・2003年2月12日
一気に買い替えモードに火が着き、仕事帰りにDラーへ。担当営業マンとの交渉がスタート。ネゴに入る前に、問題点が発覚。250Sだが、スポーティーパック・VDC・サイドエアバック付はメーカーの生産予定だとボディーカラーが赤と青しかない。今回も銀を考えていたのでここで大きな悩みとなる。
「銀はやっぱないですかね?」と尋ねるとサイドエアバックは無くなるが、VDC付ならDラー在庫としてあるとの返答が。おまけに純正DVDナビとマッキントッシュ付。フルオプションに近いクルマである。サイドエアバックは特に無くてもという気になり、このクルマをターゲットとして見積を作ってもらった。
値引きはいきなり%$万円引きからスタート。今払える頭金!☆△万円を入れると1.9%ローンの恩恵で月々の支払いは現状よりだいぶ安くなる。フルオプションに近いクルマなので車両価格は上級グレードの素の状態とそう大差はないが、このラインまでであれば、頑張れる範囲である。
ただし、問題は下取り額。Dラー査定だと自分の希望価格(この価格に達しなければ買い替えはなしと決めていた)に対して15万円ほど低い。52,000Kmという4年にしては進み過ぎている距離が査定のマイナス要因である。たまたまいたDラーへ出入りしている買取業者にも査定をしてもらったが、Dラー査定こそ上回ったが、希望価格に対して10万円近い開きがある。ナビを付けた状態で売るから希望価格で買い取ってくれとお願いするものの、せいぜい1〜2万円程度のアップでしかなく、取り付く島なし状態。
値引きとローンの金利は素晴らしかったが、下取りがこれでは話にならない。これ以上交渉しても状況は好転するとは思えなかったので、この日は結論を出さずに撤収。
・2003年2月14日
査定額が不満であっても、一度着いた火は消せられずということで、買取店巡りを敢行。仕事帰りに同期のS君と合流して、ガ○バーへ向かう。以前S君がこの店で買い取ってもらったことがあり、同業他社と競合させて一番高い数字が出た店らしい。ほのかな期待を寄せつつも、希望額マイナス5万円ぐらいが落としどころかな?ということで交渉に臨んだ。
査定ということで、クルマをチェックはするが、Dラーと比べるとかなり適当である。この手の店はオークションの相場を基準に実車の程度を見て判断しているようで、査定もすぐ終わってしまった。
お約束のオークションの相場の説明に始まり、向こうから具体的な金額提示は行わず、こちらから「いくらなら売る」という回答を引き出そうとする。当然「いくらなら売っていただけますか?」と聞かれたわけだが、希望額マイナス5万円をターゲットとし、値引きしろとして5万円を乗せて、「◎△□万円なら決めます」と当初の希望額を言ったところ、
「はい、やりましょう!」
と、あっさり決まってしまった。
「帰りに置いていくとかではないでしょうね?」と確認したところ、「翌月の引渡しでOKです」との返事。他店を廻って更に交渉でも良かったのだが、同期の体験からここより良い条件はなさそうだし、当初の希望額で売却できるので、その場で売却の契約書にサインをしてしまった。(汗)
先に売ってしまったので、これで買い替えは必須になってしまったのである。
帰りに今度買うクルマの事を同期と話したところ、「3リッターのレガシィなんて良いんじゃない?」って薦められた。3リッターのレガシィは全く眼中になく、価格もきちんと調べていなかった。家に帰ってカタログを見ると、GT30のスポーティーパック装着車との価格差がほとんどないことが判明。カタログや「
CLUB LEGACY」のバックバンバーを引っ張り出して読み、3リッターの情報を収集するうちに3リッターもありかな?と選択肢に付け加えていた。
・2003年2月15日
クルマの売却が先に決まったので、この日に結論を出すということで実印を持ってDラーへ。GT30の見積を取ると、250SのVDC・ナビ・マッキン付と価格は変わらなかった。とりあえず3リッターを試乗してみたかったので、試乗車がある別の営業所へ担当運転のフォレスタークロススポーツで向かう。
C型で初めてランカスター6が出た時、試乗をしたことがあるのだが、その時の印象があまり良くなく、正直欲しいとは思わなかった。GT30/RS30が出た時も簡単な試乗はしていたが、そもそもあまり興味がなかったので、これといった印象は残らなかった。そんな気持ちで今回改めて乗ると、妙なもんで、今までの印象とは打って変わって、結構気に入ってしまった。アクセルを踏んだ分だけリニアに加速する、大排気量のNAならではのフィーリングにどうもやられてしまったようである。ランカスター6では何となくもっさりした回転フィールだったが、GT30だと滑らかかつ、3000回転を超えるとシャープに吹け上がる。振動も少なく、全体的に静かである。
とはいえ、EJ25も捨てがたかった。。1時間ぐらい迷ったが、新しいエンジンと余裕の走りということで、最終的にはGT30に白羽の矢が立った。最後に担当営業マンに頑張ってもらい、契約と相成った。こみこみメーカー希望車両本体価格(税抜き)とほぼ同額での決着であった。
こんなわけで、偶々のめぐり合いというか衝動買いで我が家にやってきたGT30。もうじき2年が経とうとしていますが、次はしばらくなさそうなので、今後も大事に乗っていこうと思います。
納車初期の頃。矢島工場へ里帰りですっ

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