7/6(金)放送の『
爆笑問題のニッポンの教養』は
電気自動車エリーカについてでした。
この『エリーカ』については何ヶ月か前の『久米宏 ラジオなんですけど』
でも取り上げてたなぁ。
この『爆笑問題のニッポンの教養』の『エリーカ』の回について書かれていたよそ様の日記に何気なくコメント

を書いてるうちに、何となくアレコレ調べ出していろいろと思う所に辿り着きました。
電気自動車はヲタ的には夢のある話なのですが、技術的にはもう実用化されていてもおかしくないレベルに達している…、
と言うよりは、実はもう既に10年くらい前に
カルフォルニア州では
実用化されていたそうです。

その車は
GM社の『EV1』というそーです。クリントン政権の時代に一気に実用化させたそうです。
凄げえよ、さすがアメリカ。


しかし
ブッシュ政権の今では、その事実は
「無かったこと」になってるそーです。
その辺りのことは『
誰が電気自動車を殺したか?』と言うドキュメンタリー映画で詳しく紹介されているそーですが、日本では公開されてるのかなぁ?
個人的には日本語字幕付の公開、またはDVDでの販売を望みます。

この映画については、TBSラジオの『
ストリーム』と言う番組で映画評論家の
町山智浩さんという方が紹介してたのを、そー言えば聞いた記憶があります。
技術的には電気自動車は
燃費(?)と言うか
費用対走行距離が物凄く良いようです。内燃機関に比べてもエネルギーロスが格段に少ないらしいです。
二酸化炭素の排出量についても火力発電所の排出量を計算に入れても、ガソリン車よりはるかに少ないのではないでしょうか。
タイヤにモーターを仕込むタイプだとエンジンルームが不要になるので、デザイン的にも革新が起こるのではないかと思います。
『EV1』については家庭用のコンセントで一晩あれば余裕で充電が完了していたようで、昼乗って夜充電すると言う使われ方が多かったそうです。
『エリーカ』も実用化されればそうなるのかのぉ。

インフラ面についても、ガソリンスタンドで家庭用コンセントを揃えればすぐにでも整うのかも?
価格も量産軌道に乗ればいずれ安くなるのではないでしょうか。
構造自体もシンプルなので、一台当りの価格も今のガソリン車よりも格段に安くなるのかも。
今後の技術的な課題としては、充電時間の短縮が必要だとおいらは思います。

ガソリン車はガス欠を起してもガソリンを入れればすぐに動きますが、電気自動車は今の技術のままでは電池切れを起こしたら何時間か充電しないとすぐには動けないのかも?
長時間長々距離の移動が求められる場合には電気自動車は(今の技術のままでは)向かないと思います。
その意味では当面は
ハイブリット車の方が実用的なのかも知れないですね。

しかし通勤用や休日にしか乗らない場合など、用途さえ明確に立て分ければ、電気自動車は経済的だし大変に便利なのではないでしょうか?
ブッシュ政権を支える某国の石油業界は電気自動車の技術を無視する一方で、石油の値を吊上げつつ、
バイオエタノール目当てで穀物を買い漁り、食料の値をも吊上げようとしているのでしょうか?
彼らの身勝手な私利私欲のために、彼ら
ネオコン系以外の我々大多数の人類が、燃料や食料の値上げに苦しむのは大変に理不尽に感じます。
電気自動車の技術は、まず国内の自動車メーカーが世界に先駆けて早急に実用化すべきだと考えます。
そんでもって石油の値上げに直面してる北米市場で、力いっぱい荒稼ぎしよーぜ。うへへへへ


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後年『『誰が電気自動車を殺したか?』の
DVDをアマゾンで見つけたので、貼ってみた。

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