なんか最近のTVのニュースとか聞いてると変な話が聞こえて来て気になるっス。
『
ボランティア』って基本的に『
自発的』かつ『
無償』だからボランティアなんじゃないの?
それを権力が一律に特定の年齢層の一部に強制したら、『ボランティア』じゃないじゃん。
強制労働ですらないよね。
“労働”と言うからには、その対価たる賃金(或いはそれに類する最低限の生活条件)が支払われるが、もしそれが“無償”であれば、それは“
奴隷的使役”と言わざるを得ないだろう。
これは
租庸調で言う所の“
庸”であろう。
ただでさえこれから租税が際限なく上がって行くのであろう時代にあって、時の権力は国民に対して“庸”まで課そうと言うのか?
己が無能と無節操を恥じ入るべきであろう。
ボランティアを強制する代償として「国庫から一定の見返りを支出する」と言う折衷案が仮に出て来たとしても、国民の
職業選択の自由等の
自由権を侵害している疑いが大きいので、やはりおいらは反対である。断じて反対であります。
また、もしこの考えを実現させようと言うのであれば、せめて、せめて“ボランティア” を課される側の年齢層にも成人と同じく
選挙権を与えて、その信を選挙の度に問うべきであろう。
そもそもボランティアを一部の年齢層の国民に強制しようと言い出した者達は、他人にボランティアを押し付けても良いほどに、今までに沢山のボランティアを本人達は果たして来たのだろうか?
「甚だ疑わしい」と直感ぜざるを得ない。
前線で戦ったこともない者が『生きて虜囚の辱めを受けず』とか何とか言っちゃって、前線の民間人にまでも自決を強要したのと同様の卑劣さが感じられてキショいです。
いま世間で問題視されている別の政治的社会的問題と敢えて絡ませることによって、“ボランティア”という美しい単語さえ利用すれば「何でもアリアリ」だと勘違いしてんのかも知んないが、要するにこれって
徴兵制導入の地ならしなんでしょ?
物凄――――――−っく気持ちが悪いです。 きんもー !!
先日TV番組の『
太田総理』でも、あるタレントさんが番組内で同じような内容を「マニュフェスト」として提案(もちろん太田総理は反対)していた。
多分そのタレントさんはあくまでも良かれと思って(或いは番組進行上のシナリオか?)提案したのだとは思うんだけど、それを番組内で“可決”させちゃう製作側の姿勢って何?
報道機関でもある筈のTV局が、そうまでして権力に尻尾が振りたいんですかぁ?
え〜〜〜〜〜〜〜〜っ !? て感じでした。
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