2011/12/27

「きものエッセイ」募集中  化粧品・衣料

何年かごと波のようにやって来る「着物欲しい病」。
子供の入学・卒業のシーズンに他のお母様方の上品な礼服を見た後が特にまずい。
その度、自分の腕の長さを再確認しため息をついて諦めるのが常だった。
今回は娘に振袖を着せようと呉服屋・古着屋・レンタル店と駆け回った挙句、
せっかく京都に住んでこんなにいい品が溢れているのに、
我が家に振袖と喪服以外ないのはおかしいやないかとの結論に至ったのだった。
呉服屋さんと悉皆屋さんの広告相手に、にらめっこしているそんな折。

京都手描友禅共同組合主催「きものエッセイ」募集中の記事が目に留まった。
http://www.yuzen.or.jp
入賞者には副賞として、好みの色の手書き友禅(着尺)が!
こりゃー願ったり叶ったり。
着物にまつわることなら何でもいいから、800字にまとめて応募せよとのこと。

着物にまつわる思い出…と言えば。
( ..)φ
小学校の卒業を間近に控え、女の子たちの間で
卒業式にどんな服を着るのかが話題に上がり出した頃。
母も私の卒業式の衣装を買いに、市内の小さな百貨店に連れて行ってくれた。
最上階の催事場には子供用のフォーマルウェアのコーナーが作られていた。
が、恥ずかしいことに母は売り場に着くなり店員さんに向かって「高いわねー」を連発。
居たたまれなくなった私は慌てて目についた中では一番安いワンピースを手にし、
「これでいい?」と許可を得た。値段は今でも覚えている。7000円だった。
重ね着タイプだったので、下に着るブラウスは古いので我慢しようと思った。

卒業式当日。
「ブラウスの袖が短くてみっともない」と母にお小言をもらった。
だって仕方ないじゃん。あんたが買ってくれないんだからさ。
なーんて、恐ろしくてもちろん口には出せない。
(ここまで、着物の話は出てきてません。次に出ます。)

そんな卒業式当日。母は。総絞りの着物を新調して出席した。
子供の時は気付かなかった。でも今は分かる。
あんた、その着物いくらしたんだよ〜。
卒業式の主役は子供なんだから、保護者は着飾らないのが教育ママの常識なんだよ〜。
しかしながら、その総絞りの着物。疋田絞り・京鹿の子絞りではなかったんである。
1ピースが直径7〜8センチほどの大きさで全面縦横に並んでいるタイプ。
「それは礼服にならないんじゃ…?」と
私の友人、つまり小学校6年生に指摘された母は大いにショックを受けた。
それ以来母がその着物を着用しているのを見たことはない。


…こんなエッセイ応募できないっ!
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タグ: 京都



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