
今日の読売新聞朝刊29面の岐阜版、「食べものがたり」に高山ラーメンが取り上げられていました。「伝統のしょうゆ味を守る」と題する記事は、高山麺類業組合組合長の、中華そば専門店「つづみ」2代目の鈴木雅成さんの解説を引用して、高山の伝統のしょうゆ味を紹介してくれました。
元祖とされる真砂の先代は日本料理の板前さんでした。その為和風だしの味を活かした独特のスープを高山で広めました。今も多くの皆さんが食される高山ラーメンは、地元では支那そばとも中華そばとも呼ばれますが、市内の多くのお店で提供されています。麺類業組合加盟店は42件ありますが、その内15軒の中華そば専店がその味を守ってくれています。私のHPでも何軒かのお店を紹介しています。
朝出汁を取る中華そばやさんのにおいは、ああ今日も又中華そばが食べられるという安心感を与えてくれます。お昼に食べる中華そばは、「昼からも頑張るぞ」という気にさせてくれます。夜仕事帰りに一杯飲んだ帰りには、「締めにそば食べていこうか」という事になります。高山には欠かせない食文化の一つです。

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