例年なら、徳島の阿波踊りは15日に幕を閉じる。
だ〜が、今年はちょっと違う。
なんでかというと、
さだまさし原作の小説
「眉山」が映画化される事になったのだ。
ちなみに、眉山(びざん)は徳島の中心街にある、お山です。
私は原作を読んでないから
内容は全然知らない。
ローカルTV局でエキストラを大々的に募集していたが
応募する気もなかったし
主演の松嶋奈々子のファンでもなかった。
だが、友人のそのまた友人が
行く筈だったエキストラに行けなくなり、
その参加証が廻ってきて
ぜひ行きましょう・・・と連絡があった・・・・・。
ん、じゃ行ってみよっか〜!
8月19日PM7時
ロケの為、阿波踊りが終わっても取り壊されなかった
演舞場での撮影である。
有名連が総出演の大掛かりな撮影だったが
私と母、友人Wの3人で到着した頃には、ほぼ8割位の
桟敷席が埋まっていた。
主演の松嶋奈々子、母親役の宮本信子、
医師役大沢たかおetc・・・
この日の観客役のエキストラ3000人・・・げげっ!
主に演舞場の中心から東の入り口付近で撮影。
私達は西の入り口近く・・・・全然見えやしない!(怒!)
なによお〜こっちは居なくても全然関係ないじゃん!
双眼鏡で見ても豆粒みたいに小っちゃい(T_T)
Kinkiの大阪ドームコンサを思い出すにゃあ・・・
なんかつまんないので、エキストラ用の屋台に行って
たこ焼きをチョイス。これはタダではない、有料である。
撮影終了は12時だけど、早めにフケてやる!
最後まで居ないと、参加賞の「手ぬぐい」は貰えないけど
欲しくないし、そんなの。
帰って「チャングム」でも観ようと思ってたら
母がどこにも居ない「ええ〜〜!」
携帯で妹に車で迎えにきてくれるように頼んだのに
待ち合わせの時間が迫ってんのにい〜(@_@;)
慌てて探し廻ったら
なんと撮影現場のまん前で「大沢たかお」を
うっとり眺めているではないか!
母は彼の大ファンなので、せめて一目でもと諦め切れなかったようだ。
無断で越境超えして、スタッフに怒られる前に
大慌てで母を連れ戻した・・・・(大汗)
8月27日PM7時
なんと、私はまたエキストラに来ていた(性懲りもなく)
実は19日にたこ焼きを買いに行った時に、屋台の近くで
募集していたスタッフのお兄さんに頼まれたのだ。
今度は街中で200名の募集。
抽選だし当たる確率は低いし、まっいいか〜て感じで
なんとなく申し込んでおいたのが当たってしまった(≧▽≦)
今度は終了がAM3時の長丁場・・
私と友人Wちゃんはもちろん途中で「ドロン」するつもりである。
レストランで「飲茶食べ放題」で腹ごしらえしてたら
思い切り開始時間に遅れてしまった。
撮影合間の休憩中のエキストラの面々
場所は新町橋の上と
ボードヴォークの2箇所
松嶋奈々子演じる咲子が
通行人を掻き分けて大沢たかお扮する医師を
探しすシーン。
合計3カットに8時間もかけるなんて、映画って大変だね〜〜
何度もテストを繰り返して
本番も何度もカットと声がかかり
OKがでたら皆で拍手〜!!
根性と忍耐だね・・・・私の辞書には無いよお〜。
もちろん私達は通行人のエキストラ。
今度は間近で奈々子サンを見た!
橋の上では2度
ボードヴォークでは私の横を何度もすり抜けていった。
やっぱ綺麗だ〜背高〜い・・と感心してたら
その時、助監督が私の傍にやってきた。
「あのね、ただぼ〜っと歩くんじゃなくて、友達と話してたら
夢中になって立ち止まったり笑ったりするでしょ?
それが個性だからね」・・・えっ私に演技つけてんの?
他に人いっぱい居るのに?私に言わんでも・・・
んなら、やってやろうじゃん!とついその気になって
友人の肩をバンバンたたいて、可笑しくもないのに
大笑いしてやった。
通行人の最前列に居たからフケる事も出来なくなって
結局最後まで頑張ってしまった。
帰りに「手ぬぐい」と、うどんとお茶を貰って帰ったけど
Wちゃん、寝ながら仕事したんじゃないのかな(;^_^A
放映は来年の初夏だそうなので
出演者(爆!)として観にいかなくちゃ・・・でも
ホントに映ってんのかな私達・・・


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