2012/3/12

『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』試写会  映画

その人が出演を承諾したのなら、きっと見るに値する作品だろうと
信頼できる俳優たちが何人かいる。メリル・ストリープもその一人。
アカデミー賞主演女優賞獲得おめでとう。

現在は認知症を患い亡き夫の幻影と暮らすマーガレット・サッチャー。
市長の経験もある父親の影響で政治家を目指す少女時代から、
名門大学に入学、実業家である夫との出会い、最初の選挙、
保守党党首となり英国初の女性首相まで駆け上がる様、
11年の長期在任期間中の出来事を追想する。


昔は「英国病」と言う言葉があった。
高福祉政策のため国民は勤労意欲が低く国家財政は破綻状態。
昨今のギリシアをみたいなものを想像すればいいだろう。
で、そんな時に現れたのがサッチャー首相。
国営企業を次々民営化し財政に大鉈を振るって再建を果たした。
女性であるために敵も多いけど、逆手に取ることもできる。
時には国民のデモの対象やテロの標的になったりしながら、
男社会で戦う様子が小気味よく描かれる。
特にフォークランド諸島紛争時(アルゼンチンが英国領に侵攻)。
米国務長官に英国支持を取り付ける時の交渉術は天晴れ。
肝っ玉母さんがお子ちゃまをあしらっているようだ。

彼女は初めから良妻賢母になることを切り捨てていたので、
家庭との両立なんかで悩むことはないのだけれど、
現役を退いた後に、一抹の後悔がも。
決して可哀相な老人の昔話ではない。
老いてなお鉄の意志を望む"THE IRON LADY"の物語。

さて、日本の政治家の皆さんにこの映画を見せるべきか。
調子に乗って隣国と戦争をおっぱじめられても困る。
財政再建しなければならないけれど荒療治も困る。
サッチャーさんみたいなカリスマ的政治家は日本にいないものか。



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