昨日のYAHOOの速報より、
東京都大田区のマンションで1月26日無職男性が刺殺された事件で、警視庁捜査1課と田園調布署は1日、殺人容疑で現場に住み男性と交際していた木村衣里容疑者(31)を逮捕した。
木村容疑者は女優としてセクシー系Vシネマに主演、「女囚肉体懲罰房」などR-18指定のハードなエロチックサスペンスに主演し、「満たされない人妻 昼下がりの秘密」では羽賀研二と共演している。関係者によると、身長170センチ、バストは90センチのEカップ。抜群のスタイルと美脚を生かし、キャンギャルやイメージガール、レースクイーンとしても活躍。99年にはヘアヌード写真集を出版。ド迫力ボディーを披露している。現在は女優業からは身を引き、父親の会社の取締役をしていたという。
女囚モノのヒロインが
ホントに逮捕されたとは!
この手の映画は個人的に好きで
『女囚肉体懲罰房』もレンタルで観てる。
木村衣里は最後に無実の罪で絞首刑にされてしまうのだが(実際の裁判では、そうはならないが)
本日は
女囚映画についての考察。
最近ではVシネマの
人気ジャンルとなっている。
ほしのあき
『野獣(クーガ)の城 女囚1316』浜田翔子
『女囚Σ』ら
B級アイドルの登竜門から、
木内あきら、根本はるみ、嘉門洋子
『女囚611獣牝(オンナ)たちの館』山崎亜美
『女囚カオリ 監禁懲罰房からの脱獄』楠城華子
『女囚 07号玲奈』ら
盛りを過ぎたアイドルの救済策まで
百花繚乱の花盛り。
もともと
『ナチ女収容所 悪魔の生体実験』に始まるダイアン・ソーン演じる
イルザ様シリーズとか
ジャック・ヒル『残酷女刑務所』や
ジェス・フランコ『女囚監禁 ダーティ・プリズン』など、その手の映画の
巨匠もいるカルトなジャンル。
サディスティックな
拷問・処刑や、女囚のレズ、シャワーシーン、キャットファイトなどお約束の男性好きの
エロの王道がいっぱい。
で今日の紹介は、スェーデンで最後の断頭刑に処せられた女囚を描く
『断罪』 。
実話の映画化です。
こう云う
実録的<女性が悲しくも逮捕されて裁判を受け死刑になる。>のもジャンルとしてあります。
ハリウッドでは、シャロン・ストーンの
『ラストダンス』、
クロード・シャブロルの
『主婦マリーがしたこと』もあった。
メナハム・ゴーラン
『ハンナ・セネシュ』、最近の
『白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々』
など
ナチス時代の受難劇も多い。
突き詰めれば、ドライヤー
『裁かるるジャンヌ』、ブレッソン
『ジャンヌ・ダルク裁判』
はじめ、バーグマンからリヴェット、ベッソンまでの一連の
ジャンヌ・ダルクものは、このジャンルの元祖と云える。
さて
日本映画の女囚ものの王者は、
なんといっても梶芽衣子演じる
『女囚701号 さそり』だ。
シリーズ4本(
『女囚さそり 第41雑居房』『女囚さそり けもの部屋』以上は伊藤俊也、
『女囚さそり 701号怨み節』は長谷部安春)、多岐川裕美
『新女囚さそり701号』、夏樹陽子
『新女囚さそり特殊房X』の新シリーズ、Vシネマに移っても岡本夏生
『女囚さそり殺人予告』、斎藤陽子
『SASORI IN U.S.A.』、小松千春
『サソリ 女囚701号』『サソリ 殺す天使』、
最近はNHKのBSでもドラマ化され、
タランティーノもお気に入りだ。
(
『キル・ビルVOL.1』の主題歌は「怨み節」)
てゆうか、野田幸男
『0課の女 赤い手錠』(Vシネは
『ゼロ・ウーマン』シリーズ)、曽根中生
『スーパーGUNレディ ワニ分署』(同じく
『82(ワニ)分署』シリーズ)から
尾崎魔弓の
『ザ・ヒール・ストリート』まで、
原作者の
篠原とおるこそが、
<レディース・アクションの神様>である。
このオークションは終了しました。
元祖WIP(WOMEN IN PRISON)映画
『チェーンド・ボディ非合法女子刑務所』のビデオもあるよ。

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