今日は久しぶりにプチ「
手賀沼会」をやってました。
いわゆるDIY集団ですが、工具の収集もいろいろされている方の集まりです。最近は盆栽化しているようですが。(笑)
今日のドナーは、うちの世帯主のクルマです。
V35スカイライン。3500ccのGT-8というヤツですっ。
購入から2年3ヶ月、34,000Kmほど走りましたが、エアクリーナーは新車時のままでしたので、交換してみました。
ブツは日産純正。パッケージは最新のCI仕様ですっ。
レガシィですと5分もあれば交換できますが、このスカイライン、交換がちと面倒だったりします。
赤で囲んだ部分がエアクリーナーのBOXです
レガシィとは逆で、向かって右側にBOXがあり、エアクリーナーは縦置きに納まっています。
BOX部のアップです
1.先ずはBOXのクリップ4箇所(上2箇所・横左右2箇所)を外します。これでBOXの上下が分離されますが、この状態ではエアクリーナを抜き出すことができません。上からではなく、横から抜き出さないといけません。(横からじゃないと抜けません)
2.横からですとチャンバーが邪魔なので、チャンバーを外します。チャンバーは樹脂のピンで2箇所固定されてますので、内装剥がしでこじってピンを抜きます。
ピンを抜いた状態。内装剥がしはどこでも売っているエーモン製です
チャンバーを外した状態
3.BOXの隙間からエアクリーナを抜き出すのですが、この状態ですとまだBOXが隙間が足らないので、BOX(上側)と車体を締結しているボルトを10番のコマを使ってラチェットで外します。
赤で囲った部分です
4.後は気合い(笑)で引っこ抜きます。エアクリーナーが厚いので、なかなか抜き出せないですが、どうせ古いのは捨てるので、端の方を破りながらでも強引?に、決して大きくない隙間から抜き出します。自分はBOXとインテークを締結しているボルト(4箇所)を10番のメガネで外そうとしましたが、3箇所外した時点で無意味な事に気付き、やめました。
新品と比べると物凄く汚いです。強引に引っこ抜いたもんで、端が変形してます
5.取り外しと逆の手順で新しいエアクリーナーを取り付けます。BOXに入れる時は取り外し同様、入れにくいですが、慎重にしれないと新品を変形させてしまいますので、気をつけます。
BOXに入った状態です
ボルト類の閉め忘れや、トルクの加減には必ず注意しましょう。特にボルトは過去にねじ切ったことがあるので、細心の注意が必要です。
最近のクルマはエンジンを化粧カバーで覆う傾向がありますが(富士重工もそうですが)、明らかに作業性を悪くしています。手が入るスペースが少ないので、今に始まった話ではないですがメカニック泣かせですね。
日産のクルマなのであまり参考にされる方は少ないと思いますが、DIYはお約束の
「自己責任」でお願いしますっ。(これを参考に作業されて何らかのトラブルが生じても、当方は一切の責任は負いません。悪しからず。)
では。

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