
昨日高山消防署で行われた、高山支団第2分団七日町班の消防車受け渡し式に出席してきました。"一日も早く新車両の性能や機器類に熟達される様訓練に励んで頂きたい"等の訓辞のあと、七日町班に待望のCD−1型消防車が引き渡されました。画像左がこれまでの車両、右が新しいCD−1型ポンプ車です。
高山市消防団は、現在10支団42分団122班体制を取っています。ポンプ自動車は51台、可搬ポンプ付車載車87台、小型動力ポンプ36台を装備して日夜地域の防災活動に従事していただいています。
キャブオーバー型のCD−1型消防車への更新が進んでいるのですが、どのくらいの更新率なのかを問い合わせました。今年3台を更新して残りは9台であるとの回答でした。旧型車のベースになっているのは「ニッサンサファリ」ですが、この車種は生産が中止されたそうで、修理時の部品調達には苦労しているとのことでした。高山市の基準では24年〜26年が更新の目安となっているとのことでしたが、生産中止の事情から20年くらいでの更新に切り替え、今後数年で更新が終了するとのことでした。ちなみにCD−1型消防車は一台約1600万円程といいます。提出される予算を審議する立場ではありますが、早く更新が完了することを願っているものの一人です。
常備消防の方はポンプ車で3600万円、タンク付き消防車だと4500万円、救急車が3000万円くらいするんだそうです。一番お金がかかるのがはしご車で、長寿命化の為のオーバーホール代が約3000万円という値段だそうです。
市民の生命・財産及び身体を守るための投資は、なんとしても確保していかねばなりません。今後も計画的に整備して頂くことになります。
ここ数年消防団員の確保が難しいと言われています。統計では不足を補うための機能別団員が54人と出ていました。登録された消防団員OBの皆さんには、心からありがたいことだと思って感謝しています。しかしその方達を含めても条例定数にはまだ100名余が不足しています。今後とも地域全体でこの問題に取り組んでいかねばならないと思っています。今日はちょっと消防のことを調べてみました。

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