
12日、13日と議長会に出席のため東京に出張しました。12日は広域行政圏市議会協議会、13日は全国市議会議長会社会文教委員会総会への出席でした。12日の会議では講師より「より弾力的な広域連携」へ向け動き出す基礎的自治体のあり方について説明がありました。平成の大合併以後の広域連携については、定住自立圏構想が打ち出されていますが、さらに弾力定運用が出来る広域連携を促すと共に、条件不利地域については都道府県の垂直補完の可能性を打ち出すなど、一歩踏み込んだ内容ともなるという説明でした。県尾垂直補完については確か平成の大合併の折りにも言われていたことではあるのですが・・・。岐阜県からは高山市、関市、中津川市、恵那市、瑞浪市が出席し美濃市は副会長市としての出席でした。県下では平成の合併では合意できなかった美濃市議会が副会長市となっているなど、少し釈然としない当て職でもあるのかなと感じましたが、全国的に問題もあるようで脱退市議会が相次いでいるとの報告もありました。また飛騨圏域としての連携は必要と認識していますが、高山市は日本一の広さの自治体となるなど手一杯の処もあり、下呂市、飛騨市が会員となっていない等複雑な思いの中で出席してきました。
13日の全国市議会議長会社会文教委員会総会では、これまで3回にわたり協議を続けてきた内容等に鑑み、厚労省介護保険課長さんと文科省大臣官房会計課長さんから、それぞれ今後の政策方針と予算処置などについて講演して頂きました。
特に地域包括ケアシステム導入の背景とその概要について説明を受けました。団塊の世代が後期高齢者の仲間入りをする2025年度(平成35年度)以降は、国民の医療や介護の需要が、さらに増加することが見込まれています。その為住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムを構築していく必要性を強調されました。後日高山市の現状も分析してみたいと思います。
13日は午前中TRC本社を見学させていただき、シヨ-ルームで最新の図書貸し出し・返却システム等を解説して頂くと共に、高山の図書館設立時に御尽力頂いた「谷一会長」から社の現況などについてお話を聞くことが出来ました。大変参考になりました。

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