本日より、さぼっていたブログを再開する。
ここ数か月、親父が亡くなったり、スランプだったりで更新できなかってゴメンなさい。
リハビリがわりに好きな監督作品のことを書いてみる。
イギリス出身のPUNK野郎、
アレックス・コックスだ。
1954年生まれだから兄貴世代になる。
大阪初登場は、当時はミニシアターがなかったから
SABホール(現リサイタル・ホール)の
全大阪映画サークル協議会の
最新SF映画の2本立だった。
(同時上映はソ連映画の
『ピルクスの審問』)
で、そのデビュー作の
『レポマン』 のビデオ。
<REPO MAN> とは、自動車のローンを払わない輩から、合法的(?)に車を盗みだす
自動車泥棒たちのこと。
スーパーをクビになったプータローの主人公が、その一団に加わり、なぜかトランクに積まれた
宇宙人の死体が話にからむ。
ロスの地図に
イギー・ポップの軽快なギグがかぶさるTITLE BUCKから、ブーツだけ残して
白骨化して消える白バイ警官、イカレたパンク野郎たち、
UFOとなったシボレーが夜空に消えるラストまで監督のPunkSpiritsがいっぱい詰まっている。
主演は、チャーリー・シーンのお兄ちゃんのエミリオ・エステベス。
ビリー・ザ・キッドを演じた
『ヤングガン』シリーズや
『地獄のデビルトラック』(監督がスティーブン・キング)、パロディの
『ローデッド・ウェポン1』等、
B級映画専門の反骨兄貴。
親父は
『地獄の黙示録』で有名なマーチン・シーンだが、エステベスが
本姓なのだ。
オークションしたいひとは、こちらを見てね。
エミリオ版ボニー&クライド監督主演の
『ウィズダム夢のかけら』のパンフレットもあるよ。

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