新年明けましておめでとうございます。
本年も当ブログをよろしくお願いします。
さて新年の楽しみは
正月映画だが、近年
シネコンの影響で
どこへ行っても同じ映画ばかりで面白みがない。
(ミニシアター系は、テナントビルの関係で
元旦は休みだし。)
女房と初詣の帰り、ミナミにくりだし繁華街を歩くと見覚えのある
放浪紳士の看板があった。
そう、千日前の
<国際劇場>で
チャップリンの特集がやっていた。
早速、2日のレイトショーの
『チャーリー・チャップリン ライフ・アンド・アート』を観る。
というわけで、2008年第1弾は チャールズ・チャップリンの
『街の灯』 ね。
放浪紳士と
盲目の花売り娘の恋。
ヒロインの目がみえないのがポイントね。
トニー<赤木圭一郎>の
『紅の拳銃』やチョウ・ユンファとサリー・イップの
『男たちの挽歌 最終章』でもあったように、数多の作品スチエーションの原型になっていることは間違いない。
ところで「ライフ〜」のほうだが、
女房いれて6人しか観客はいなかった。
<国際劇場>は2階席まであって、前来たときより多少キレイになってたのにサビシイ入りだ。
小学生時代
『燃えよ!ドラゴン』をここで観たときは、
劇場に入れないぐらいの立ち観だったのにね。
<なんばパークスシネマ>が出来た影響か、ここだけは洋画系列からはずされたみたい。
昨年からミニシアター系の韓国映画や過去の再映をやっている。
でも広くりっぱな造りの劇場は、昔の<映画館>を思わせなつかしくなる。
チラシが置いてあったがシネコンとは別のかたちの映画館として<京マチ子名作映画まつり>など
独自のプログラムをやっていくそうだ。
エクセス系の<国際地下>や、<道頓堀東映>がなくなったので唯一東映系の香りを残す<国際シネマ>とあわせて
これからもシブトクがんばって欲しい。
オークションしたいひとは、こちらを見てね。
『チャップリンの黄金狂時代』
『キッド』
のパンフレットもあるよ。

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