2006踊り収め。「Fight me now!」
晦日まで舞台が出来るなんて、ありがたいことです。
マカオでは前回のマイケルとの戦いに続き二回目。
しかも、岩下徹さんと。
岩下さん、相変わらず、なんか、うれしくなっちゃうんだよなあ。
こんな気持ちは中学の釣り仲間松田君と一緒にいるときみたいだ。
僕よりもずっと上なのにラブリーで。
岩下さんとお昼食べながら、昨日を省みる。
観客も大喜びだった。
たしかに、あるレベルはイっていた。
しかし昨日のは、音楽が随分と語りすぎていたよう。
ラブソングが多かったので、全部愛の物語に集束してしまったのではないか?というアドミニストレーターのSinちゃんから出ていた意見も間違いではない。踊り自体を見ていたErikも音楽が語りすぎ一方向に流れすぎとのこと。
松島vs岩下の真骨頂は一瞬先も読めないリアルインプロビゼーションじゃないか!それが足りない、とのこと。
確かにラブソングは強い。
抽象を抽象のまま、ふわりと空間にとどまることを許さず、まさにこれは、「こんな愛」だと決定してしまう。
僕らの関係(?)はそんな単純じゃない。
Fightのスタイルも3分間15ラウンドというやり方から、30分2本勝負ではどうか?と岩下さんからの意見。
いろいろ話し考え30分×2、で、前半30分は無音で行くことに。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
無音にしたことで音に引っ張られずに次々イメージが連鎖する。
今まで気配りできなかった大きな劇場の隅々までみみをすまして。
音に縛られずに、楽に動ける。
僕のラクさは岩下さんにも伝わったと思う。
気持ちが、ノリが?がる。
イメージが連鎖する。
呼応する。
自分でも分からない何かに引っ張られて、ふたり旅してるのが分かる。
満足いく出来栄え。
よかった。
ありがとうございました。

0