2008/2/6

月イチ図書館・陰と闇  

先月、私用に借りたのは2冊だけ。
まだ家に読みかけの本があったのでそれを読むつもりだったのだが、結局読まずじまい。
あれあれ?映画も行かなかったのに。私は一ヶ月いったい何してたんだろう?
あ・・・冬眠か。

『陰日向に咲く』劇団ひとり 幻冬舎
言わずと知れた大ベスト・セラー。立ち読みでもよかったのだけれど。
岡田准一主演で映画化の話を聞き、こら読まな〜と発奮したのだ。
全5編からなる短編集で、それぞれ少しづつ登場人物が重なっている。
器用な人だ。人間観察が得意なんだろう。
一人で何人もの人物を演じ分ける芸風そのもの。
しかし外から観察できるのは表層に現れた部分だけ。
その中心にあるのは作者一人。多面体のどの面が上に来るかの違いのみ。
ころころ転がる分、意外と中心は浅い所にあるのかも。

あるTV番組で。
ニートの青年が「いつ死んでもかまわない」と言ったところ、
劇団ひとり氏「なら今すぐ死ね!」と発言した。
お笑い芸人さんというのは、下積み時代に人の親切に合ったり、
その逆の嫌な面を見せ付けられたりして人間ができていると思い込んでたんで、
このセリフはショックだった。おいおい。ほんまに死んだらどないすんねん。
ま、ニート役を演じている売れない俳優さんだったかも知れないけどね。
芝居でも、演技でも、仕事でも。他人に対して「死ね」と言う人は好きになれない。
この人、劇団ひとり氏、日の当たらない陰は知っていても、
光のない闇を知らずに育ったんじゃないの?と思えるぐらいの
深みのない器用にまとまった本だった。これ、映画化してもな・・・。


『図解よくわかる英雄と魔物』インターノーツ(保坂俊司監修)PHP研究所
洋画を見てる時、外国の神話や伝説の知識がないと分かりにくいので、
ちょっくら勉強しようかな、との動機。
主にアーサー王伝説、ケルト神話、北欧神話を紹介している。
例えば・・・。
ランスロットがアーサー王の嫁を寝取っただ〜?
マーリンの最期は色ボケして女に騙されただ〜?

ディズニー映画の『王様の剣』しか知らんかったんで目から鱗がポロポロですわ。
アラビアン・ナイトで有名な『千一夜物語』だって初っ端は
王妃様主催の大乱○パーティーだったもんな・・・。
やっぱり大人はダイジェスト版じゃなくて、しっかり全集を通して読まなきゃ。
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