
NPO法人「野あそび倶楽部」が活動を始めて10年が経ちました。さる11月15日には創立10周年の集いを開催しました。野あそび倶楽部のニュースレター(会報誌)も30号を数え、会員の皆さんの手作りで発行され、活動報告や自然観察のシリーズものもあり毎号楽しみにしています。
11月25日号は10周年記念号という事で、理事長「田中正文」さんが
『たいしたことでないことがたいしたことになっていく』という挨拶を書かれています。
「障がい者の余暇活動の一助になればと、皆で一緒になって野山に入り10年という年月が過ぎました」から始まる、野遊び倶楽部の沿革です。
振り返ればあっという間の10年でした。私も呼びかけ人の飛騨山岳会の木下さん、保谷さんに誘われ発起人に名を連ねさせていただいた一人です。当初は法人登録や事務局体制の確立、資金面での苦労が続いたものですが、10年という区切りまで継続してこられたのは、会員皆さんの力が結集してのことと感謝しています。現在は少し忙しく年間スケジュールのうち半分出れればいいところですが、都合のつく限り出席してお手伝いをさせて頂いています。
この10年間で65の事業を実施し、参加者は885名、サポートに1,146名の方が参加されています。活動資金は会員の会費を主に活動しており、会員の手弁当でのサポートが頼りです。
障がい者の野外可集いですので、登山やハイキング、スキーや森林浴などが主な事業です。その他ボランテイアに必要な知識や技術の習得のための学習会も実施しています。
現在私は倶楽部の顧問をさせて頂いていますが、サポートに一日行ってくると爽やかな気持ちで一日を終えることができます。野遊び倶楽部で知り合えた人々も多く、若い参加者の皆さんとも友達になることができました。皆さんもどうぞ会員となっていただければ幸いです。
年会費は3,000円です。家族会員は1,000円ですのでご夫婦、お子様を誘ってご入会も大歓迎です。
事務局は〒506-0001 高山市冬頭町718-3 切田末男さん方です。携帯090-3480-1372です。

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