
高山市第7次総合計画後期計画の策定年となっている今年度ですが、市民アンケートの調査結果が発表されています。本年6月5日〜26日にかけて市民3000名を対象として行われた調査の結果です。併せて同時期に市内に事務所を有する226団体からもアンケート調査を行いました。7月13日から31日までかけて、21カ所で行われた市民懇談会における意見もまとめられました。7次総に掲げた基本施策
「やさしさ」のあるまちづくりをめざして
地域福祉・児童福祉・高齢者福祉・障がい者福祉・健康・保健・医療
「すみよさ」のあるまちをめざして
自然・景観・道路・交通・住宅・公園・上下水道・環境・衛生
情報・防災・安全
「にぎわい」のあるまちづくりをめざして
観光・農業・林業・畜産業・商業・工業・労働
「ゆたかさ」のあるまちづくりをめざして
学校教育・生涯教育・スポーツ・文化・地域
「構想の着実な推進を目指して」
市民参画・行政運営
の各分野について、今回市民の満足度や重要度についてもアンケートの中で回答を求め、%として表示されました。
今まで、一般質問や施策要望などで、総合計画における目標の指標化を導入することを求めてきましたが、今回手探りの調査ですが一応市民の満足度を示すことが出来ました。しかしながら予め総合計画の中に成果指標を掲げ、その到達度を測ることで内部の検証を行い、外部の評価を組み合わせてて、市民満足度を検証していく、目標の指標化で事業を評価する道程には遠く、今回のアンケートを踏まえた7次総合計画後期計画に、その考え方を組み入れられるかが問題です。
今回の調査結果は全て読ませて頂きましたが、地域振興、産業政策、安心安全、教育などの分野で、市民の皆様のご意見が多かったのではないでしょうか。
市民福祉の向上と安全安心のまちづくりは地方自治体の責務です、地域の経済を発展させること共に、私たち議会の政策の柱です。今後の予算要望や施策の提言にも参考とさせて頂きます。

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