衆議院選挙も後七日、本当の終盤となってしまいましたが、今年の夏は7月の長雨に続く天候不順で、夏らしいん入道雲が湧き起るような日をあまり経験しなかったように思います。夏といえば長閑に鳶が弧を描いてピーヒョロロと鳴く、といった情景にもトンとお目にかかれなくなってしまいました。夏はイベントやらお盆、帰省した知人親戚とのお付き合い等など、とかく忙しいものです。今年もそれなりに忙しかったのですが、久しぶりに何冊か本を読みました。選挙前のマニュフェスト熱気といったようなものに当てられたのかもしれませんが、夏にこんなに本を買い込んだのは久しぶりです。
「日本国の正体」 長谷川幸洋著
「官僚との死闘七00日」 長谷川幸洋著
「ローカルガバナンスの実証分析」 坂本信雄著
「人口流動の地方再生学」 松谷明彦著
「知っておきたい日本の神様」 武光 誠著
「古代文明と気候大変動」 ブライアンフェイガン著
「議会基本条例の展開:その後の栗山町議会を検証する」 神原勝他共著
印象に残る内容もあれば、目を通しただけといったものもあります。乱読の類で睡眠時間を削っただけなのかもしれません。長谷川さんの2冊は面白かったです。いわゆる「官僚内閣制」ものです。
地方自治関連のまちづくり本2冊はなるほどといった点や、参考になる考えなど勉強させていただきました。タイトルに惹かれて買った2冊、神様の出自本はそれなりに読ませていただきました。「古代文明と気候大変動」は、いまだ進行中です。ちょっと活字が小さいので、どうも老眼鏡の買い替え後に再挑戦ということになりそうです。
議会基本条例関係はこれまで何冊か読みましたが、やる気のないところには成果は生まれぬといったところでしょうか。
9月議会前の協議会が続いています。景気対策交付金の未消化分の約7億円について補正が組まれるものと予想しています。100%交付金というものに対して、どう使いこなせるのか、又景気対策についての基本的な姿勢といった点についても、よく検証していきたいと思っています。

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