いはできないという事は、それに対して「集中」していなかったという事かと。
気も漫ろなまま(集中できてないまま)で物事に臨んでも、ロクな事がありません。
また、気も漫ろだって事は油断してる証拠でもあって。
油断してるって事は多分、それをナメてるか、いっぱいいっぱいでテンパってるかのどっちかです。それまでの経験をしっかり記憶できていれば、ナメてもかからないしテンパりもしないワケですね。
そう、今日はレコーディングでした。
ワタシにとって最も重要視する部分はアンサンブルなもので。
音程の不具合とかリズムのずれとか。
アンサンブルほど、個人の要領を問われる内容は他にはないと思っていてですね。。。
例えば、ソロ(アドリブ)なんかは大体の人はやれるんです(ワタシはニガテですが…)。極端な話、アドリブは自分の手癖や度胸でやれますから。
セクションになると、そうはいかないです。
@周りの音と調和しつつ、Aルールを守りつつ、B自分の癖を一切排除して(AとBは一概には言えないけど。。。まあ、基本的にはって話ね)指示通りの音を出す。。。って考えると、すんげー難しいんですよ。
慣れれば大体はやれるようになるんですけどね。
え〜と。。。なんだっけ(要領を得てない…)
まあ、つまりは同じ過ちを何度も繰り返すのだけはやめましょうやって話です。
音楽に限らず、シンプルに考えりゃイイんです。ダメだと反省できたら、良くなる為の訓練をしてみたらどうでしょう。それすら考えたくないってんなら、ワタシはこれ以上なんも言えませんが。。。

0