昨日お昼前のNHKテレビ「目撃・日本列島」を見ました。”過疎の農村にお宝あり”のタイトルで長野県上田市武石地区の農家民泊の取り組みを紹介していました。グリーンツーリズム・農家民泊の取り組みは各地で盛んですが、武石地区では10年前に小林さんがリーダーとなって運動が拡がり、今では15〜6軒が参加する地域の取り組みとして根付き、これまでに6万人を受け入れたとレポートしていました。過疎の村にあっては物を売る事には限界がある。人に来てもらって成り立つ農村を目指し、サービス提供型で生きていくしかないととその取り組みについて語っておられました。
その極意はありのままの生活の中で受け入れることで、過疎の農村の暮らしぶりの中に「心の豊かさ」を訴える交流を広げていくということで、日本各地の中高生が武石地区へ訪れる様子が映し出されていました。今回は台湾の高校生を受け入れるまでになった様子もレポートされていましたが、運動を立ち上げリードしていくリーダーの気概と、もてなしの心で交流を支える村民の気持ちが伝わる番組でした。こうした取り組みについては、前に飯田市を中心とする「南信州観光公社」の取り組みを視察調査してきましたが、農家民泊を中心とした活動では同じような考え方で運動を展開されていました。ただしこちらは公社という機関がコーデイネートしていました。

昨日は朝市で買い求めた「朴葉もち」を食べました。餅は焼くと朴の葉が自然とはがれ良い香りが立ちます。夏を感じさせる食べ物の一つです。私は醤油を垂らした出汁とネギで食べるのが好きです。「シンプルイズザベスト」というところでしょうか!美味かったですよ〜!

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